【三和銀行横領事件】伊藤素子+南敏之の顔写真(画像)や今現在

時事

こんにちは。坊主です。

今回は、1981年3月25日に発生した「三和銀行オンライン詐欺(横領)事件」を取り上げます。

この横領事件では、同銀行に勤務していた女性行員によって、1億8,000万円が不正に引き出されました。

2022年4月27日放送の「ワールド極限ミステリー」にて、同事件が取り上げられます。

https://twitter.com/Mystery_TBS/status/1516733774444130305

番組の公式Twitterによると、犯人の銀行員を演じるのは堀田 茜さんのようです。

一体、堀田 茜さんが演じた事件の犯人とは誰なのでしょうか?

三和銀行横領事件の犯人:伊藤素子の顔画像や今現在は?

三和銀行のオンライン端末を不正に操作し、1億8,000万円を横領した犯人の名前は「伊藤素子(もとこ)」さんと言います。

本人の顔写真(画像)がこちらです。

伊藤さんは不正に引き出した後にフィリピンのマニラに逃亡したものの、この時点で既に国際指名手配されていたために、現地の警察に逮捕されました。

この横領事件で伊藤さんは起訴され、1982年には大阪地裁にて「懲役2年6ヵ月」の実刑判決が言い渡されています。

これに伊藤さんが控訴しなかったことで同判決が確定し、彼女は服役することになりました。

ただ、彼女は模範囚だったことから、刑期満了を待たずに2年後の1984年に仮釈放されています。

その後、伊藤さんは一般男性と1990年に結婚しました。

結婚相手は伊藤さんが横領事件を起こしたことを知っており、それを承知した上での結婚でした。

しかし、出所後の動向は一切明らかにされておらず、今現在の様子は不明となっています。

デイリー新潮が伊藤さんの現在を取材しようと試みたものの、彼女と夫に面会することは出来ませんでした。

ただ、同誌の報道によると、現在の住まいは「琵琶湖畔のマンション」のようです。

参照先

https://www.dailyshincho.jp/article/2020/05070802/?all=1

ちなみに、今回の横領事件は彼女1人の犯行ではありません。

実行犯こそ伊藤さんですが、その裏では彼女を唆した黒幕(真犯人)がいたのです。

世間の反応

犯人の女が美人だったことから、
刑務所にはファンレターがいっぱい届いたそうな。

犯人の女は相当な面食いだったと言われるよね。

外見だけで人を判断すると失敗するという好例でしょう。

金を無心されてまでよく交際を続けられるよね。

自分だったら、金貸してって言われた時点で別れるけど。

真犯人:南 敏之の顔写真や今現在は?

伊藤さんを唆し横領を実行させた真犯人の名前は「南 敏之」といいます。

当時の南は長身かつハンサムで外見がよく、大型のキャデラックを乗り回していました。

こうした見た目の良さに惹かれた伊藤さんは南と交際に発展しましたが、ほどなくして金の無心が始まったといいます。

当初の話によると、南は「茨木霊苑」という1万坪もの敷地を有する墓地管理業を経営しているとされていました。

しかし、実際に霊苑を経営していたのは南の”妻”の実家であり、自身は経営には携わっていなかったのです。

つまり、この男は自身の職業を偽っていただけではなく、実は既婚者で、伊藤さんとの関係は不倫だったことになります。

さらに、南は道楽や女遊び、強欲な金儲けの失敗などが重なって1億円近い借金を抱えていました。

南が伊藤さんに近づいた理由はこうした背景も関係していたのです。

ところが、そんな事情を知る由もない伊藤さんは、南の言わるがままに銀行から金を引き出してしまったというわけです。

なお、金を引き出した彼女がフィリピンに逃亡した理由は、現地で南と合流することになっていたからです。

しかし、南はこの約束を反故にしており、伊藤さんがフィリピンで待っている間、この男は彼女が引き出した金で豪遊していたのです。

後に事件の真相と南の本性を知ることなる伊藤さんですが、それでも彼女は南を悪く言うことはなかったと言います。

ちなみに、彼女がフィリピンで拘束された際に発した「好きな人のためにやりました」は当時の流行語になっています。

この横領事件で南も逮捕・起訴され、懲役5年の実刑判決が下されました。

ただ、南の顔写真(画像)は公開されておらず、その素顔は不明なのです。

一部ブログや動画では以下の人物が南として言及されていますが、これは人違いです。

このサムネの人物は、「日大ギャング事件」(1950年)で逮捕された山際啓之です。

南については続報が一切ないため、顔写真や今現在の様子も不明となっています。