【カラオケ事件】消防士4人はなぜ不起訴処分?理由は?

時事

こんにちは。坊主です。

2020年8月18日、酒に酔った10代少女に暴行した消防士4人の不起訴が報じられ世間の注目を集めています。

この消防士4人は「準強制×交」の容疑で逮捕されていましたが、検察は起訴することを断念。

つまり、この4人は本件について「無罪」となったのです。

一体、不起訴になった理由は何だったのでしょうか?

カラオケ暴行事件:消防士4人が不起訴(無罪)に

不起訴処分になった消防士4人について、「日テレNEWS24」は次のように報じています。

酒に酔った少女に暴行を加えたとして逮捕された消防士4人が、不起訴処分となりました。

さいたま市のカラオケ店で、
酒に酔った10代の少女に暴行を加えたとして
先月(2020年7月)逮捕された23歳から25歳の男性消防士4人について、
さいたま地検は17日付で不起訴処分としました。

さいたま地検は不起訴の理由を明らかにしていません。

(2020年8月18日配信)

上記の通り、さいたま地裁は不起訴の理由を公表していなかったのです。

消防士4人が少女を酒に酔わせて暴行に及ぶ犯行態様は、誰の目から見ても悪質かつ凶悪です。

真っ当な感覚を持ち合わせていれば、起訴・実刑が妥当でしょう。

しかし、さいたま地裁は不起訴(無罪)の判断を下したのです。

一体なぜ、検察はこれだけの凶悪犯を不起訴処分にしたのでしょうか?

世間の反応

これ相当酷い事件だったはず。

示談がなされたからと言って、
何の罪の償いもせず事件を起こした変質者が野放しになって、
私や子供のそばにいるかもしれないと思うとすごく恐い。

被害者の方の救済のために、
示談という制度があるのはわかる。

示談にインセンティブを持たせて、
被害者の方への補償を厚くするために、
罰が多少軽くなるのもわかる。

でも、なぜ野放しにすんの?

被害者が告発する負担をもっと軽く、
示談しても実刑になるように×犯罪の罰をもっと重くしてほしい。

重犯罪だし暴行だし、
これほど放置してはならない犯罪はそれほど多くないだろうに。

被害者を守るためだとしても、
犯行の罪を不問にする方向じゃなくどうにかする事も出来るはず。

法律というのは、
明文化され、国民にあまねく適用される。

今回のケースが不起訴だというなら、
その理由は公表すべきだろう。

今回のケースと同じようにやれば、
誰でも起訴はされないということだ。

「どうすればいいの?」

「どうすれば起訴されずに暴行できるの?」

と聞きたい人もいるだろう。

さいたま地検さん、よろしく。

なぜ不起訴?その理由は?

既に冒頭でも触れた通り、さいたま地裁は不起訴処分の理由は明らかにしていません。

この不合理な判断に対して世間からは批判の声が続出しています。

ただ、この手の犯罪に関して言えば、不起訴になる傾向が強いのです。

その理由は、「犯人への処罰」よりも「被害者の救済」に重きを置いているからです。

もし容疑者が起訴されれば、被害者の女性は出廷することになります。

この手の犯罪は”密室”で行われるために、目撃者が存在することは非常に稀です。

そのため、どうしても被害者本人から事件について”詳細”に証言してもらう必要があるのです。

しかし、その証言をすることで、更に被害者の心を深く傷つけてしまうことになります。

また、今回の事件のように社会的な興味・関心が高い場合、被害者の特定に繋がる恐れも懸念されます。

裁判は公開主義を採用しているため、誰でも傍聴することが可能です。

もちろん、被害者が出廷した際には衝立などが設置され、プライバシーは保護されます。

ただ、それでも被害者の身元が特定されない保証はないのです。

こうした事情を鑑みて、この手の犯罪に関しては不起訴の傾向が強くなってしまうというわけです。

恐らく、今回の事件も被害者を救済するために”敢えて”不起訴にしたと思われます。

懲戒処分は?

不起訴となった消防士4人ですが、逮捕された事実に変わりはありません。

逮捕時の報道では実名が公表されているものの、消防署から懲戒処分を受けたのでしょうか?

そこで、消防士4人に対する懲戒処分について調べてみたものの、処分の有無は公表されていないことが分かったのです。

逮捕後の現在においても「元・消防士」ではなく「(現役の)消防士」と報道されているため、少なくとも懲戒免職にはなっていないことが分かります。

消防士4人は今回の不起訴処分で「無罪」となりました。

しかし、それは「暴行はしていなかったから」という理由ではなく、被害者を救済する目的によるものだと推認されます。

そのため、「暴行した」という点については事実でしょう。

いくら”形式的”に無罪を勝ち取ったからといって、何ら懲戒処分を受けないことには疑問を禁じ得ません。

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