こんにちは。坊主です。
今回は、1994年4月26日に発生した「中華航空140便墜落事故」を取り上げます。
2023年8月15日放送の「ザ!世界仰天ニュース」にて、本事故が特集されます。
一体、中華航空140便に搭乗していた機長および副操縦士とは誰なのでしょうか?
中華航空140便墜落事故|機長+副操縦士は何人?国籍/名前/画像は?
墜落事故を起こした中華航空140便の機長および副操縦士については、英語版のWikipediaより、以下の情報が確認されています。
At the controls were Captain Wang Lo-chi (Chinese: 王樂琦; pinyin: Wáng Lèqí), age 42,
and First Officer Chuang Meng-jung (莊孟容; Zhuāng Mèngróng), age 26.
※「https://en.wikipedia.org/wiki/China_Airlines_Flight_140」より引用
上記の通り、機長の名前は「王樂琦」(42歳)で、副操縦士は「莊孟容」(26歳)でした。
この記載では「Chinese」とありますが、実際のところは台湾国籍だったようです。
ただ、2人の名前で検索しても顔写真はヒットしないため、その素顔は不明となっています。
機長+副操縦士の経歴は?
後の裁判記録などから、機長および副操縦士の経歴が判明しています。
機長は,1989年(平成元年)2月1日,被告中華航空に入社した。
入社以前は,台湾空軍の操縦士として1970年(昭和45年)9月から1989年(平成元年)1月まで勤務し,C-47型機等で4826時間30分飛行している。
入社後は,B747-200型機,B747-400型機の副操縦士(飛行時間はそれぞれ,668時間35分,1494時間47分)を経て,被告中華航空においてA300-600R型機の機長昇格訓練(飛行時間260時間53分)を受け,1992年(平成4年)7月31日に機長検定証を取得し,同年12月1日に被告中華航空のA300-600R型機の機長に昇格した(事故前日の4月25日までの飛行時間1089時間34分)。
総飛行時間は8340時間19分,被告中華航空入社後の飛行時間は3513時間49分,A300-600R型機での飛行時間は1350時間27分であった。
副操縦士は,1990年(平成2年)4月16日,被告中華航空に操縦要員の学生として入社した。
その後,自社養成でアメリカ合衆国(以下「アメリカ」という。)のノースダコタ大学において,1991年(平成3年)8月4日から1992年(平成4年)8月30日までの間C-90A型機,C-1900型機などで590時間12分訓練を受け,事業用操縦士の資格を取得した。
A300-600R型機については,フランスのアエロフォーメーション社(被告中華航空から訓練の委託を受けた被告エアバスが再委託)において地上学科,シミュレーターによる訓練及び実飛行時間3時間の訓練を受けた。
その後,台湾において基本飛行4時間の訓練を受けて,1992年(平成4年)12月29日に副操縦士の検定証を取得し,1993年(平成5年)3月22日にA300-600R型機の副操縦士に昇格し,事故前日の4月25日までの飛行時間は1033時間59分であった。
※「https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12279120382」より引用
上記の通り、機長は台湾空軍の操縦士という経歴を持ち、事故発生までの総飛行時間は8,000時間を超えていました。
しかし、そうしたキャリアを持つ人間がいたにも拘わらず、今回の墜落事故は機長および副操縦士の操縦ミスが原因で発生してしまったのです。
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