こんにちは。坊主です。
今回は、2014年7月17日に発生した「マレーシア航空17便撃墜事件」を取り上げます。
これは、ウクライナ上空を飛行していたマレーシア航空機が”何者”かに撃墜された事件です。
この撃墜事件が、2022年5月10日放送の「ザ!世界仰天ニュース」で取り上げられます。
\次回の放送まであと2️⃣日/
5月10日(火)よる9時から
「謎の旅客機墜落SP」ウクライナ上空で突如レーダーから消えた、乗客乗員298人を乗せたマレーシア航空17便。
ロシア側の主張の矛盾を突く、驚きの真実が暴かれた・・!#仰天ニュース #笑福亭鶴瓶 #中居正広 pic.twitter.com/LqDENryTQm— ザ!世界仰天ニュース【公式】次回は5/17放送! (@gyoten_ntv) May 8, 2022
一体、マレーシア航空機を撃墜した犯人とは誰なのでしょうか?
マレーシア航空17便撃墜事件の犯人は親ロシア派の反政府勢力※画像あり
この撃墜事件の犯人は既に特定されており、オランダ検察庁によって起訴されています。
犯人として起訴された人物は4人おり、3人はロシア人で、残りの1人はウクライナ人です。
犯人4人の顔写真(画像)および名前がこちらです。
マレーシア航空機撃墜事件でロシア人ら4人を殺人罪で起訴
イゴーリ・ギルキンはFSB元大佐、セルゲイ・ドゥビンスキーはGRUに雇われていた、オレグ・プラトフはスペツナズの元兵士、レオニド・ハルチェンコはドネツクで戦闘部隊を率いていた。https://t.co/8RRz7rigau— 善福みーたろー (@minatomorrow) June 20, 2019
レオニード・ハルチェンコのみウクライナ人。
これら4人の中で筆頭に挙げられているイゴール・ガーキンは、親ロシア派の武装勢力「ドネツク人民共和国」(DNR)を組織した人物です。
事件当初、マレーシア航空機が飛行していたウクライナ上空は、政府軍と反政府軍が軍事衝突を繰り返していたエリアであり、両軍による攻撃が絶えない危険な場所だったのです。
この件についてロシアは一貫して自国の関与を否定しており、ウクライナ軍による犯行を主張しています。
しかし、事件後に組織された合同調査団によって事態の究明がなされ、マレーシア航空機を撃墜したミサイルがロシア製の地対空ミサイル「ブーク(ブク)」によるものだと断定されたのです。
これにより、本事件の犯人はロシア(親ロシア派)だということが公式な見解となっています。
世間の反応
本当におそロシアとはよく言ったものだよ。
犯人=ロシアが定説だけど、
逆にウクライナ犯人説もあるよね。裏でアメリカと結託してた的なヤツ。
戦争となると情報戦も展開されるから、
もはや何が真実で何が嘘なのかも分からないよな。
マレーシア航空17便はなぜ撃墜された?
マレーシア航空17便はなぜ撃墜されてしまったのでしょうか?
同機が撃墜された理由にも様々な説が唱えられていますが、最も一般的なものは「誤射説」(誤認説)です。
実は、撃墜の犯人とされるドネツク人民共和国(DNR)のストレリコフ大佐が、撃墜事件の直後に「ウクライナのAn-26輸送機を撃墜した」とSNSに書き込んでいたのです。
https://news.yahoo.co.jp/byline/koizumiyu/20140720-00037561
この発言から察するに、DNRは、マレーシア航空17便をウクライナ軍機と誤認識し、これを撃墜すべくミサイルを誤射したと考えられるのです。
ロシアの嘘がベリング・キャットによって暴かれ、真相が世界へ
撃墜事件が発生した当初から、ロシアは一貫して自国の関与を否定しており、ウクライナ軍による犯行を主張しています。
しかし、この嘘は”ある民間会社”によって暴かれることになります。
ロシアの嘘を暴いたのは「ベリング・キャット」というイギリスの調査会社でした。
同社の創設者であるエリオット・ヒギンズ氏は、ロシアの嘘を暴くべく、”あるもの”に着目します。
それが、マレーシア航空17便を撃墜したと思われる「ミサイル搭載車両」の動き(ルート)でした。
エリオット氏は軍事事情やロシア語に堪能の人間に呼び掛けて、事件に関連する動画や画像をSNS上で募集しました。
その結果、撃墜事件が発生する前後にミサイル搭載車両がどのようなルートを通っていたのかを詳細に解明することに成功したのです。
その分析によると、事件が起きる1ヵ月前までミサイル搭載車両はロシアに配備されていたことが確認されました。
しかし、事件当日には墜落現場付近を移動しており、その翌日にはロシアとの国境付近で姿を消していたのです。
それだけではなく、墜落事件の翌日には、前日まで搭載していたミサイルが全てなくなっていたことも確認されているのです。
こうした状況証拠から、エリオット氏は撃墜事件の犯人がロシアであることを確信したというわけです。
その後、同氏はミサイルの発射命令を出した人間を特定すべく、公表されている電話傍受の記録やロシア軍の幹部学校のサイトを入念の調べて上げていきました。
こうした地道な作業が結実し、最終的には約20人の容疑者を特定することに成功したのです。
その中には、オランダ検察庁によって起訴された例の4人も含まれていました。
この一件により、エリオット氏およびベリング・キャットの名前は世界に知られることになったのです。
https://bunshun.jp/articles/-/45943?page=3
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