こんにちは。坊主です。
今回は、ミュージシャンの小山田 圭吾さんを取り上げます。
2021年7月15日、小山田さんが東京オリンピックの開会式の楽曲を担当することが報じられました。
しかし、この発表に対してネット上では批判の声が集まっています。
その理由は、小山田さんが過去に”いじめ”に加担していたことがあるからです。
一体、小山田さんが加担した”いじめ”とはどんな内容だったのでしょうか?
目次
小山田 圭吾のオリンピック起用に批判が殺到
小山田さんがオリンピックの開会式に起用されたことについて、「東スポWeb」は次のように報じています。
そんななか、
一部ネット上では小山田の名前に懸念の声が上がっている。音楽雑誌「ロッキンオン・ジャパン」1996年1月号で、
小山田が同級生いじめを自慢話のように告白していたことが蒸し返されているのだ。
「小学校時代の話で、
障害者の同級生を跳び箱の中に閉じ込めたり、
マットレスでぐるぐる巻きにしてみたり…なかなかハードな内容でした。
ただ、批判を集めたのは、
そうしたいじめ話を得意げに話す小山田の態度でした。ネット上では『クズ』批判が巻き起こりました」
(音楽関係者)
過去の話であり、現在の小山田を表すものではないが、
SNS上では「ふさわしくない」
「いじめの話は忘れていない」
といった声が噴出。
インターネットで「小山田」と検索するといじめ問題があっさり出てくるにも関わらず、
キャスティングされたことに「どこ見て起用したんだ」
「チェックしたの?」
といった意見もあった。
(2021年7月15日配信)
上記の通り、小山田さんは自身の”いじめ”を自慢げに語っていたのです。
これが世間の怒りを買い、現在でも「いじめの加害者」というイメージが付きまとっています。
「くず」「異常」「サイコパス」の声も
フリッパーズ・ギター、コーネリアス、小山田圭吾、ね
嬉々としていじめ(傷害罪を)ヘラヘラ武勇伝のようにして語るクズ
覚えたし、
オリンピック周りの醜聞からしてカスの集いって思った方が良いな(良識ある選手は含まない、良識ある人はね!)
木村拓哉さんのソロアルバムに小山田圭吾が参加するらしいけど、
小山田圭吾がイジメ加害者だという事を忘れてはならない。しかも、イジメの内容を面白おかしく語るのも異常だし、
それを聞いていたインタビュアーも同罪だよ。
子供の頃に障がい者の同級生に壮絶なイジメをしてたのに
パラリンピックの作曲を引き受けるとかサイコパスですよね小山田圭吾さん。
いじめの内容は何した?
同級生を”いじめ”たことを自慢げに語っていた小山田さんですが、彼は何をしたのでしょうか?
そこで、”いじめ”の内容について調べたところ、当時のインタビューを文字起こししたサイトが確認されたのです。
そのサイトに掲載されている”いじめ”の内容がこちらです。
段ボール箱とかがあって、
そん中に沢田を入れて、全部グルグルにガムテープで縛って、
空気穴みたいなの開けて(笑)、「おい、沢田、大丈夫か?」
とか言うと、
「ダイジョブ…」
とか言ってんの(笑)
そこに黒板消しとかで、
「毒ガス攻撃だ!」
ってパタパタやって、しばらく放っといたりして、
時間経ってくると、
何にも反応しなくなったりとかして、「ヤバいね」
「どうしようか」
とか言って、
「じゃ、ここでガムテープだけ外して、部屋の側から見ていよう」
って外して見てたら、
いきなりバリバリ出てきて、
何て言ったのかな…?
