こんにちは。坊主です。
2019年10月24日、フリージャーナリストの伊藤詩織さんへの侮辱的な書き込みが取り上げられ世間の注目を集めています。
報道によると、その侮辱的な書き込みをした人物は係争中の相手弁護士でした。
■係争中の相手:山口敬之氏
一体、この弁護士は誰なのでしょうか?
また、その弁護士は何を書き込んだのでしょうか?
愛知県弁護士会所属の男性弁護士がブログで伊藤詩織を侮辱
伊藤さんへの侮辱的な書き込みについて「毎日新聞」は次のように報じています。
山口敬之氏の代理人で愛知県弁護士会所属の男性弁護士が、
自身のブログに伊藤さんへの侮辱的な書き込みをしたとして、
同弁護士会綱紀委員会は懲戒の可能性があるとして
懲戒委員会に審査を求めることを決めた。
決定は9月12日付。
懲戒委員会が審査している。
既に消されているブログで
「詩織が主張する被害が全くの虚偽・虚構に過ぎない。
虚妄に基づく一方的な主張」
などと記載。
上記の通り、この男性弁護士は自身のブログに伊藤さんを批判する内容を掲載していたのです。
しかし、その内容は「弁護士として品格を欠くもの」と判断されてため、「懲戒審査相当」という結論に達しました。
ただ、当の弁護士はブログの内容を「正当防衛」と主張しており、「山口敬之氏の名誉を守るため」と話しています。
男性弁護士は誰?
伊藤さんへの侮辱的な書き込みによって懲戒の可能性が浮上している弁護士は誰なのでしょうか?
そこで、この人物について調べたところ、「北口雅章」弁護士の名前が確認されたのです。
確かに、北口弁護士は自身のブログで伊藤さんに関する記事を投稿していました。
また、この記事は既に削除されていることも報道の内容と一致しています。
このことから、件の弁護士は北口氏であると思われます。
北口雅章弁護士のブログ内容とは?
北口弁護士が投稿した記事は既に削除されており、詳細な内容は不明です。
ただ、ブログを読んだユーザーの感想から内容を推し量ることができます。
伊藤詩織氏は「詩織」、
山口敬之氏は「山口氏」とするところに偏った見方が出てますね。
「×××されているなら、痛い!なんて言わない。
ワーとかキャーとか言うはず。
私の知り合いの女性も同意見」
みたいなことが書いてありました。
見る価値ないのでリンクは無し。
民事訴訟継続中に、
訴訟代理人が相手方原告本人に対して「名を呼び捨て」かつ「嘘つき呼ばわり」する事案など聞いたことがない。この記載自体が名誉毀損であり懲戒請求ものと考える。
私も読んだけど、
「仮にも被害を受けた女性なら、
すぐホテル従業員へ助けを求めるべき」とする北口氏の意見には反吐が出る。
実際にブログを読んだユーザーの感想を聞く限り、北口弁護士は伊藤さんの主張を一方的に「嘘」と断罪していたようです。
また、伊藤さんを「詩織」と呼び捨てにするなど、必要最低限の礼節がない点も批判の対象となっていました。
確かに、これらの表現が事実であれば、それは主張や反論という域を超えて「誹謗中傷」と判断されてしまうのも頷けます。
北口弁護士は自身の記事を「正当防衛」と主張していますが、世論は納得しないでしょう。
経歴は?
北口弁護士の経歴がこちらです。
(1)愛知県立 旭丘高校
(2)東京大学 法学部
1989年 司法試合格
1990年 最高裁司法研修所 入所
1992年 弁護士登録
1998年 北口雅章 法律事務所を開業
弁護士への懲戒制度とは?
弁護士への懲戒制度には以下の4つが存在します。
(1)戒告
⇒口頭での厳重注意
(2)2年以内の業務停止
(3)退会命令
⇒弁護士の「身分」(職業)は喪失するが、「資格」は有効
(4)除名
⇒弁護士の「身分」(職業)が喪失し、「資格」も3年間停止
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