こんにちは。坊主です。
2021年12月30日、”ある女性VTuber”が、別のVTuberを提訴したことが報じられました。
報道によると、提訴されたVTuber(被告)は、原告(訴えた側)に関する事実無根の虚偽情報を流布したとされています。
これにより、原告の女性VTuberは、虚偽事実を流布した発信者の個人情報の開示を求めて提訴に至ったというわけです。
一体、訴えた女性VTuber(原告)は誰なのでしょうか?
また、訴えられたVTuber(被告)は誰なのでしょうか?
現在の時点で提起されているのは、
虚偽事実を流布したVTuberの個人情報の開示を求める訴訟であり、
いわゆる「発信者情報開示請求」に当たります。
つまり、
現段階においては、デマを流布したVTuberの”中の人”は特定されておらず、
原告に訴えを起こされているのは、
当該VTuberの情報を保持しているプロバイダ(Google)となります。
今後の流れとしては、
本訴訟によってデマを流布したVTuberの個人情報が開示されれば、
その情報を元にして、
当該VTuber”本人”に対する損害賠償請求訴訟に移行することになります。
ただ、
本件記事では、便宜上、
デマを流布したVTuberを”被告”として記載してあります。
提訴した女性VTubeの名前は夢月ロア
虚偽事実を流布されたとして、訴訟を提起した女性VTuberとは誰なのでしょうか?
そこで、この女性VTuberについて調べたところ、以下のツイートが確認されました。
https://twitter.com/yuzuki_roa/statuses/1476493585973649408
上記の通り、訴訟を提起したのは夢月ロアさんでした。
ロアさんは、被告のVTuberによって”いじめデマ”を流布され、活動休止に追い込まれていたのです。
一体、いじめデマを流布したVTuberとは誰なのでしょうか?
世間の反応
これに関しては事態が入り組んでいるので
裁判所が賢明な判断を下してくれることを祈りますただひとつ
業界のゴシップネタをぶち上げて日銭を稼ぐような炎上系VTuberはきっちり裁かれるべき
これっていじめの情報を最初に動画で取り上げたから訴えてるって言うことかな
記事の内容が薄いからよくはわからないけど
いじめてるって言うのがデマだったら流石に許せないよな
デマを広げた張本人とされる人物はありもしないデマをひたすら広げるし
炎上系とも違う悪質なタイプだったから、
もしその人物であるならしっかりと罰を受けて欲しい。
いじめデマを流布したVTuberは誰?名前は?
ロアさんが巻き込まれたデマ事件について調べたところ、事件の経緯を簡潔にまとめたツイートが確認されたのです。
金魚坂めいろがライバーの誰かにいじめられていることを仄めかす
↓
金魚坂めいろが鳴神裁にディスコードの画面のスクショなどを送る
↓
夢月ロアが金魚坂めいろに訛りを使うなと要求したという内容
↓
外部に情報を漏らしたことや再三の契約違反により、金魚坂めいろの二度目の復帰を運営が拒否
↓— 忍MARK2 (@sincostansec90) December 30, 2021
上記の通り、今回のいじめデマ事件には「金魚坂めいろ」および「鳴神 裁(なるかみ さばき)」という人物が関わっているようです。
悪魔城に乗り込む金魚坂めいろ#めいろの金魚図鑑 pic.twitter.com/fcVanIYJeq
— ぽろすけ / 丈山(淫獄連載) (@porosuke) August 21, 2020
ただ、事件を経緯を見ただけでは、夢月さんが誰の発信者情報を求めて提訴したのか特定できません。
というのも、今回の訴訟を報じた「朝日新聞DIGITAL」によると、夢月さんが提訴したのは、「デマを”最初”に流したVTuber」と報じているのです。
この”最初”というのが、どの時期を指しているのかによって訴訟の対象は大きく変わってきます。
今回のいじめデマ事件の経緯を辿ると、ことの発端は「金魚坂めいろ」さんと解釈することも出来ます。
しかし、「金魚坂めいろ」さんから提供された情報をネット上に公開したという意味においては、”最初”の拡散者は鳴神 裁さんと言うことも出来るからです。
このように、”最初”という表現には複数の解釈が成立してしまうことから、どちらが被告なのかは現段階では特定できないというわけです。
ちなみに、現段階ではロアさんが名誉毀損などを理由に発信者情報の開示を求めているだけであり、彼女の権利侵害が認められたわけではありません。
ロアさんの主張に対して、当然のことながら、被告も反論していることが想定されます。
今回の発信者情報請求訴訟においては、被告の主張に違法性阻却事由が存在しないことをロアさん側が立証しなければなりません。
これに失敗すると、ロアさんの主張は退けられてしまい、権利侵害はなかったものとして扱われます。
係る理由から、訴えられたVTuberの言動に「違法性がない」という判断が下される可能性も十分にあるわけです。
そのため、今回の当事者と思われる2人に関して、誹謗中傷することは厳に慎むべきです。
【2022年1月1日追記】鳴神 裁が今回の提訴に言及
今回の開示請求訴訟に関して、当事者の1人と目されている鳴神さんが以下の声明を出しました。
この件色々言われるけど、文面だけだと誰と何を指してるのか分からないから今表立って言える事は何もないな~
この後開示請求来たりとか動きあったら言うわ https://t.co/8wKYJXTMiV— 鳴神 裁 (@narukami_sabaki) December 30, 2021
上記の通り、現在のところ、彼の元には開示請求の照会は届いていませんでした。
ただ、以下の配信では「俺のことかな?」とも発言していることから、本人にも”思い当たる節”があるようです。
10分繰り上げ!
お騒がせしております。 https://t.co/wU2sxnYqby— 鳴神 裁 (@narukami_sabaki) December 31, 2021
今回の提訴報道を受けて、鳴神さんの元には誹謗中傷が殺到しているようです。
しかし、人身攻撃に及ぶ言動は不法行為であるため、読者様におかれましては、係る行為は絶対にお止め下さい。
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