こんにちは。坊主です。
2021年2月26日、検察官の取り調べをYouTubeにアップした男性(71歳)が起訴されていたことが明らかになりました。

取り調べを録画した動画は被告の代理人弁護士に渡されていましたが、この弁護士が被告に動画を渡したことでYouTube上に公開されたようです。
一体、この男性は誰なのでしょうか?

また、問題の取り調べ動画は特定されているのでしょうか?
無職男性が検察官による取り調べ動画をYouTubeにアップ
起訴された無職男性について、「読売新聞」は次のように報じています。
名誉毀損(きそん)容疑で逮捕された高知市の男が、
検察官から取り調べを受けた際の映像を動画投稿サイト「ユーチューブ」に公開し、
刑事訴訟法違反(開示証拠の目的外使用)で起訴されていたことがわかった。
取り調べの様子は高知地検が録音・録画し、
事件の証拠として男側に示していた。
ユーチューブへの投稿は19年11月とみられる。
映像は約1時間。
高い場所に設置されたカメラから室内を撮影したもので、
被告や検察官らが映っており、
被告が「調書はウソばっかり」
「(事件は)でっち上げだ」
などと訴える様子が確認できる。
(2021年2月26日配信)
上記の通り、問題の男性は名誉毀損の罪で既に起訴されていたのです。

検察官による取り調べは名誉毀損罪に関するもので、今回の起訴とは別件でした。
恐らく、男性は身の潔白を訴えるために検察官による取り調べの動画をYouTubeにアップしたのでしょう。
しかし、この行為が刑事訴訟法に違反すると判断され、再び起訴されたというわけです。
一体、この男性は誰なのでしょうか?
世間の反応
取り調べの透明性を確保するための制度なのに
悪用したら状況が後退しかねないこういう輩は厳しく取り締まるべきだ
いっそのこと、
すべての取り調べをアップするという考えもある。全ての犯罪者は必ず隠すからね。
隠し事ができなきゃ犯罪もできない。
被告は悪質だが、弁護士は馬鹿だ。
こんな程度の悪い人物が映像を利用しない保証などない。
弁護士にも刑罰を適用したらいいんじゃないかな。
取り調べ動画のYouTubeチャンネルを特定
検察官による取り調べ動画を調べたところ、問題の動画が特定されました。
しかし、その動画を本記事内で公開することは刑事訴訟法に抵触するため、動画のURLを掲載することはできません。

その代わりに、問題のYouTubeチャンネルを以下に記載します。
https://www.youtube.com/channel/UCjVkpsVzJqm8fBqojgoUI9w/about
このYouTubeチャンネルの運営する人物は「小松満裕」という人物で、次のような紹介文が記載されていました。
狂った権力との闘い。
高知県警、高知地検、高知地検を拠点とした、司法の腐敗、退廃、暴走。
金権によって、狂った司法の暴走によって、
今、そこにある危機。(国民のクライシス)。『自由と正義』の破滅。
上記の通り、小松氏は高知県警などの不正を追及しているようです。
小松満裕は何した?名誉毀損で逮捕・起訴
2017年に名誉毀損で逮捕・起訴された小松氏ですが、一体、何をしたのでしょうか?
そこで、逮捕理由を調べたところ、以下の情報が確認されたのです。
@kochi53 小松満裕氏のように高知県警幹部だった者達の実名を挙げて非難している動画がツイキャスにあるけど大丈夫ですか?名誉毀損で訴えられても反論できる証拠はあるんですか?小松氏の初公判は高知地裁で来月11日午前10時に開かれます。そのときの新聞記事もまた送ります。 pic.twitter.com/OpqQvcSvDs
— RJ35 (@TukasaTakasaki) August 26, 2017
彼は高知県警 幹部の自宅に押し掛け、拡声器を使って虚偽の内容を流布していたのです。
これが名誉毀損に当たると判断され、逮捕・起訴されたというわけです。
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