こんにちは。坊主です。
今回は、1968年に栃木県で発生した”×人事件”を取り上げます。
この事件の”犯人”は29歳(当時)の女性で、”被害者”は実の父親(当時53歳)でした。
女性は本事件で逮捕・起訴されることになりますが、最終的には”事実上”の無罪判決を勝ち取っているのです。
実は、”加害者”とされる女性には壮絶な生い立ちがあり、実の父親を×害したとしても無理からぬ事情があったのです。
一体、本事件の加害者および被害者は誰なのでしょうか?
父親が実の娘(長女)を強姦していた
本事件の概要については以下のTwitterアカウントを引用します。
こんな事件があったとは…絶句>
事件は1968年10月…矢板市で起きた。背景には親子の特殊な関係があった。女性は中学2年の時、父親に強姦された。以降、酒に酔うたびに繰り返され、拒否すると暴力ふるわれた。とがめた母親は家を追い出された。17歳で父親の子を身ごもり、出産。#尊属罪 pic.twitter.com/abgnD9PKdn
— rima (@rima_risamama) November 3, 2017
上記の通り、死亡した父親は長年に亘って実の娘(長女)を強姦していたのです。
この長女は15年にも亘る強姦の中で、父親の子供を”5人”も妊娠・出産しています。
長女が父親を手に掛けた理由は、このようなおぞましい背景があったというわけです。
長女は父親を死亡させた罪で逮捕・起訴されていますが、第一審では係る事情が最大限に考慮され無罪が言い渡されています。
検察はこの判決を不服として控訴・上告し、この事件は最高裁で審理されることになりました。
その結果、最高裁も地裁の判決を考慮した上で、長女に対して「懲役2年6ヵ月」(執行猶予3年)という”事実上”の無罪判決を下したのです。
ちなみに、無罪判決を最初に下したのが、宇都宮地裁で裁判官を務めていた武内大佳(ひろよし)弁護士なのです。
世間の反応
実の娘を15年間も強姦って、この父親、頭狂ってる…
こういう父親は死んだ方が世のため人のため。
この父親1人が死んで周りが幸せになるなら、
死んで正解でしょ。
死亡した父親:浅川政吉の顔画像は?
本事件で死亡した父親の名前は「政吉」であることが確認されています。
当時の報道でも娘の実名は伏せられており、「浅川サチ」という”仮名”で報じられていたことから、父親の実名(フルネーム)までは分かっていません。
しかし、父親の政吉は顔写真が公開されておらず、現在に至るまでその素顔は明らかになっていないのです。
父親が実の娘を強姦した上に4人の子供を生ませるというショッキングな事件であることから、マスコミも父親の顔写真を公開することは自粛したのかもしれません。
【追記あり】浅川サチの実名+顔画像は?現在や子供は?
政吉に強姦されていたサチさんですが、こちらもプライバシーの観点からか、詳しい素性(実名・顔写真)は一切公にされていませんでした。
サチさんは父親の子供を5人も出産していますが、その事実を当の子供たちが把握しているのかも定かではないのです。
5人の子供のうち2人は夭逝しており、
生存が確認されているのは3人(全て娘)となっています。
参照先:https://www.excite.co.jp/news/article/Cyzowoman_201904_post_228072/?p=4
サチさんの生死すらも不明ですが、2022年現在でも存命であれば、その年齢は83歳と推定されます。
サチの実名が「相沢チヨ」であることが確認される。
以下に記載する東京高裁の判決文には、本事件の被告として「相沢チヨ」という名前が明記されていました。
https://www.daihanrei.com/l/東京高等裁判所%20昭和44年(う)1629号%20判決
つまり、父親の実名も「相沢政吉」となります。
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