こんにちは。坊主です。
2024年3月25日、日立造船の社員が過労自殺していたことが報じられました。
過労自殺したのは北陸出身の上田優貴さん(享年27)です。
報道によると、上田さんは大学および大学院で電気工学を学び、2018年に日立造船に入社していたようです。
一体、上田優貴さんとはどんな人物なのでしょうか?
上田優貴:電気工学の大学(大学院)はどこ?SNSやFacebookは?
現在のところ、上田さんの出身大学(大学院)は報道されていません。
しかし、Facebookの下記投稿より、金沢工業大学(大学院)に同姓同名の人物が在籍していたことが確認されました。
平成29年電気学会全国大会(富山大学)にて,院1年生の上田優貴君と増井秀好君が発表します。
※「https://www.facebook.com/photo/?fbid=1126177074161336&set=a.491393324306384」より引用
この投稿で右側に写る男性が同姓同名の上田さんです。
今回の報道では上田さんの顔写真(遺影)も公開されていますが、この写真の人物と顔立ちが一致しています。
さらに、同大学の広報誌には、同姓同名が令和4年(2021年)4月に亡くなっていたことが掲載されていたのです。
https://www.kobushi.jp/wp-content/uploads/4d4233169d1557910fa2a1566dc764d7.pdf
実は、過労自殺した上田さんが亡くなったのも2021年4月30日なのです。
「名前」「専攻」「死亡日」が一致していることから、上田さんの出身大学(大学院)は「金沢工業大学(大学院)」だと考えられます。
ちなみに、上田さん本人のSNS(Facebook・インスタグラム・Twitter)は確認されておらず、出身地や高校などは分かっていないのが現状です。
世間の反応
私は縁あって、大手の重工業系の海外プラントの設計に携わったことがあります。
海外プラントは厳しいとは知っていましたが、想像をはるかに超えていました。
だから、こういった事件が起きても不思議には思いません。
重責、納期、エンドレスな仕事量に押しつぶされそうな毎日でした。
それなりの報酬は得ましたが、精神的肉体的にもちませんでした。
それが、上司のサポートをうけられないどころか叱責の毎日では、精神的に参ってしまうのは容易に想像できます。
根本的な原因は人材不足ということでしょうか。
未経験の業務を英語の通じない場所でやるなんて、極めて難易度が高いです。
試運転業務は、設計の職種でいうと、電気系(計装や制御)が近いかもしれませんが、やはりいきなり実機での試運転は難しいです。
その辺りを理解していない現場所長は、おそらく土木や建築が専門の方だと思いますが、叱責する相手が間違っています。
未経験の人を派遣させた試運転チームの職長やPMへ言うべきですしかし、派遣元部門も人手が足りないのでしょう。
非常に心が痛みます。
当社社長には、絶対に再発させない仕組みを作っていただきたい。
ご冥福をお祈りいたします。
一流企業って社員の能力が高い分、社員の自助努力を当てにしての無茶振りが結構あるという気がします。
受験でその人の記憶力や学習時間は保証付きですからね。
この記事では、その無茶振りにコロナ禍と高圧的上司にマイナー勤務地という悪条件が重なったように見えます。
そして問題が起きた場合、日立造船のように普段は社会貢献といった綺麗事をアピールしている有名企業であっても、責任を認めたがらないのは電通や教育委員会と同様という訳ですね。
※「Yahoo!ニュース」より引用
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