こんにちは。坊主です。
昨今、世界中で人気を博している「BTS」に便乗した詐欺が多発しています。
その一例が「NEWSポストセブン」に掲載され、大きな話題となっています。
記事中でX氏と呼称される人物は「BTSに会える詐欺」を行っており、多数の人物から金銭を詐取している疑いが掛けられているのです。
一体、「BTSに会える詐欺」のX氏とは誰なのでしょうか?
「BTSに会える詐欺」のX氏はアパレル会社の社長
「BTSに会える詐欺」のX氏について、NEWSポストセブンは次のように報じています。
「X氏は、アパレル関係の会社社長です。
被害に遭った人たちが口を揃えて言うのは
『芸能人人脈が豊富だから信じてしまった』
ということでした」
(芸能関係者)
その芸能人とは誰なのか。
広告代理店関係者が説明する。
「山田孝之さん(38才)や城田優さん(35才)を筆頭に、
綾野剛さん(39才)、佐藤健さん(32才)、
新田真剣佑さん(25才)、ONE OK ROCKのボーカル・Takaさん(33才)など、
第一線で活躍している人たちばかりです。5年前(2016年)、
韓流スターが城田さんの誕生日パーティーの写真をSNSで公開したときには、
いま挙げたメンツにただ1人、一般人が混じっていたため“この人は誰?”
と話題になっていました」
※「https://www.news-postseven.com/archives/20211216_1714383.html?DETAIL」より引用
上記の通り、X氏はアパレル会社の社長であり、豪華絢爛な人脈を誇っていたのです。
また、この人物が社長を務める会社には、RADWIMPSの桑原 彰さんやUVERworldの誠果さんが”取締役”として名を連ねているようです。
一体、「BTSに合わせる詐欺」のX氏とは誰なのでしょうか?
世間の反応
アパレルはこういう人脈だけやたら広くて、
何やってるかわからない怪しい人が結構多い。
X氏は実名でお願いします。
名前は?
思い当たる人間が多過ぎる。
こんなんに騙される地下アイドル系やグラビア系とキャバ嬢。
X氏とは誰?名前は東谷義和?顔写真あり
「BTSに合わせる詐欺」のX氏について調べたところ、SNSでは”ある人物”の名前が既に挙げられていました。
東谷義和のBTSに会わせます詐欺、被害額がかなり膨らんできた。こいつ芸能関係に顔が広かったから被害者も信じちゃったんだろうな。
芸能人の下の世話なんかもしてたやつなんだけど、最後にはその芸能人からも金騙し取って飛んでる。こんなやつのブランドのステマしてたらイケメン俳優でもダサいな。 pic.twitter.com/4ZSbPNlz3t— Z李(Jet Li) (@Kiss0fthedrag0n) December 4, 2021
QALB東谷義和のBTSに会える詐欺で金取られてる女の子の被害者のDM、まとめて返信しようと思ってたんだけど埋もれて見つからなくなったから気軽にまたDMしてくれ。新田真剣佑や山田孝之と沖縄旅行したり華やかな交友関係の割に寸借詐欺の手口は雑だな東谷。 pic.twitter.com/EayARGkdCd
— Z李(Jet Li) (@Kiss0fthedrag0n) December 4, 2021
上記の通り、疑惑のX氏として「東谷義和」なる人物の名前が挙げられていたのです。
そこで、東谷義和氏について調べたところ、同氏はアパレル会社を経営する社長で、その会社の取締役には「桑原 彰」および「誠果」の名前が記載されていることが分かったのです。
東谷氏の会社概要は以下のPDFからご覧いただけます。
http://phobostar.web.fc2.com/k-pop/everfree.PDF
X氏に関する冒頭の報道と一致することから、「X氏=東谷義和」という可能性は高いと評価することができます。
また、この言説を後押しするものとして、以下のツイートが挙げられます。
【名誉棄損で構わない】〝東谷義和〟実名を公表して徹底的に追い込みます! #shorts #詐欺 #東谷義和
★動画はこちらから★https://t.co/vLcmn83MWW pic.twitter.com/t0nsV5n0yu
— ヒカルの扉【切り抜き】 (@hikaru_tobira) December 10, 2021
実は、YouTuberのヒカルさんも自身の名前を無断で使用されていたのです。
そして、ヒカルさんの名前を無断で使用した人物こそ東谷氏だったというわけです。
https://twitter.com/pikaru_next/status/1469593044953362433
このことから、東谷氏は、BTSに限らず話題の人物の名前を挙げては「〇〇に会える詐欺」を実行していると予想されます。
ネット上では東谷氏に対して集団訴訟を呼び掛ける声も上がっており、これが実現すれば、同氏の行いが白日の下に晒されるでしょう。
しかし、東谷氏を提訴するためには、その居場所(住所)を特定しなければなりません。
これは訴状に被告の名前と住所を記載する必要があるからです。
ただ、住所が特定できない場合の最終手段として”公示送達”と呼ばれるものがあります。
これは、訴訟に関する書類を裁判所に一定期間張り出すことで、当事者に「送達した」と見做す手段のことです。
公示送達が実現すれば、東谷氏の居場所が特定できずとも、民事裁判を起こすことが可能となります。
しかし、公示送達の可否は裁判所が決定するため、原告に決定権はないことに注意が必要です。
上記動画でも解説されている通り、原告が公示送達を申し出る際には、事前に被告の行方が分からないことを証明しなければなりません。
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