【沖縄署暴動の真相】失明の高校生はヘルメットしてた?

こんにちは。坊主です。

2022年1月27日深夜から28日未明にかけて、沖縄警察署に約300人の若者が押し寄せ、投石などを行う暴動が発生しました。

この暴動の発端は、”ある男子高校生(17歳)”が警察官から警棒で暴行されたという”真偽不明”の情報が拡散されたことが原因でした。

補足

怪我を負った高校生の名前は報道されていませんが、
一部では「アイキ(あいき)」という情報が確認されています。

ただし、
これを裏付ける確証はないため注意が必要です。

その男子高校生によると、突然、警察官から警棒で右目を殴られたと言います。

現在、沖縄署は当該警察官から事故当時の事情を聴取していますが、警棒が接触したかどうかについては「分からない」と供述しているようです。

ただ、この受傷事故によって、男子高校生は眼球破裂の大けがを負っており、右目を失明しているのです。

果たして、この暴動の真相は解明されるのでしょうか?

沖縄署暴動の真相とは?失明の高校生はヘルメットをしていた?

警察官と男子高校生が接触した際、警察官は手に警棒を持っていたことが分かっています。

しかし、左右どちらの手で警棒を持っていたのかは不明とし、さらには、その警棒が高校生に当たったのかという点も分からないと供述しています。

ただ、暴行の被害を訴える高校生によると、警察官は暗闇から突然現れ、いきなり警棒で殴られたといいます。

事故当時、現場周辺には暴走族が走り回っており、疑惑の警察官は徒歩でパトロールに当たっていました。

係る状況から、この警察官が男子高校生を暴走族の1人と勘違いした可能性はあります。

しかし、だからといって、いきなり警棒で殴りつけるとは考えづらいでしょう。

当初の報道では、高校生が警察官の制止を振り切って現場から逃走したと伝えられていることから、その際に警棒が顔面に接触したと考えるのが自然です。

事実、Twitter上ではこの仮説が大きな支持を集めているのです。

この仮説に立てば、高校生が警察官の制止を振り切って猛スピードで逃走しようとした際、警察官が手にしていた警棒に接触し眼球破裂の大けがを負ったことになります。

また、この仮説では、動く対象物を的確に狙って攻撃する難しさも指摘されています。

もちろん、これは可能性の一つでしかなく、真実と認めるに足る客観的な証拠は存在しないことに注意が必要です。

ただ、この仮説が成立するには”ある事実”を前提にしなければなりません。

その前提事実とは、高校生が「ヘルメットを着用していなかった」ということです。

文春オンラインの報道によると、高校生のバイクとヘルメットは事故直後に回収されているとのこと。

しかし、事故当時、高校生がヘルメットを着用していたのかという肝心な点は明らかにされていないのです。

高校生がヘルメットを着用していたのか否かは不明ですが、先の仮説を前提にするのであれば、ヘルメットをしていなかった可能性が極めて高いと言えます。

ただ、半ヘル(ハーフヘルメット)であれば、目の部分が保護されず露出されているため、警棒が接触する可能性はゼロではありません。

しかし、半ヘルだったとしても、走行中のバイクに乗る人間の眼球を的確に狙って攻撃することが至難の業です。

世間の反応

警察から逃げるという時点で、もうアウトだし、
走行中のスクーターの運転手の眼球に警棒を直撃させるということが可能だとも思えない。

悪いが、
少年側の証言にはかなり不自然な点が多くて、
現時点では全く信用できない。

一連の流れを考えると、
警察官が殴ったというより、
逃走してるスクーターを静止させる際の一瞬の悶着で警棒が眼に当たったんだと推測する。

確かに代償としてはあまりに重いが、
これを警察の責任だと被害者面するのもお門違いでは?

自分の行動の振り方にも非がなかったか改めて考えて欲しい。

走行中に殴られたという主張ならへんな点があるね

「ヘルメットがあった」のに「警棒で殴られて右目の損傷だけで済んだ」の?

高校生のバイク(原付)は盗難車両?

失明した高校生に関しては「自業自得」という声が数多く上がる一方で、”ある疑惑”も同時に浮上していました。

それが、事故当時に彼が乗っていたバイク(原付)が「盗難車両だったのではないか?」というものです。

上記ツイートによれば、高校生のバイクと盗難車両は車種が一致しているとのこと。

さらに、ドリンクホルダーも酷似していることから、盗難車両の疑惑が指摘されているというわけです。

実際に盗難被害に遭ったバイクがこちらです。

ただ、車種やドリンクホルダーが一致(または酷似)しているという理由だけでは、高校生が盗難車両を運転していたとは断言できません。

もしこの疑惑が真実であれば、警察の発表やマスコミの報道で言及されるでしょう。

今回の暴動については真相が明らかになっていないにも拘わらず、一方的に高校生を非難する声が続出しています。

こうした事情から、高校生に関するあらゆる情報にバイアスが掛けられ、今回のように盗難車疑惑も浮上したと思われます。

補足

バイアスとは、
先入観や思い込みなどによって思考や判断に生じる”歪み”を意味します。

公正を期すのであれば、真偽不明の情報については判断を保留し、警察が発表した情報やマスコミの報道を元に事案を精査すべきでしょう。

怪我をした高校生が運転していたバイクには盗難車の疑惑が掛けられていますが、それを裏付ける客観的な証拠は何一つありません。

そのため、係る疑惑を”真実”として発信する行為は避けるべきです。

また、既にそのような投稿をしてしまった方は速やかに削除するようお願い致します。

しかし、万が一これが盗難車両だった場合、高校生への批判が激化するのは免れないと思われます。

【2月19日追記】「暴走行為」「ノーヘル」「盗難車両」はデマと発表

負傷した高校生に係わるSNS上の情報について、沖縄県警が正式にこれらをデマと否定しました。

警察がSNS上の情報をデマと断定した以上、これらの情報を投稿してしまった方は速やかに削除して下さい。