こんにちは。坊主です。
今回は、1995年6月21日に発生した「全日空857便ハイジャック事件」を取り上げます。
通称「函館ハイジャック事件」とも呼ばれる本事件では、日本警察史上初となる強行突入が行われています。
事件当時、犯人は「コバヤシ サブロウ(小林三郎)」で航空機を予約していますが、後の報道で実名が「九津見 文雄(くつみ ふみお)」であることが判明しています。
2023年12月13日放送の「ワールド極限ミステリー」にて、函館ハイジャック事件が特集されます。
一体、九津見 文雄とはどんな人物なのでしょうか?
函館ハイジャック事件の犯人|九津見 文雄の顔写真画像あり
函館ハイジャック事件を起こした九津見の顔写真(画像)及びプロフィール(経歴)がこちらです。
函館ハイジャック事件の犯人:九津見文雄
愛人との二重生活で経済的に困窮していた模様。
これは自業自得ですね。 pic.twitter.com/MagCqRFY2k
— tatsuya (@i_zazous) December 13, 2023
年齢:53歳(当時)
住所:東京都 大田区
出身地:栃木県
職業(肩書き):東洋信託銀行 システム調査役
事件の際、九津見は麻原彰晃の名前を出したことから、当初はオウム真理教の犯行だと思われていました。
しかし、実際のところ、九津見はオウム真理教のメンバーではなく、東洋信託銀行に勤務していた銀行員だったのです。
また、凶器として所持していたプラスチック爆弾やサリンも偽物であることが分かっています。
犯人は精神疾患で休職中の東洋信託銀行(後のUFJ信託銀行、現・三菱UFJ信託銀行)行員(当時53歳)であり、オウムとは無関係であった。
また、所持していると主張したプラスチック爆弾が粘土で作った偽物であり、サリンと思われていたビニール袋の中身もただの水であった事が判明。
※「https://ja.wikipedia.org/wiki/全日空857便ハイジャック事件」より引用
九津見は精神疾患で銀行を求職していましたが、裁判では刑事責任能力が認められ、有罪判決が確定しています。
なお、事件を起こしたことで久津見は勤務先だった東洋信託銀行を懲戒解雇されています。
世間の反応
911前の飛行機はまだまだセキュリティー甘かった
この時北海道警察は、SATはありませんでしたからね
この事件を期に北海道警察にもSATが設立されましたね
犯人はエリート銀行員だったか、頭のいいヤツの考える事は分からん。
※「(h)ttps://www.youtube.com/watch?v=QguwCg_vHfk」より引用
家族構成|嫁妻+子供や現在は?
九津見の家族構成を調べたところ、過去の週刊誌報道より、以下の情報が確認されました。
・妻(53歳)
・長男(22歳)
・次男(20歳)
・長女(年齢不明:既婚)
当時、1人娘は既に結婚しており、親元を離れて生活していました。
その一方、2人の息子は両親と共に実家で暮らしていたようです。
ただ、九津見には愛人もおり、この愛人との間にも子供が生まれていたとされています。
九津見はハイジャック事件を起こす2日前に妻に離婚を切り出しており、大田区の自宅から自分の荷物を愛人宅に運び出していました。
しかし、この時は妻が財産分与などに納得がいかなかったため、離婚の申し出を拒否されているのです。
一度は離婚を拒否された九津見でしたが、この翌日にハイジャック事件を起こしたことが大々的に報じられてしまったことから、妻も離婚を決断した可能性が高いと考えられます。
なお、九津見は裁判で懲役10年の実刑判決が言い渡されていることから、2007年頃に刑期満了で出所していると思われます。
ただ、出所後の様子は続報が一切ないため、現在については生存しているのかさえ不明となっています。
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