何かすごく面白いこと言ったんですよ。……超ワケ分かんない、
「おかあさ〜ん」
とかなんか、そんなこと言ったんですよ(笑)
それでみんな大爆笑とかしたりして。
※「https://koritsumuen.hatenablog.com/entry/20061115/p1」より引用
このインタビューに登場する「沢田君」(仮名)というのが、小山田さんによる”いじめ”の被害者です。
被害者の沢田君は小学校時代の同級生で、彼が小学2年生頃に他校から転校してきた人物です。
小山田さんによると、沢田君の自己紹介が”言語障害”に思えたことから、ターゲットにされました。
また、沢田君が転校初日にトイレで大便をしたことも標的になった理由のようです。
沢田君への”いじめ”は高校時代になると更にエスカレートしました。
ジャージになると、みんな脱がしてさ、
でも、チ×ポ出すことなんて、
別にこいつにとって何でもないことだからさ、チ×ポ出したままウロウロしているんだけど。
だけど、
こいつチ×ポがデッカくてさ、小学校の時からそうなんだけど、
高校ぐらいになるともう、さらにデカさが増しててさ(笑)女の子とか反応するじゃないですか。
だから、みんなわざと脱がしてさ、廊下とか歩かせたりして。
※「https://koritsumuen.hatenablog.com/entry/20061115/p1」より引用
上記の通り、沢田君への”いじめ”は犯罪の域に達してしたのです。
後の取材によると、沢田君は学習障害があったようです。
しかし、”いじめ”の影響からか沢田君は家族との会話も困難になり、社会復帰ができない状態にあると言います。
沢田さんは障害がひどくなり、
家族との会話も困難で、社会復帰はできていません。
※「https://koritsumuen.hatenablog.com/entry/20120812/p1」より引用
このインタビューは1994年および1995年当時のものですが、いくら過去の発言とはいえ、こうしたエピソードを嬉々として語っていた小山田さんの人格を疑わざるを得ません。
また、彼が”いじめ”を告白した被害者は”複数”おり、別の被害者も沢田君と同じ障害者でした。
障害者を”いじめ”のターゲットにしていることから、彼の意識の根底には優生思想があるのかもしれません。
そうでなければ、「排泄物を食べさせる」という鬼畜の所業には及ばないでしょう。
【7月18日追記】辞任を求める署名活動がスタート
過去の”いじめ自慢”が蒸し返されたことで、小山田さんは正式に謝罪しました。
しかし、オリンピックの仕事は続投を表明したことで更なる批判が巻き起こっています。
そんな中、ネット上では小山田さんの辞任を求めるオンライン署名がスタートしたのです。
2021年7月18日11:06時点での賛同者は4,000人を超えており、同日中には5,000人に到達する勢いを見せています。
小山田の辞任を求める署名は以下のURLから行うことができます。
https://www.change.org/p/東京五輪-パラリンピック組織委員会-東京オリパラ開閉会式制作メンバーから小山田圭吾氏の除外を求めます
【7月18日追記】海外の反応は?
小山田さんの”いじめ自慢”が海外でも報じられたことで、SNS上では様々な声が上がっています。
海外の主な反応がこちらです。
Shame on the Olympics Committee
— idiru (@idildv) July 16, 2021
オリンピック委員会は恥を知れ。
https://twitter.com/yanarchy/status/1416176552375590913
彼の行為は”いじめ”などではなく、肉体や精神および性に対する拷問であり虐待だ。
https://twitter.com/Samuraigodzilla/status/1416184425562349572
この男がコーネリアス???!
彼の音楽はいくつか知っているのに…
クソっ…
in japan,there is no problem couldn't be solved with a bow.
— Pamela Clarke (@PamelaC61223395) July 17, 2021
日本では、頭を下げて解決できなかった問題はない。
(※謝罪さえすれば万事解決という皮肉)
当然のことながら、海外でも否定的な反応が大半を占めています。
この状況下、小山田さんが辞任せずに続投することは、世界中から強い反発を招くことは必至でしょう。
【7月18日追記】村上 清はいじめの加害者と被害者を対談させようとしていた
小山田さんの”いじめ自慢”は「ロッキンオン・ジャパン」(1994年)と「クイック・ジャパン」(1995年)に掲載されました。
両誌とも倫理観が欠如していると言えますが、悪質性で言えば、クイック・ジャパンの方に軍配が上がります。
というのも、クイック・ジャパンのインタビューである村上 清氏は、”いじめ”の加害者である小山田さんと被害者を対談させようとしていたのです。
