こんにちは。坊主です。
今回は、画家の杉田陽平氏を取り上げます。
2022年6月24日、杉田氏のトレパク(トレース)疑惑が報じられました。
果たして、トレパク疑惑は真実なのでしょうか?
杉田陽平にトレパク疑惑↓トレース元の比較画像あり
杉田氏のトレパク疑惑について、「文春オンライン」は次のように報じています。
アマプラ人気番組『バチェロレッテ』出演画家に“トレパク”疑惑 本人は「トレーシングペーパーで写してバランスをとることがあります」《下絵はアシスタントに丸投げ》#文春オンラインhttps://t.co/9fBC4iSSHU
— 文春オンライン (@bunshun_online) June 24, 2022
左の写真は韓流アイドル「BLACK PINK」のROSEの写真です。
これに対し、右の作品は杉田氏によるものですが、両者を比較すると酷似していることが分かります。
文春では上記以外でもトレパクを窺わせる作品が比較して掲載されており、杉田氏が日常的にトレースを行っていたとする証言もありました。
また、同氏のトレパク疑惑を告発したAさんによると、彼はAさんが描いたチューリップの作品を無断でインスタグラムに投稿していたようです。
杉田氏はAさんの作品を無断で投稿したことは事実と認めたものの、その理由については以下のように回答しています。
「何気ない僕の日常の一コマとして素敵に思えたモノをストーリーに投稿することがあります。
そのような感覚で、チューリップの絵を投稿したことがありました」
※「https://bunshun.jp/articles/-/55437?page=5」より一部抜粋して引用
一方、トレパク疑惑については「トレーシングすることはある」と一部事実を認めたものの、「元となる素材から特徴を変えて新しい創造性を生み出している」ことを理由に著作権侵害ではないという認識を示しました。
しかし、そうした主張とは裏腹に、SNSでは杉田氏の創作活動に批判的な声が多数上がっているのです。
世間の反応:盗作との声あり
トレースの事実こそ認めたものの、新しい創造性を生み出していることを理由に、杉田氏は著作権侵害を否定しました。
しかし、本人の主張に反して、ネット上では「盗作」や「パクリ」という声が上がっていたのです。
宮永愛子の文章を盗用した事実を杉田陽平なるアーティストの風上におけない情けない人物は認めているようだ。更にこの人物はテイム ウォーカーの写真を盗作した作品を制作したり、かなり目に余る盗作王のようだ!アート作品は援用、引用と幾らでも逃げ道はあるかも知れないが、文章盗用は許されない!
— 三潴末雄 (@mizumaart) November 28, 2013
杉田陽平の盗作騒動は図らずも明日からの個展の宣伝になったな。それとも図ったのかな。
— らんだむ⛅うぉ~か~ (@randomwalker76) November 29, 2013
https://twitter.com/iwashi_revive/status/712276560221351937
これらのツイートを見る限り、杉田氏のトレパク疑惑や盗作疑惑は2013年の時点で既に指摘されていたことが分かります。
こうした盗作疑惑を受けて、杉田氏は自身のブログで謝罪文を掲載しているのです。
https://ameblo.jp/sugiheiattack/entry-11714241193.html
しかし、この謝罪文では”関係者に迷惑を掛けたこと”への謝罪が綴られていますが、盗作(トレパク)の是非については一切言及されていませんでした。
そのため、盗作(トレパク)を真実と認めた上で謝罪したというわけではないようです。
トレースの元ネタは?
杉田氏が認めたトレースの元ネタは誰の作品なのでしょうか?
そこで、元ネタについて調べたところ、TIM WALKEやCecily Brownの名前が挙げられていたのです。
杉田陽平さんはこちらを参照されてるのかな。前の個展では彼は写真家TIM WALKERやCecily Brownと盗作してたけど。心配になりますね。https://t.co/CqO4eGcZ7s pic.twitter.com/kSxRgna51P
— 杉山 綱| (@osugy_tsuyoshi) March 12, 2017
本人が盗作を認めていない以上、杉田氏が盗作を行ったと断定すべきではありませんが、少なくとも、そのような印象を抱かせる程に作品が似ていたのでしょう。
また、同氏が創作活動の過程で参考にしていた人物として、本人は自身のブログで以下の名前を挙げてました。
〈1〉ティム・ウォーカー
〈2〉宮永愛子
〈3〉山田詠美
〈4〉中島みゆき
盗作(トレパク)の真偽は別にして、杉田氏が上記の人物から多大な影響を受けたことは真実のようです。
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