こんにちは。坊主です。
今回は、朝山芳史(よしふみ)裁判長を取り上げます。
2019年8月29日、中国籍の女性・于静(ユジン)被告に対する控訴審判決が東京高裁で下されました。
実は、この判決を下したのが朝山裁判長なのです。
朝山氏が裁判長を務める東京高裁では、第一審の「懲役8年」を退け、「逆転無罪」を言い渡したのです。
今回は、逆転無罪を言い渡した朝山芳史 裁判長について調べてみました。
裁判長:朝山芳史の経歴!東京大学 卒
朝山 裁判長の経歴がこちらです。
生年月日 S30.5.2
出身大学 東大
定年退官発令予定日 R2.5.2
H27.8.6 ~
東京高裁10刑部総括H25.12.5 ~ H27.8.5
高知地家裁所長H22.4.1 ~ H25.12.4
横浜地裁3刑部総括H18.4.1 ~ H22.3.31
東京地裁8刑部総括H15.4.1 ~ H18.3.31
大阪地裁8刑部総括H11.4.1 ~ H15.3.31
最高裁調査官H9.4.1 ~ H11.3.31
東京地裁判事H8.4.1 ~ H9.3.31
那覇地家裁沖縄支部長H7.3.24 ~ H8.3.31
那覇地家裁沖縄支部刑事部部総括H4.4.1 ~ H7.3.23
東京地裁判事H3.4.7 ~ H4.3.31
大阪地裁判事H1.4.1 ~ H3.4.6
大阪地裁判事補
S61.11.5 ~ H1.3.31
岡山地家裁判事補S60.8.1 ~ S61.11.4
岡山地裁判事補S58.4.1 ~ S60.7.31
最高裁刑事局付S56.4.7 ~ S58.3.31
東京地裁判事補
※「弁護士山中理司(大阪弁護士会所属)のブログ」より引用
(2019年2月23日投稿)
上記の通り、朝山 裁判長は東京大学を卒業されていました。
2015年より東京高裁の裁判官を務めており、2020年5月に退官予定です。
評判は?
5chには次のような意見が書き込まれていました。
1傍聴席@名無しさんでいっぱい
2019/05/07(火) 02:10:23.93東京高裁の朝山裁判官と
現在福岡地裁の足立勉裁判官は最悪です。憲法上全く平等かつ公平な裁判を行なわない。
検察の意見を一方的に判断し
弁護側の意見はほとんど無視。過去に量刑不当な判決を出してる為注意を要する。
彼らに理不尽な判決を打たれて
服役した人の人権ははかりしれない。
上記の通り、この書き込みでは「憲法を無視」「検察の意見で判断する」と評価されています。
しかし、この書き込みを支持する声はなく、追従者はいません。
ちなみに、上記では「検察の意見で一方的に判断する」と書かれていますが、今回の逆転無罪の判決は、むしろ弁護士側の主張を採用した結果です。
そのため、朝山 裁判長が「弁護士の主張を聞かない」という書き込みは事実無根と言えます。
過去の判決でも逆転無罪の事例あり
今回の判決と同様に、過去にも逆転無罪を下した事例がありました。
それが以下の判決です。
覚×剤取締法違反(使用)の罪に問われた男性被告(54)をめぐり、
採尿の違法性が争われた事件の控訴審判決が16日、東京高裁であった。
朝山芳史裁判長は
「職務質問で下着まで脱がせた経緯を裁判官に隠したのは、
令状主義を没却する重大な違法だ」と判断し、
陽性の鑑定書を証拠から排除。
この鑑定書を根拠に有罪とした一審判決を破棄し、
無罪を言い渡した。
※「朝日新聞DIGITAL」より引用
(2019年7月16日配信)
上記の通り、無罪判決を言い渡した理由は、警察の捜査方法に違法性が認められたからです。
世間の反応
裁判員裁判って意味あるの?
裁判は人を裁くのではなく
罪を裁くのではなかったか?責任能力の有無は関係ないはずなのに。
この判決には納得いかない
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