こんにちは。坊主です。
今回は、森 一岳裁判長を取り上げます。
2020年1月17日、原子力発電所「伊方3号機」の”運転差し止め”が決定し世間の注目を集めています。
この判断を下したのが広島高裁の森裁判長でした。
一体、森裁判長はどんな人物なのでしょうか?
裁判長:森一岳が伊方3号機の運転差し止めを決定
伊方3号機の運転差し止めについて「KYODO」は次のように報じています。
四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の運転禁止を求めて、
50キロ圏内に住む山口県東部の三つの島の住民3人が申し立てた仮処分の即時抗告審で
広島高裁(森一岳裁判長)は17日、
運転を差し止める決定をした。
伊方3号機の運転を禁じる司法判断は、
2017年の広島高裁仮処分決定以来2回目。
伊方3号機は現在、
定期検査のため停止中で、
今月15日にはプルサーマル発電で使い終わったプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料の取り出しを完了した。
4月27日に営業運転に入る計画だったが、
今回の決定で見直しを迫られるのは必至で、
原発再稼働を進める国の方針にも影響しそうだ。
(2020年1月17日配信)
上記の通り、今回の運転差し止めは国の方針に対立するものであるため、大きな反響を呼びそうです。
世間の反応
地裁じゃなくて高裁の判断。
仮処分とはいえ、
認められたこと自体に驚いた。
原発はミスが許されないからな。
中央構造線の直上にあるしね…。
何かあった時の被害は計り知れない。
裁判官の経歴
森裁判長の経歴がこちらです。
生年月日 S30.1.25
出身大学 東大
定年退官発令予定日 R2.1.25
H28.4.30 ~
広島高裁第4部部総括(民事)H26.9.12 ~ H28.4.29
千葉地家裁松戸支部長H24.4.1 ~ H26.9.11
千葉地家裁松戸支部民事部部総括H23.4.1 ~ H24.3.31
東京高裁8民判事H20.4.1 ~ H23.3.31
新潟地裁1民部総括
H17.4.1 ~ H20.3.31
東京高裁2民判事H14.4.1 ~ H17.3.31
広島家地裁福山支部判事H10.4.1 ~ H14.3.31
広島高裁岡山支部判事
H9.4.1 ~ H10.3.31
岡山地裁判事H5.4.1 ~ H9.3.31
長野地家裁伊那支部判事H4.4.13 ~ H5.3.31
大阪地裁判事H2.4.1 ~ H4.4.12
大阪地裁判事補
S62.4.1 ~ H2.3.31
東京家地裁八王子支部判事補S59.4.1 ~ S62.3.31
長崎地家裁判事補S57.4.13 ~ S59.3.31
大阪地裁判事補
※「弁護士山中理司のブログ」より引用
(2019年2月23日公開)
上記の通り、森裁判長は「東京大学」を卒業されています。
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