こんにちは。坊主です。
今回は、1902年1月に発生した「八甲田雪中行軍遭難事件」を取り上げます。
2023年12月27日放送の「世界の何だコレ!?ミステリー」にて、本事件が特集されます。
この遭難事件では兵士210名中199名が死亡するという大惨事に見舞われています。
一体、生存者は誰なのでしょうか?
また、行軍ルートはどんな経路なのでしょうか?
八甲田山遭難事件のルートや経路は?地図あり
雪中行軍中に起きた遭難事件ですが、兵士たちが辿ったルート(経路)がこちらです。
八甲田山遭難事件の行軍ルートと遺体発見場所の地図。本日は2日目。右下の第二露営地では多くの兵士が亡くなっている。この日は道を間違えて沢に下りてしまい、崖をよじ登ったりグルグル無駄に彷徨ったりで1日かかって700m程しか進んで無い。この翌日旭川で観測史上最低気温−41℃を記録。 pic.twitter.com/nm0L7bcgul
— 蓮澤 (@HasuzawaK) January 24, 2017
また、以下のURLからも地図での行軍ルートが確認できます。
https://www.google.com/maps/d/viewer?mid=1zwGkfMeUL6e_SHYUQeGWeIkfsJQ&hl=ja&ll=40.754983311707534%2C140.80851405858078&z=12
世間の反応
努力と根性があれば何事もなせる と本気で信じていた時代 オマケに日本人特有の 空気 が支配したら違う道は無い
軍隊なら尚更 …
上司が無能かつ
まともな判断ができなかったから
こういった悲劇が起きた
小原伍長の証言や実録映画では山口少佐は無能ではない。
東宝映画では徹底して愚かな人物として描かれている。
山口少佐の名誉回復を望みたい。
※「(h)ttps://www.youtube.com/watch?v=otthtIpj7i0」より引用
生き残りの生存者は誰?集合写真あり
今回の遭難事件では以下の11人が生還しています。
・倉石 一 大尉(山形)
・伊藤格明 中尉(山形)
・長谷川 貞三 特務曹長(秋田)
・後藤 房之助 伍長(宮城)
・小原忠 三郎 伍長(岩手)
・及川平助 伍長(岩手)
・村松文哉 伍長(宮城)
・阿部卯吉 一等卒(岩手)
・後藤惣助 一等卒(岩手)
・山本 徳次郎 一等卒(青森)
・阿部寿松 一等卒(岩手)
※「https://ja.wikipedia.org/wiki/八甲田雪中行軍遭難事件」参照
上記11人の集合写真がこちらです。(写真2枚目)
6月発売の『#囚われの山』のゲラ作業終了。再校はあるが指摘されたポイントだけの修正になるので、通しはこれで最後。新田次郎氏の『八甲田山死の彷徨』とは違ったルートから八甲田山に挑む!今年の夏は背骨まで冷やすぜ(笑)。 pic.twitter.com/O4xdQcvgxR
— 伊東潤@人間発電所 (@jun_ito_info) April 18, 2020
奇跡的に生還を果たした11人ですが、8人は重度の凍傷を負っており、手足の切断を余儀なくされています。
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