こんにちは。坊主です。
豪華な返礼品を貰えることで話題となった「ふるさと納税」ですが、ここに来て「宮崎県 美郷町」の返礼品に大きな批判が集まっています。
一体、美郷町の返礼品に何があったのでしょうか?
宮崎県美郷町の返礼品(黒毛和牛)が脂身だった
今回の炎上の発端は、あるTwitterユーザーのよる報告でした。
問題のツイートがこちらです。
上記の通り、このユーザーは「ふるさと納税」の返礼品として「黒毛和牛の薄切り」を受け取っていました。
しかし、受け取った黒毛和牛は、ほとんどが「脂身」だったのです。
見本と現物の比較がこちらです。
この写真を比較すれば、現物の肉には「赤身」がほぼないことが分かります。
問題のユーザーは、その後、近所のスーパーで牛肉を購入。
市販品の牛肉との比較がこちらです。
この返礼品を受け取るためには、1万円を寄付しなければなりません。
しかし、1万円を寄付したにも拘わらず、市販の肉よりも品質が劣る肉が贈られてくれば、ユーザーの怒りも当然でしょう。
世間の反応
「宮崎県美郷町にふるさと納税したら
返礼品で“宮崎県産黒毛和牛薄切り” と称する大量の脂身が送られてきました」これだけSNSが普及してるのに
行政がこんな詐欺まがいの事したら誰もふるさと納税しなくなるよ。担当部署はお詫びで代わりの商品送るか公式に謝罪しないと。
いやいや美郷町のふるさと納税1万円であれなら頑張ってる方でしょ。
3割以下なんだから
送料とか考えたら2000円程度で800グラムの和牛だよ?元々の見本も脂身多いし
言うほど見本と違うわけでもないし。昨今の和牛の値段知らないからああなる。
美郷町のふるさと納税で脂身送られてきたって
あれは業者がやったことだから美郷町悪くないって言ってるやついるけど
指定したの美郷町の役場の人間なんだから
美郷町もわるいのでわ?
委託業者:新垣ミートの評判は?
ほぼ脂身の牛肉を贈ったのは、どこの業者なのでしょうか?
そこで、問題の業者について調べたところ、「新垣(しんがき)ミート」であることが判明したのです。
※「ふるさとチョイス」より引用
新垣ミートは1999年9月に設立され、資本金は300万円とのこと。
創業当初は従業員が10人以下で家族経営のような規模でした。
しかし、2017年からネットにも販路を拡大しており、現在では楽天市場でも販売されています。
以下は楽天市場での評判です。
上記の通り、楽天市場での評判は4.57点(5点)と非常に高評価を得ています。
ただ、以下の口コミのように低評価の声も存在していました。
こちらのお店では買わない方がいいと思います。
お肉数切れが柔軟剤臭くて、
食べた晩から腹痛起こして翌日に下しました。お店に電話しても対応が酷く、
最終的には消費生活センターや宮崎市の保健所までお世話になりました。
市には返金を臭わせていたようですが、
結局返金はありませんでした。なにより担当者の態度が酷かったです。
謝罪も体調に対する心配も一切なく、
笑いながら嫌みを言う有様でした。もう絶対にこちらでは買い物はしません。
新垣ミートの社長は新垣幸洋※画像あり
現在、新垣ミートの社長は新垣幸洋さんが務めています。
幸洋さんは1995年に入社し、2010年に専務に昇進。
実は、彼の父親・幸夫さんこそ同社の創業者であり、現在の会長なのです。
父・幸夫会長(74)の後を継ぎ、
精肉や加工品の卸・販売を手掛ける「新垣ミート」の社長に9月に就任した。
大学卒業後、すぐに入社し、
肉のカットや仕入れを担当した。大学時代も休みに帰省して手伝っていただけに仕事の流れは分かっていた。
当時は従業員が10人以下で、
「家族経営のようなものだった」。
※「みやビズ」より引用
(2017年12月4日掲載)
息子・幸洋さんの経歴がこちらです。
宮崎市出身。
宮崎北高-明治大法学部卒。
1995年に入社し、2010年に専務。
今年(2017年)9月から現職。
誕生日は10月29日。
「肉の日」に生まれたことに「宿命なんですよ」と笑う。
1971(昭和46)年生まれの46歳。
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