【犯行動機】ワシーム・デイカーの画像+判決

時事

こんにちは。坊主です。

今回は、ワシーム・デイカー受刑者を取り上げます。

1995年にアメリカで起きたストーカー殺人事件で逮捕・起訴されたワシームですが、この事件をモチーフにしたドラマが日本で放送されます。

一体、ワシームのストーカー殺人事件をモチーフにしたドラマとはどんな内容なのでしょうか?

ワシーム事件をモデルにした「アイゾウ 警視庁・心理分析捜査班」が放送

ワシーム事件をモデルについてドラマについて、「まんたんウェブ」は次のように報じています。

同記事によると、ワシーム事件をモデルにしたドラマ「アイゾウ 警視庁・心理分析捜査班」では夏子さんが主演を務め、2022年3月29日に放送されます。

ワシームは”ある女性”に対して執拗にストーカー行為を繰り返していましたが、死亡した被害者はストーカー行為を受けていた女性ではありませんでした。

実は、ワシームは”ある目的”を遂行するために、ストーカーをしていた女性とは”別の女性”を殺害したのです。

一体、ワシームが無関係の女性を殺害した犯行動機とは何だったのでしょうか?

世間の反応

海外の事件をモチーフにしたドラマかぁ

実際に、あったことだというのが怖いね

少し怖そうだけど観てみたいな。

逃亡医Fで見て、演技上手いなあと調べて名前覚えたな。

舞台『私たちは何も知らない』で知りました。

間近で拝見しましたが、本当に華のある役者さんでした。

犯行動機や判決は?

ワシームがストーカー行為をしていた女性はロレッタ・スペンサー・ブラッツという人物です。

当時のロレッタはカウンセラーの職に就いていたことから、誰に対しても優しく接していました。

しかし、彼女から優しくされたワシームはこれを”好意”と勘違いしてしまい、相思相愛という幻想を抱くようになります。

これがロレッタへのストーカーが始まったきっかけでした。

ところが、ロレッタはワシームの言動を恐怖に感じ、紆余曲折を経て、あるシングルマザーの女性とルームシェアをすることになります。

このシングルマザーこそ本事件で死亡したカーメン・スミスだったのです。

異常な執念でロレッタと居所を探し出すと、彼女たちの自宅を襲撃します。

その時、偶然家にいたカーメンを殺害。

ワシームが”敢えて”カーメンを殺害した理由は、後の裁判で明らかにされました。

ワシームは弁護人を立てずに、自らが弁護人となって自分で自分を弁護したのです。

その際、証人としてロレッタを裁判所に呼び出します。

そして、ワシームはロレッタと交際していたと裁判所で宣言したのです。

また、別の証人を召喚すると、ロレッタについて”ある証言”をさせました。

その証言とは、「当時のロレッタは若い男性を自宅に招いた頻繁にパーティーをしていた」というものでした。

この証言がテレビなどで報道されたことに寄り、世間は「ロレッタ=ふしだらな女性」という印象を抱くようになったのです。

実は、この印象を世間に植え付け、ロレッタを公然の場で辱めることこそがワシームの犯行動機でした。

本事件については以下の動画でも詳しく解説されています。

しかし、この事件ではワシームのDNAが被害者から検出されたことで、裁判は検察側の圧倒的有利のまま進行していきました。

その結果、ワシームには終身刑の有罪判決が言い渡され、既にこれが確定しています。