こんにちは。坊主です。
今回は、”伝説”のサッカー選手「カルロス・カイザー」さんを取り上げます。
現役時代は4ヵ国のチームを渡り歩き、ストライカーのポジションに就いていた彼ですが、実は、全くサッカーの才能がありませんでした。
というのも、彼は20年間のキャリアを誇りながらも、1得点しか挙げられなかったのです。
そのため、「サッカー史上最大の詐欺師」とまで言われているのです。
そんなカルロスさんの話題が「奇跡体験!アンビリバボー」にて取り上げられます。
下手にもかかわらず世間をだまし続け
“20年間プロサッカー選手”として過ごした男の抱腹絶倒のウソ
(2019年8月1日放送)
今回は、20年間も嘘を突き通した「カルロス・カイザー」さんについて調べてみました。
カルロス・カイザーの嘘とは?手口は○○
サッカーができないにも拘わらず、20年間も周囲の人間を騙し続けたカルロスさんですが、一体、彼はどんな手口で嘘をつき続けたのでしょうか?
そこで、嘘の手口を調べたところ、その手法が明らかになりました。
まず、彼が真っ先にしたことは「マスコミや有名選手と仲良くなること」でした。
矢吹:
これは契約をする前にまず、
その下準備があるんですよ。で、マスコミと仲良くなっておいて、
「自分はいい選手だ。
メキシコでも活躍した」っていう嘘の記事を新聞記者に書かせるんですよ。
柴田:えっ、本当に?
矢吹:
はい。それはもう、
お金をいくらかは渡していたんだと思うんですけども。プラス、
リオデジャネイロやサンパウロのナイトクラブで
当時のブラジルの有名選手と仲良くなって、
その有名選手からの推薦をもらっておくんですよ。
※「TBSラジオ」より引用
(2019年5月24日放送)
つまり、カルロスさんは自分ひとりで嘘を突き通すのではなく、周囲の実力者を味方に付けることで自分の株を上げていたのです。
また、彼は試合に出場することを拒否する言い訳として、”嘘の診断書”を医師に作成してもらっていました。
嘘の診断書を理由に試合や練習を拒み続け、怪我が治る頃になると、再び嘘の診断書を作成してもらい、徹底的に自身の実力が露見することを防いだのです。
もはや、彼の場合は「嘘」ではなく「人心掌握術」と表現した方が的確かもしれません。
虚言癖だった?
息を吐くように嘘をつき続けたカルロスさんに対して、一部からは「虚言癖ではないか?」という声も上がっていました。
確かに、彼ほど嘘で塗り固められた人生であれば、虚言癖を疑いたくなる気持ちも分かります。
ただ、虚言癖とは、「自分の意思に関係なく嘘をついてしまう性質」を指します。
つまり、虚言癖の人間は自分の意図しないところで嘘をついてしまうのです。
しかし、カルロスさんの場合、嘘をつき始めた理由は「貧乏な生活から家族を救うため」でした。
カルロスは2011年にGloboのインタビューで
「貧しかった家族に
より良い暮らしをさせてあげるための最もよい方法がサッカーであった。サッカー選手になりたかったが、
サッカーをしたくなかった。」と告白した。
※Wikipediaより引用
つまり、カルロスさんは急に迫られて嘘をつき続けたというわけです。
そのため、自分の意思に関係なく嘘をつき続けたわけではありません。
このことから、彼は虚言癖ではないと言えそうです。
年俸は?
表向きはプロのサッカー選手として20年も活動したカルロスさんですが、やはり、年俸(年収)が気になります。
しかし、現在までに彼は自身の収入については言及しておらず、正確な年俸は不明です。
ただ、カルロスさんは自身の経歴を「書籍」や「映画」として発表しているため、それによる印税だけでも莫大な収入があると予想できます。
現在は?
現役を引退したカルロスさんは、故郷のブラジルで悠々自適な生活を送っているようです。
彼の半生は映画化もされているため、現役時代の年俸に加え、余生は遊んで暮らせるだけの蓄えがあるのでしょう。
※YouTubeより引用
最近のコメント