こんにちは。坊主です。
2022年4月23日、北海道 知床沖で遊覧船(観光船)が行方不明になる海難事故が発生しました。

現在でも捜索が続けられていますが、遊覧船および生存者の発見には至っていないのが現状です。

一体、行方不明になった遊覧船とはどんな観光船なのでしょうか?
また、この船の船長は誰なのでしょうか?
知床遊覧船(観光船)の「KAZU 1(カズワン)」の沈没場所はどこ?
行方不明になっている遊覧船について、「産経ニュース」は次のように報じています。
ヘリコプターが現場到着 捜索開始 近隣漁協では漁船が待機 知床・観光船浸水 https://t.co/fqd1pjF5mM
第1管区海上保安本部は事故を受け、「知床沖観光船中規模海難対策本部」を設置し、巡視船5隻、航空機2機を派遣して対応に当たっている。
— 産経ニュース (@Sankei_news) April 23, 2022
同記事によると、当該船体は「KAZU 1」(カズワン)とのこと。
この船には船長1人、甲板員1人の他、乗客が24人おり、その内の2人は子供のようです。
捜索に当たっている海上保安庁によれば、KAZU 1は「カシュニの滝」付近での通信を最後に連絡が途絶えたと言います。
通信が途絶えた場所がこちらです。
子供2人含む26人乗り知床観光船「船首が浸水、沈みかけている」…シケで視界悪化 – 読売新聞オンラインhttps://t.co/nKV16dLK1v
第1管区海上保安本部によると、北海道・知床半島の沖合で23日午後1時15分頃、知床遊覧船所有の観光船「KAZU I(ワン)」から「船首が浸水して沈みかけて… pic.twitter.com/gqCSpU3ozV— Gnews (@Gnews__) April 23, 2022
知床半島遊覧船の事故現場はカシュニの滝付近
どちらかと陸に近い場所
通報後は連絡途絶えてしまったらしいが、全員救命胴衣着用とのこと
場所柄、海上保安庁の巡回船が近くにいる可能性高い。航空機はもう到着していると思うし
海上保安庁は紋別かな pic.twitter.com/nUQMtYJvgS
— ばんび (@bambi_gogo5) April 23, 2022
カシュニの滝はヒグマの出現率が高いため、ヒグマの観察スポットとして有名でした。
KAZU 1の通信が同場所で途絶え、現場に船体が存在していないことを踏まえると、カシュニの滝付近で沈没した考えるのが自然でしょう。
沈没した原因は不明ですが、カシュニの滝がヒグマの観察スポットであることから、陸地に接近し過ぎて岩礁と接触したとする見方が存在しています。
速報 「船首部分が浸水し、沈みかかっている」知床半島の沖合で遊覧船が浸水、巡視船などが乗船の26人を救助へ
https://t.co/kLg7rWo9xUカシュニの滝はヒグマの発見率が高いエリアの近くなので、陸に近づきすぎて岩礁に当たったのかな。
競合各社による近づき過ぎ問題は以前からあった。— ひくまひか (@hikumahika) April 23, 2022
無論、これは個人の見解に過ぎない点に注意が必要です。
世間の反応
滝あたりの写真を見ると多分浅瀬で船首を損傷してしまったのではないかな。
浮いていれば巡視船のレーダーで捕捉できるはず。
見つからないということは沈んでしまった可能性が高い。
そうなると救命胴衣での漂流となってしまい発見が非常に難しくなってしまう。
しかもすでに夜間となってしまっている。
港内遊覧船と違い
救助出来る船が周りにいないというのはかなり危険なんだと改めて認識した。救命胴衣だけでは北の海では充分では無い。
大規模海難になる可能性がある。
子どもたちも乗っていたということでほんとうに心配です。
乗船した事がありますので、とてもショックです…
95%が断崖絶壁だったような記憶があります。
上陸出来るところもありますが、
それこそその場所こそ熊の親子が魚を求めて出で来るところです…近づくのは現実的ではないですし、
そもそもその付近で浸水する確率も低いでしょう..救命胴衣を身に付けていたとしても、
船の沈み方によっては下敷きになる可能性もあると思います。ご家族、ご親族の方々の事を思いますと苦しいです。
どうか、何とか助かりますように…
現地は朝から波が高く風も強かったとのことです。
ということは悪天候で運航したことになります。
観光遊覧船ですから悪天候であれば船の中から景色はよく見えないことは容易に想像できます。
波が高ければ多くの乗客は船酔いにもなりやすいでしょう。
悪天候の荒海にリスクを覚悟で船を出すということは
乗客の安全よりも利益を優先しているように思えてなりません。早急に会社代表が記者会見を行い、
どの程度の悪天候下であれば運行中止とするのかというマニュアルを開示して詳細を説明するべきです。全乗客乗員の救出を祈ります。
【4月24日追記】KAZU 1の船長は誰?
沈没が可能性が指摘されているKAZU 1ですが、この船の船長は誰なのでしょうか?

そこで、船長について調べてみたものの、詳しい情報は一切公表されていないことが分かったのです。
同船体の運営会社の公式サイトを調べてみても、船長を含む船員の名前や記載されていませんでした。
https://www.shiretoko-kazu.com/
海難事故が発生した当日は午前中から悪天候だったこともあり、通常人であれば、ツアーの中止を考えるでしょう。
今TVのNHKニュースでは現場の海水温は10℃未満、波高さは約3m。強風注意報と波浪注意報発令中で地元漁船も午前中から帰漁する程の悪天候。現時点で最初の通報から4時間以上経過。
知床沖 観光船“沈みかかっている”通報 その後 連絡取れず|NHK 北海道のニュース https://t.co/G7uNVXJB4n
— 妖怪シンガプーラさんは油断しない (@neko1taurosu334) April 23, 2022
しかし、こうした悪天候でもツアーを敢行したことで、今回の海難事故に繋がったのではないかという見解も存在しています。
まずは全員の救出が第一ですが、事故の原因究明にも注目が集まっています。
船長および甲板員の氏名が公表される。
海上保安庁が公表した情報によると、船長の名前は「豊田徳幸」さん(54歳)で、甲板員は「曽山 聖(あきら)」さん(27歳)のようです。
ただ、乗組員の名前こそ公表されましたが、2人の安否(生死)は依然として不明のままです。
【4月24日追記】知床岬の先端で遭難者4人を発見
遭難から一夜明けた4月24日、知床岬の先端で行方不明者4人が発見されました。
しかし、救助された4人は意識不明の重体で命の危機に瀕しているとのこと。
知床半島沖で観光船不明 “知床岬先端で4人発見”と連絡 #北海道NEWSWEB https://t.co/WjzK6vH2aB
— NHK北海道 (@nhk_hokkaido) April 23, 2022
また、他の遭難者22人については依然として行方が分かっておらず、KAZU 1の船体も発見には至っていません。
船体が見つかっていないことから、やはり沈没した可能性が高いと考えられます。
4月24日の時点で10人が救助されましたが、
10人全員の死亡が確認されています。
最近のコメント