こんにちは。坊主です。
今回は、ミュージシャンの土井佑輔さんを取り上げます。
皆さま、ご視聴ありがとうございました!
冤罪が、一つでもなくなることを
願いながら
Mic Sun Lifeと言う
社会派音楽グループを結成し
邪魔された夢を叶えようと活動してます!
これからも、応援よろしくお願いします! pic.twitter.com/3kXDMOsdhK— SUN-DYU (MICSUNLIFE) (@DyuLML) March 18, 2019
「SUN-DYU」(サンドリュー)の芸名で活動している土井さんですが、2012年にコンビニ窃盗の容疑で”誤認逮捕”され、人生が一変してしまいました。
一体、SUN-DYUこと土井佑輔さんとはどんな人物なのでしょうか?
土井佑輔(SUN-DYU)の誤認逮捕(冤罪)で10年後に真犯人が判明
土井さんの誤認逮捕について「読売新聞」は次のように報じています。
土井佑輔さん(31)。12年、泉大津市のコンビニでレジから1万円を奪ったとして逮捕され、起訴、約10か月間勾留された、1審で無罪確定、府警が昨秋から再捜査し、30代男が犯行を認めたが時効成立、22年、府警は初めて誤認逮捕だったと認め謝罪したhttps://t.co/i3mH5uA3OT
— みつ・ばち (@mitsubachi2021) March 4, 2022
同記事によると、2022年3月4日に、大阪府警は”真犯人”を特定したことを公表し、改めて土井さんに謝罪したようです。
真犯人は”30代の男”としか公表されておらず、
住所や職業などは一切明らかにされていません。
しかし、この真犯人については公訴時効が既に成立しているため罪に問うことが出来ず、書類送検で済ませています。
コンビニ窃盗事件が発生した時、土井さんには明確なアリバイがあったことから、当初より警察および検察の主張(立証)には重大な疑義が指摘されていました。
それにも拘わらず、警察および検察は土井さんが犯人であることを前提にした”ストーリー”を描き、それを強引に押し通したのです。
ところが、そのストーリーが無理筋であったこともあり、大阪地裁は2014年7月に土井さんに無罪判決を言い渡し、これが確定したというわけです。
世間の反応
無罪確定以前に、検察による起訴が大問題。
犯人扱いされた男性は、警察でも検察でも否認した筈だけど、
聞く耳を持たなかったのが容易に判る!警察による決め付け捜査、
送られて来た証拠に疑問を持たなかった検察、
謝罪というレベルでは無い!不特定多数が触る自動ドアから出た指紋で犯人扱いとか、恐ろしい話である。
これは誰にでも起こり得る。
自分がコンビニから退店した後に、
強盗が入ってきて同じ服装だったら疑われて逮捕されてしまうってこと。深夜や他の客が居ない時にコンビニには行かないことだ。
それしか身を守る方法はない。
もしくは、手袋して買い物をして指紋が残らない様にしたほうがいい。
これは誰にでも起こり得る。
用心しないと。
権力を行使する側は常に謙虚でなくてはならない。
そうしないと相互に信頼が築けない。
我々も日本のお巡りさん優秀と思いたいから、
間違いは間違いと素直に認めるべき。
冤罪(無罪)の決め手となったのは左手の指紋
無実の罪で逮捕された土井さんは302日間にわたって勾留されました。
— SUN-DYU (MICSUNLIFE) (@DyuLML) March 3, 2022
結果的に彼が冤罪(無罪)であることが証明されたわけですが、その決め手となったのが”左手の指紋”でした。
防犯カメラの映像を解析したところ、真犯人は自動ドアをこじ開けて侵入していたため、その自動ドアに犯人の痕跡が残されていると警察は考えていました。
そこで、警察が自動ドアを調べたところ、土井さんの”左手の指紋”が検出されてしまったのです。
若い頃の土井さんは”やんちゃな時期”があったため、警察に指紋データが残されており、この一致を以て警察は彼を犯人と断定したというわけです。
ところが、ここで重大な疑義が生じます。
というのも、防犯カメラに映っていた真犯人は、盗んだ1万円を”左手”で持っていたのです。
そのため、土井さんや弁護側はこの矛盾点を指摘したものの、警察および検察は、「左手に1万円を持っていても左手でドアに触れることは不可能ではない」という理屈で強引に捜査・裁判を進めました。
しかし、防犯カメラの映像を詳細に分析したところ、事件とは別の日に土井さんがコンビニを訪れた際、左手で自動ドアに触れている瞬間が確認されたのです。
つまり、自動ドアから検出された土井さんの指紋は”この時”に残されたものであり、事件とは全く無関係であることが裁判で認められ、彼が冤罪(無罪)であることが確定したというわけです。
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