こんにちは。坊主です。
2020年1月14日、中島美嘉さん主演の舞台「イノサン」の”パリ公演中止”が報じられ世間の注目を集めています。
この舞台は2020年2月9日に上演される予定であり、中止の発表は1ヵ月を切ってから行われたのです。
そのため、突然の中止発表にファンからは批判の声が殺到しています。
一体、パリ公演中止の理由は何だったのでしょうか?
イノサンのパリ公演が突然の中止に
イノサンのパリ公演中止について「J-CASTニュース」は次のように報じています。
人気漫画を原作とする舞台「イノサンmusicale」が突如、中止となった。
公式ツイッターで2020年1月14日、発表された。
2月9日にフランス・パリでの開催を控えていた。
チケット購入者らからは
「1ヶ月切っての発表は遅すぎでしょ…」
と阿鼻叫喚であふれている。
どのような事情だったのか。
2020年に2月9日にパリ公演も決まり、
2019年11月1日からチケット販売をしていた。
しかし、
ツイッター上で1月上旬、
会場に問い合わせたところ、
「中止」との回答があったとの投稿が拡散し、
動揺が広がっていた。
イノサンmusicaleは14日、
公式サイトで「諸般の事情」でパリ公演を中止すると発表した。
「本結論に至りますまでに時間を要し、
ご案内が遅くなりましたことを重ねまして
ここに深くお詫び申し上げます」と謝罪し、
提携するJTB経由でのツアー申込者には全額返金するとした。
ただ、現地集合のプランもあり、
自身で航空券を手配していた人も少なくないとみられる。
(2020年1月14日配信)
上記の通り、中止の理由は「諸般の事情」とのこと。
しかし、既に公演までの日程は1ヵ月を切っており、中には”個人”で航空券やホテルを手配した人もいたのです。
JTB経由でチケットを購入した人間は補償が受けられますが、問題となるのは”個人”でチケットを購入した人間です。
世間の反応
諸般の事情じゃなく具体的な理由が知りたい
チケットが思ったほど売れませんでした
それなら中止の方がまだマシってことかな
このパターンなら酷い話だな
現地でチケットが全く売れず、
日本からの参加者頼みも…ならフランスで公演する意味も元々無かったんじゃないの?
中止の理由:諸般の事情とは何?
現在のところ、中止の理由である「諸般の事情」については内容が明かされておらず不明です。
そのため、ネット上では中止の理由について様々な憶測が飛び交う事態となっています。
その中で、次のような意見が確認されたのです。
夏に発売するDVDの代金を全額銀行振り込みせさてたりしたから
自転車操業を疑われ
某振り袖屋事件を彷彿とさせると言われていたな。舞台の内容そのものもつまらなかったそうだから
ツアー参加者も集まらず、
パリ公演をするだけのお金が集まらなかったんでしょうね。
※「Yahoo!コメント」より引用
上記の通り、運営側に対して「資金繰りの悪化」を疑う声が上がっていたのです。
もちろん、これはファンによる推測に過ぎませんが、突然の中止発表が重なれば、”計画倒産”を疑う気持ちも理解できます。
ただ、中止の理由についてはパリの治安を挙げる声も確認されています。
フランスは年金制度改革に反対する各種組合のストライキの嵐。
鉄道はじめとする公共交通機関も半ば麻痺状態。
パリオペラ座のバレエ、
オケラ公演もスタッフ、ダンサーなどまで参加したストライキのため、
軒並み中止で史上最大の損失中。今のパリで演劇などの公演はちょっと難しいでしょ。
※「Yahoo!コメント」より引用
確かに、パリ全土でストライキが行われていれば、パリ公演は”物理的”に不可能でしょう。
しかし、ストライキが原因で公演を中止するのであれば、わざわざ公演の直前に中止を発表する必要はないはです。
キャンセル料や補償の問題は?
冒頭でも触れた通り、JTB経由でチケットを購入した人間に対しては全額が返金されます。
しかし、問題なのは「現地集合プラン」でチケットを購入した人間です。
当然のことながら、このプランでチケットを購入した人間は、航空券も”個人”で用意しています。
そのため、どの航空会社を利用していたとしても、この場合は「個人都合」となり、航空券の払い戻しは不可能となります。
今回のパリ公演中止は運営側のミスによるものであるため、「現地集合プラン」でチケットを購入した人間に対しても補償すべきです。
ちなみに、現在のところ、キャンセル料については言及されていませんが、それを購入者に請求することはないでしょう。
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