こんにちは。坊主です。
今回は、1976年に発覚した「大原みどり事件」を取り上げます。
大原みどりがすみだ錦糸町河内音頭大盆踊りの音頭取りになってたとは!気づかなかったよ… pic.twitter.com/1bxfSamu8v
— たかとら (@shakinmysoul) October 17, 2019
”芸能界のロッキード事件”とも言われる本事件では、”ある人物”によって巨額な金が詐取されたのです。
一体、「大原みどり事件」とはどんな詐欺事件だったのでしょうか?
大原みどり事件とは?
”芸能界のロッキード事件”として現在でも語り継がれている本事件は、大原さんのマネージャーによって引き起こされました。
大原さんが歌手としてデビューした当時、このマネージャーはキャバレーのピアノ奏者でした。
その男の名前は「儘田次雄」(当時35歳)といい、この男との出会いが大原さんの人生を大きく狂わせることになるのです。
大原さんのマネージャーに就いた儘田次雄は、彼女の実家が資産家であることに目を付けて、これを奪う算段を立てます。
儘田次雄は大原さんを売り出すことを口実にして、彼女の父親から多額の金を引き出しており、その被害総額は2億数千万円と言われています。
現在の貨幣価値に換算すると、
その被害金額は5億円は優に超えるとされています。
当然、これらの額を現金で保有していたわけではないため、父親は資金を工面するために、土地や飼育中のニワトリ5,000羽を売るなどして金を調達していました。
しかし、多額の金を調達しても儘田次雄の無心が続いたことから、父親が警察に相談し被害届を提出。
これがきっかけとなって、儘田次雄は詐欺容疑で逮捕・起訴されることになったというわけです。
こうして逮捕されるに至った儘田次雄ですが、父親との一連のやり取りは、大原さんのあずかり知らぬ所で行われていたのです。
つまり、大原さんは事件が発覚してから儘田次雄の背任を知ることになったのです。
ちなみに、儘田次雄が詐取した2億数千万円の金は行方が分かっておらず、真相は闇に葬られることになりました。
世間の反応
昔、デビューさせる、といって親から二億ひっぱった「大原みどり」事件というのもありましたね。
うーん、
自分でCDがやける時代にこんな詐欺があるんですね。
詐欺師に騙された父親は良い人だったんだな。
父親も娘のために必死でお金を用意したんだと思う。
その善意に付け込む奴は許せない!!
儘田次雄の顔画像+現在は?
巨額詐欺事件を首謀した儘田次雄とはどんな人物なのでしょうか?
そこで、この人物について調べてみたものの、顔写真(画像)や経歴は一切確認できなかったのです。
事件が発生した1976年当時こそ、各メディアが儘田次雄について色々と書き立てていたと思われます。
しかし、この事件があまりにも過去のことであるため、当時の報道(情報)が現存していないのでしょう。
ただ、本事件で逮捕・起訴された儘田次雄は、最終的に懲役6年の実刑判決が下されているようです。
https://ameblo.jp/earlybird908-blog/entry-12367972343.html
出所後の行方こそ不明ですが、2022年現在でも存命であれば、その年齢は81歳前後と推定されます。
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