【Wiki経歴】エリックルドルフの現在その後|アトランタ五輪爆破事件の真犯人

時事

こんにちは。坊主です。

今回は、連続爆破テロ事件の犯人「エリック・ルドルフ(Eric Rudolph)」を取り上げます。

エリックは複数の爆破事件を起こしていますが、その内の1つである「センテニアル・オリンピック公園爆破事件」が、2023年8月24日放送の「奇跡体験!アンビリバボー」で特集されます。

補足

この事件は「アトランタ五輪爆破事件」(1996年)とも呼ばれています。

実は、事件発生当初、このテロとは無関係な人物が犯人として逮捕されているのです。

後の捜査でこの人物の無実が証明されることになりますが、この冤罪事件はFBIとマスコミによる暴走が引き起こした事件として後世に語り継がれています。

一体、爆破テロの真犯人であるエリック・ルドルフとはどんな人物なのでしょうか?

アトランタ五輪爆破事件の真犯人:エリック・ルドルフの写真画像

アトランタ五輪爆破事件の真犯人であるエリックの顔写真(画像)がこちらです。

エリックは犯行後に声明を出しており、それによると、爆破テロを起こした動機は「中絶」および「同性愛」に対する強烈な嫌悪でした。

アメリカでは1990年代から中絶に反対する市民運動が激化しており、その中にはテロや暴力などの実力行使に打って出る過激な人間も存在していました。

エリックも過激派の1人であり、彼が関与した事件は4件にも及びます。

エリックはアトランタ五輪爆破事件を起こした翌1997年にはアザーサイド・ラウンジを爆破していますが、この場所はレズビアン・バーとして有名であり、事件当日も多くのレズビアンが出入りしていました。

また、この事件の翌1998年にはバーミンガムにある中絶クリニックを爆破しています。

一連のテロ行為が同種の人間を標的にしていることから、エリックが中絶や同性愛者を嫌悪していたことは明白です。

犯行動機について

http://syouji.blog.jp/archives/1063583921.html

Wiki経歴や現在(その後)は?

現在のところ、エリックのWikipedia(日本語版)は存在していません。

しかし、英語版のWikipediaにはエリックのページが作成されていました。

参照先

https://en.wikipedia.org/wiki/Eric_Rudolph

英語版のWikipediaによると、エリックは15歳の時に父親(ロバート)を亡くしており、それ以来、母・兄と共に暮らしていたようです。

父を亡くした後、エリックは兄のダニエルと共に大工として働き始めています。

その後、彼はアメリカ軍に入隊しており、1989年1月にはケンタッキー州キャンベルの第101空挺師団に配属されているのです。

しかし、この頃のエリックは精神的に追い詰められてしまい、大麻(マリファナ)に手を出してしまいます。

これが軍に発覚したことで、エリックは除隊となりました。

除隊から最初の爆破事件を起こすまでの間、エリックは複数の白人至上主義グループに在籍していたことが確認されており、この時から中絶や同性愛に対する嫌悪感を募らせていたと思われます。

4つの爆破事件を起こしたエリックですが、重大な事件を引き起こしたにも拘わらず、裁判では死刑ではなく終身刑が言い渡されています。

その理由は、司法省がエリックと司法取引を交わし、エリックが告発された全ての容疑を認める代わりに死刑を回避させるという契約を結んでいたからです。

そのため、事件後もエリックは生存しており、現在は「ADXフローレンス刑務所」に収監されています。

ADXフローレンス刑務所は「ロッキー山脈のアルカトラズ島」とも呼ばれており、ADX(Administrative Maximum)という名前の通り、その警戒レベルは「最高管理度」を意味しています。