【その後+寿命】豚の心臓移植は元犯罪者で前科あり

時事

こんにちは。坊主です。

2022年3月1日放送の「ザ!世界仰天ニュース」において、世界で初めて豚の心臓を移植された男性が取り上げられます。

https://twitter.com/gyoten_ntv/statuses/1496106461344452616

一体、豚の心臓を初めて移植した男性とは誰なのでしょうか?

また、術後の現在(その後)はどんな容体なのでしょうか?

豚の心臓を移植した男性は元犯罪者で前科あり

世界で初めて豚の心臓を移植された男性は「デイヴィッド・ベネット」さんと言います。

デイヴィッドさんは重度の心臓病を患っており、手術前はエクモ(人工心肺装置)を使用しなければ自力で呼吸すらできない状態でした。

また、移植手術を行うにしても、彼の容体が極めて悪かったことから、”人間”の心臓を移植することが出来なかったのです。

係る事情を踏まえた上で提案されたのが、拒絶反応を起こさないように遺伝子操作された”豚”の心臓を使用することだったというわけです。

豚の心臓の移植手術が無事成功したことで世界から注目を集めたデヴィッドさんですが、実は、彼が前科者(元犯罪者)だったことがマスコミの報道で明らかになったのです。

彼が事件を起こしたのは1988年の時。

デイヴィッドさんは高校の同級生だったエドワード・シューメーカーさんを刃物で7回も刺し、重傷を負わせていたのです。

この傷害事件で逮捕・起訴された彼には懲役10年の実刑判決が言い渡されています。

一方、被害者であるエドワードさんは、この受傷により19年にも亘って車椅子での生活を余儀なくされ、2007年に死亡しています。

アメリカでは、前科者(元犯罪者)が臓器移植の手術を禁止する法律は存在していないため、彼の受けた医療行為は”合法”です。

しかし、前科者に移植手術を施して”第二の人生”を与えるという行為について、倫理的な観点から議論が巻き起こっているのです。

世間の反応

ブタの心臓移植より、
良く取り除く遺伝子と入れる遺伝子特定出来たな。

これを調べるの大変だったろうな。

もし自分に豚の心臓移植しか助かる道はないとなったら……悩むわ

そもそも豚と人間の心臓の構造って一緒なんだなっていう。

なんか、正直臓器提供お願いします!
とか臓器が無いから渡米するから募金お願いします!とか
そういう活動がこの日からなくなるんだなと思うとうれしい。

そういう時に豚で頑張って!って言えるからありがたいねぇ。

大体人が死ぬのを待って心臓を移植するって
どんな神経だよと思ってたもん。

移植手術の現在(その後)や寿命は?

豚の移植手術を受けたデイヴィッドさんですが、現在(その後)はどんな様子なのでしょうか?

そこで、術後の容体について調べたところ、”概ね良好”であることが確認されたのです。

参照先

https://www.bbc.com/japanese/59947468

同記事によると、2022年1月11日の時点において、デイヴィッドさんは自力で呼吸することが出来ているようです。

手術前はエクモが無ければ自発呼吸が不可能であったことから、彼の体調は確実に快復していると言えます。

ただ、豚の心臓移植は世界初の試みであることから、長期的な生存率(寿命)に関してはデータがなく未知数なのです。

しかし、豚の一般的な寿命が15年~20年と言われているため、”理論上”では、これと同程度は生きられると考えられています。