【日本上陸?】エボラ疑いの女性は埼玉のどこ?感染やパンデミックの可能性は?

時事

こんにちは。坊主です。

アフリカを中心に猛威を振るっている「エボラ出血熱」ですが、日本国内でも感染が疑われる事例が報じられ世間の注目を集めています。

このことについて「KYODO」は次のように報じています。

厚生労働省は4日、
コンゴに滞在歴がある埼玉県の70代女性が3日に38度以上の熱を出し、
エボラ出血熱感染の疑いがあるとして、
東京都の医療機関に入院し、
検査していると発表した。

(2019年8月4日配信)

上記の通り、感染が疑われる女性は埼玉県在住でした。

果たして、日本国内での感染拡大(パンデミック)はあり得るのでしょうか?

エボラが日本上陸?70代女性は埼玉県のどこ在住?

エボラウィルスに感染が疑われている70代の女性ですが、報道によると埼玉県在住のようです。

一体、埼玉県のどこに住んでいるのでしょうか?

そこで、問題の女性の居住地について調べてみたものの、現在の時点では詳しい地名(市町村)までは公表されていないことが分かったのです。

恐らく、いたずらに不安を煽らないために地名までは公表しない方針なのでしょう。

現在のところ、感染が”確定”したわけではなく、あくまでも感染が疑われている段階です。

そのため、エボラウィルスが日本に上陸したというわけではありません。

ただ、もし感染が確定すれば、周囲への注意喚起のために地名も明らかにされると思われます。

70代女性の特徴

エボラウィルスの感染が疑われている女性の特徴がこちらです。

70代女性の情報

(1)年代:70代

(2)性別:女性

(3)居住都道府県:
   埼玉県滞在中

(4)
症状:8月3日5時頃に38.2度
同日17時50分頃に38.5度の発熱。
同日19時頃には39.2度まで上昇した。

(5)滞在国:コンゴ民主共和国

(6)
滞在国での接触歴:
本人からの報告によれば
エボラ出血熱患者との接触はない。

(7)
他の感染症の罹患の有無:
マラリア迅速検査⇒陰性
インフルエンザ迅速検査⇒A型陽性

(8)入院先医療機関の所在都道府県:東京都

※「厚生労働省」より引用

現在のところ、感染が疑われているのはエボラウィルスのみであり、マラリアなど他の感染症の検査結果は陰性です。

世間の反応

ついに日本にエボラが来たのでしょうか。

この女性から感染した人が居なければ良いのですが
恐ろしいですね。

もっと大々的に報道すべき事案です

出入国の管理をもっとしっかりするべきです。

これ以上大変なことにならないように、
政府は後手後手にならないよう対策を立てていただきたいと思います。

もっと大々的に扱かう案件だろ。

日本でのエボラ拡大(パンデミック)はあり得る?

もし、70代女性の感染が確定した場合、エボラウィルスが日本に上陸したことになります。

その場合、日本国内での感染拡大(パンデミック)はあり得るのでしょうか?

日本でのパンデミックについて、国立感染症研究所の西條政幸氏は次のように語っています。

「エボラ出血熱は空気感染や飛沫感染がない。

感染している人や動物の血液・体液を触り、
手の傷、目や鼻、口の粘膜からウイルスが侵入しない限り、
感染する危険性はない。」

「流行国で患者の治療・ケアをしたボランティアなどの感染者が日本に帰国したり、
入国するリスクはあるが、
日本での流行は考えにくい。

また海外への渡航を控える必要もなく、
この病気への感染を心配しなくて大丈夫」。

※「NIKKEI STYLE」より引用
(2014年11月2日配信)

西條氏によると、日本で感染者が出た場合でも、感染ルートは家族などの近親者のみに限られるため、爆発的な感染拡大を心配する必要はないとのこと。

厚生労働省も感染拡大については次のようなメッセージを掲載しています。

エボラ出血熱は発症段階で初めて感染力を持つとされています。

そのため、
本患者が搭乗していた飛行機に同乗していた乗客の感染リスクは極めて低いと考えられます。

現在のところ、感染が疑われている女性にはエボラウィルス出血熱は発症していません。

そのため、この段階で接触したとしても、感染の心配はないとのこと。