こんにちは。坊主です。
今回は、実業家の麦島善光(よしみつ)氏を取り上げます。
ttps://www.esna.co.jp/frontline/6822/
※URLの先頭に「h」を付けてご覧ください。
2021年7月3日に熱海市の伊豆山で発生した土砂崩れ(土石流)ですが、崩落した土地の所有者が麦島氏なのです。
崩落した土地には盛り土(残土)が確認されており、静岡県の副知事は、これが被害を甚大化させたという見解を示しています。
現在のところ、盛り土と土砂崩れ(土石流)の因果関係は立証されておらず不明です。
一体、麦島善光とはどんな人物なのでしょうか?
熱海:盛土の所有者は麦島善光
冒頭でも触れた通り、土砂崩れが発生した伊豆山の土地を”現在”所有しているのは麦島氏です。
しかし、同氏がこの一帯の土地を購入したのは2011年のことなのです。
実は、この土地を開発した人物(会社)と、現在の所有者である麦島氏は全くの別人なのです。
この件についてジャーナリストの木下黄太氏は次のようにツイートしています。
[ 熱海・伊豆山の土石流発生地点、
谷を埋めた時点の所有会社代表は
自民党系同和団体(自由同和会)
神奈川県本部会長、
現所有者は麦島善光氏
(ZENホールディングス創業者) ]詳細は僕のブログ記事を確認下さい。
→ https://t.co/fLwYaQqhMH— 木下黄太 (@KinositaKouta) July 5, 2021
木下氏が入手した土地の権利書を見ると、麦島氏は土地開発が全て終了した後に伊豆山の土地を購入していました。
また、今回の土砂崩れ問題を受けて、麦島氏は代理人弁護士を通じて「盛り土があることを知らずに購入した」という声明を出しています。
また、土地を購入した後も盛り土などの行為は一切していないと主張しています。
つまり、麦島氏は今回の土砂崩れと自身の関係を明確に否定したのです。
しかし、同氏がなぜ伊豆山の土地を購入してのかは不明であるため、続報が待たれます。
伊豆山一帯の土地を開発し、盛り土を行った業者については以下の記事をご覧ください。
世間の反応
盛り土をしたのが新幹線何とかだったとしても、
盛り土を片付ける安全配慮義務はどう考えたってZENと麦島氏でしょう?
この麦島善光氏って何者なん?
土石流の太陽光発電はハンファ説がありましたけど、
木下黄太っていうジャーナリストの記事を読む限りではZENです。
生年月日+経歴
麦島氏のWikipediaには「1936年生まれ」としか記載されておらず、正確な生年月日が不明なのです。
そこで、同氏の生年月日を調べたところ、「昭和11年7月14日生まれ」であることが明らかになりました。
https://irbank.net/E02261/officer?m=麦島善光
この生年月日から、2021年7月6日現在の年齢は84歳となります。
現在は「ZENホールディングス」の社長および会長を務めている麦氏ですが、どんな経歴の持ち主なのでしょうか?
そこで、同氏の経歴を調べたところ、以下の情報が得られたのです。
1936年
長野県に生まれる1958年
22歳で株式会社麦島建設創業1972年
株式会社ユニホーを設立1986年
バブル景気発生するも、堅実経営を続ける1990年
バブル崩壊、
多くの企業が経営破たんに晒されるがびくともせず1999年
「M&A」推進。
このときよりグループ会社入りしたのが、
「西洋ハウジング」
「ライフポート西洋」
「辰」
「タケダサービス」
「オアフクラブ」の各社2004年
「ZENホールディングス」を設立2012年
「池田建設」グループ入り2013年
「アカデミア」グループ入り
※「https://www.esna.co.jp/frontline/6822/」より引用
上記の通り、麦島氏は22歳で会社を立ち上げて以降、堅実経営を続けており、1999年には積極的にM & Aを実施していたのです。
これにより、同氏が率いるZENホールディングスは巨大な企業へと成長したというわけです。
また、麦島氏は学校経営にも参入しています。
伊豆山の土石流調べてたら、上の土地持ってるのが麦島善光という経営者で、長野の塚原青雲とか、創造学園の新たな経営者で、今は松本国際高校らしい。
宮城県名取の東北電力野球場を買ったのもこの学校— yschemi (@yschemi) July 5, 2021
これらの経歴からも分かる通り、同氏は様々な分野で活躍する実力者なのです。
弟の画像は?
麦島氏について調べたところ、弟の存在が明らかになりました。
弟の名前は「善太郎」氏といい、かつては兄が創業した麦島建設の社長を務めていました。
実は、この2人は法人税を脱税した容疑で逮捕・起訴されており、1992年の控訴審では兄に懲役2年、弟には懲役1年6ヵ月の実刑判決が下されているのです。
ttps://nippon-times.net/2020年2月/#t09
※URLの先頭に「h」をつけてご覧ください。
ただ、善太郎氏の顔写真は掲載されておらず、また経歴なども不明となっています。
「麦島 善太郎」の名前で検索しても具体的な会社名はヒットしないことから、実業の世界からは既に退いているのかもしれません。
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