こんばんわ『坊主(ボウズ)』です!!
今回は「テレビ」について触れたいと思います。
最近では、「テレビ離れ」と言われ、視聴率が悪いなどと聞きます。
確かに、自分も最近忙しくテレビを見る機会が減りましたが、欠かさず見ている番組があります。
それはTBSで放送されている『クレイジージャーニー』です。
ご存知の方もいらっしゃると思いますがこの「クレイジージャーニー」とは
2015年1月2日のお正月の特番で放送があり、反響があり同年4月からレギュラー放送されています。
MCは
ダウンタウンの「松本人志」さん
バナナマンの「設楽統」さん
女優の「小池栄子」さん
「クレイジージャーニー」とは何かというと
世界を巡る狂気の旅人(クレイジージャーニー)の事です。
冒険家、ジャーナリスト、写真家、登山家などのさまざまな職業の方が出演されています。
自分は、バラエティー番組をよく見ているのですがこの「クレイジージャーニー」だけは他と違います。
普段、バラエティー番組では取り上げられない「マニアック」な題材が数多く取り上げられています。
今回、ご紹介するのは『大阿闍梨・塩沼亮潤(だいあじゃり・しおぬまりょうじゅん)』さんです。
この方は、冒険家でもなく、ジャーナリストでもなく、旅人でもない、お寺の「住職」さんです。
この方の何がクレイジーなのかというと、『千日回峰行』と『四無行』という苦行(修行)を行った方です。
まず、「千日回峰行(せんにちかいほうぎょう)」とは
奈良県にある大峯山の山頂にある大峯山上本堂までの往復48キロの山道を1000日間、1日も休まずに歩き続けるという行です。
この行は、1000日間連続というわけではなく、山を歩く期間は山開きされている、5月3日から9月22日まで間だけであり、千日回峰行が終るまで約9年間かかるそうです。
標高差「1300メートル超」の山々を歩き続け、この行に入ったならば、決して途中で止めることのできない掟があります。
しかも、塩沼さんはこの行の最中に「熊」の襲われていたことを番組内で話されています。
この辛い行を満行された翌年に「四無行」を行います。
次に『四無行』とは
9日間「断食(食わず)」「断水(飲まず)」「不眠(寝ず)」「不臥(横にならず)」の命掛けの苦行です。
「生きて帰る確立は50%」という危険極まりない行です。
塩沼さんはこの「四無行」の中で一番辛いことは「水が飲めない事だ。」と番組内で話されていました。
残りの3つは「そんなに大変ではなかった。」と言っているのが驚きでした!!
しかもこの四無行は、「1300年」の歴史があり、今までの歴史の中でこの苦行を達成したのは「2人」しかいません。
この「四無行」を無事に満行なされ、「大阿闍梨(だいあじゃり)」という、得の高い称号を与えられたそうです。
塩沼さんの言葉に『人生生涯小僧の心』というのがあります。
「この辛い修行は終るけれども、明日からまたいつもの生活に戻る、小僧の生活と変わりない。」とおっしゃっていました。
このクレイジージャーニーはTBSで毎週木曜日、深夜0時25分から放送れていますので気になった方は、見てみてはいかがでしょうか?
では今日はこの辺で!!
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