こんにちは。坊主です。
今回は、1985年8月12日に発生した「日航機墜落事故」を取り上げます。
同日午後6:56、日航123便ジャンボ機が群馬県 上野村にある御巣鷹山に墜落し、乗客・乗員520人が死亡しました。
この死亡者の中には著名な人物も含まれており、歌手の坂本 九(きゅう)さんもこの墜落事故で死亡しています。
一体、日航機墜落事故とはどんな内容だったのでしょうか?
日航機墜落事故:坂本 九の遺書や遺体の画像は?
日航機墜落事故で死亡した人間は壮絶な最期を遂げました。
墜落現場には無数の遺体が散乱していましたが、身元の特定が困難な程に損傷が激しかったのです。
坂本さんの遺体も損傷が酷く、一部報道によると、胴体部分しか発見されなかったと言います。
しかし、”あるもの”がきっかけで坂本さんの身元が家族に特定されることになります。
その”あるもの”というのが、生前に身に着けていた「笠間稲荷のペンダント」でした。
家族が遺体の確認を行ったところ、このペンダントが遺体の胸に突き刺さっていたことから、その遺体が坂本さん本人であることが判明したというわけです。
ただ、坂本さんの遺体写真はマスコミでも報道されておらず、遺体の状況は現在でも不明です。
また、事故当時の坂本さんはボストンバッグを所持していましたが、その中に遺書らしきものはなかったようです。
このボストンバッグからはウォークマンが発見されたものの、録音されていたのは「We are the world」の楽曲だけで、遺書らしき音声は録音されていませんでした。
こうした状況から、坂本さんは遺書を残さなかった可能性が高いと考えられています。
世間の反応
福知山の脱線事故や東日本大震災もそうなんだけど、
本当に残すべきものは何かって思う事がある。テレビとかを見てると心に訴えかけやすい「誰かが死んで悲しい思いをした」という部分が注目されて伝えられるが、
本当に引き継ぐものってそれなんだろうか?伝えるべきはシステムや技術、対応方法であって、
その背景として人の死があるというのはそうなんだけど、人の死とその悲しみばかりが伝承の中心になるのが違和感。
戦争も本当に今のやり方が正しいのかな?と思う。
この事故を知る世代ですが、
毎年報道され、関係者の方々の心中は今も当時のままでしょう。こういった事故は時効など無いかもしれませんが、
そろそろ当事者の方々の記憶とアーカイブとして残せば良いのではないでしょうか。40年近く前の、技術的にも、倫理的にも今より考え方が全く違う時代なので、
その時の反省が事故の少ない現在に継承されていると思います。記憶し残すことは大切ですが、
恨みは後世に残すものでは無いと思います。
父が、本当は乗っているはずの飛行機でした。
直前で便の変更をした新婚の父は、事故を知った時に唖然としていたそうです。
その事故に遭っていたら、私は居ませんでした。
亡くなった方々のご冥福を祈りつつ、
今ある命の感謝を生まれた時から大切にする事を、幼いながらにも強烈に感じた記憶があります。ただ悲しむのでは無く、
今、これから、何が出来るかを考え、行動していくことが大切ですね。
※「Yahoo!ニュース」より引用
〈画像注意〉遺書(メモ)の全文は?
日航機墜落事故の現場には数多くの報道陣が臨場し、遺体や生存者の写真を撮影しました。
その中にはテレビで放送できない程の凄惨な写真も含まれています。
以下のURLから現場の写真(画像)を閲覧できますが、その内容を踏まえてリンクはしておりません。
https://carro-groce.com/guro-gazou/11197.html
墜落するまでの間に死期を悟った人間は家族や恋人に遺書やメモを残しています。
例えば、「大阪商船三井船舶」の神戸支店長を務めていた河口博次さん(享年52)は以下の遺書(メモ)を残しています。
マリコ
津慶
知代子
どうか仲良くがんばって
ママをたすけて下さいパパは本当に残念だ
きっと助かるまい
原因は分らない
今5分たったもう飛行機には乗りたくない
どうか神様たすけて下さい
きのうみんなと食事をしたのは最后とは
何か機内で爆発したような形で
煙が出て降下しだした
どこえどうなるのか
津慶しっかりたんだぞ (原文ママ)ママ こんな事になるとは残念だ
さようなら
子供達の事をよろしくたのむ
今6時半だ
飛行機はまわりながら急速に降下中だ
本当に今迄は幸せな人生だったと感謝している
※「http://jal123.blog99.fc2.com/blog-category-32.html」より引用
この遺書(メモ)は手帳7ページに渡って綴られており、遺体の上着ポケットから発見されました。
これ以外の遺書も公開されていますが、記事の掲載スペースの関係上、河口さんの遺書のみ掲載させて頂きました。
河口さん以外の遺書については以下のURLからご覧いただけます。
http://jal123.blog99.fc2.com/blog-category-32.html
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