村上氏は同誌において「いじめ紀行」なる記事(企画)を連載しており、その中で「いじめ=エンターテインメント」と定義していたのです。
この企画では加害者と被害者の”その後”を追っていて、最終的には当事者の2人を実際に引き合わせて対談させる計画でした。
そのため、村上氏は無慈悲にも被害者本人および家族に取材を敢行しているのです。
小山田圭吾のいじめ記事掲載クイックジャパン(95年)編集がいじめられた子(複数居る)の家を訪ね今どうしてるか取材した部分。内容は追い討ちに近い。東京五輪がカースト上位の者だけの祭典で踏みつけられ犠牲になる無数の一般庶民が居る事実と祭典の音楽担当者の過去のいじめが本質では繋がってる pic.twitter.com/cm11v4BDNT
— 裏庭映画保存会 (@uraniwamoviecom) July 16, 2021
ところが、当然のことながら被害者家族が小山田さんとの対談を拒絶したため、両者の対談が実現することはありませんでした。
対談こそ未遂に終わったものの、村上氏の行為は人間としての倫理観が問われるほどの問題です。
現在、”いじめ自慢”とした小山田さんには全世界から批判が殺到しており、最終的には謝罪に追い込まれました。
これに呼応する形でロッキンオン・ジャパンの編集長である山崎 洋一郎氏も問題の記事を掲載したことを謝罪。
ところが、村上は現在でも沈黙を貫いているのです。
【7月19日追記】息子にも世間の怒りが飛び火
今回の”いじめ自慢”を受けて、世間の怒りは小山田さんの”息子”にも向けられています。
というのも、父親による”いじめ”問題に関して、息子の米呂(まいろ)さんは沈黙を貫いているのです。
しかし、この沈黙が「父親に賛同している」と歪曲されてしまい、結果として米呂さんにも批判が殺到しているというわけです。
恐らく、世間としては「当事者の息子として父親を糾弾すべき」という見解なのでしょう。
ただ、米呂さんは今回の”いじめ騒動”に何ら関与していません。
いくら父親の蛮行が白日の下に晒されたとはいえ、無関係な人間まで責めるのは”正義の暴走”です。
【7月20日追記】月間カドカワ(1991年9月号)でも”いじめ自慢”をしていた
これまで小山田による”いじめ自慢”が掲載されていた雑誌は、「ロッキンオン・ジャパン」(1994年)と「クイック・ジャパン」(1995年)の2誌でした。
ところが、ロッキンオン・ジャパンに”いじめ自慢”の記事が掲載される3年前(1991年)の時点で、別の雑誌に”いじめ自慢”の記事が掲載されていたことが分かったのです。
問題の雑誌は「月刊カドカワ」(1991年9月号)で、彼の”いじめ自慢”は「お洒落な不遜」というタイトルで掲載されています。
同号の表紙がこちらです。
ふと、そうだったような気がして 月刊カドカワのバックナンバーを引っぱり出してみたら 短歌投稿欄の選者が岡井先生だった やっぱりそうだった 当時のわたしは詩を書くことを中断していた頃 単純に記事目的で購入した 1991年9月号 特集の一つに「田中章義の素顔」とある pic.twitter.com/DknJNuriU5
— ゆきこ (@atelier_yi) July 19, 2020
「お洒落な不遜」のインタビュー記事によると、当時の小山田さんはクラスで人気のある人間の悪口を言ったり、事実無根の噂を流布させることで、被害者の評価を貶めていたようです。
同号に掲載された”いじめ自慢”のインタビュー記事については以下の記事をご覧ください。
【7月20日追記】末期癌の患者も笑いものにしていた
複数の雑誌で”いじめ自慢”を武勇伝のように語っていた小山田さんですが、ここに来て更なる余罪が判明しました。
それが「末期癌患者の嘲笑インタビュー」です。
この記事が掲載されたのは、「月刊ギグス」(1996年2月号)でした。
同号に掲載されたインタビュー内容がこちらです。
小山田圭吾、1996年の月刊ギグスのインタビューで、末期患者の心電図が自分のギター音に呼応して(?)ピーと鳴ったのを「また死んだ」と笑いとばしてたらしいんだけど、ここまでくると何か先天的なサイコパスの可能性があるんじゃないかと思ってしまう。ただソース不確定なので、原文を読んでみたい。 pic.twitter.com/Yy93SunXw8
— adff (@aqwr6uw) July 18, 2021
上記の通り、小山田さんは病院でギターを弾き鳴らした上、末期癌で苦しむ患者の”死にざま”を嘲笑っていたのです。
彼は懸命に生きた癌患者に対して「また死んだ(笑)」と嘲笑い、挙句の果てには、人の死を「心暖まる話だよね」と語っていたのです。
これらのエピソードを嬉々として語る小山田さんには、他者への共感力や造像力が欠如しているとしか思えません。
【7月20日追記】「いじめの限度を見極めるのが上手い」と発言
”いじめ自慢”のインタビュー記事が次々と発掘されている小山田さんですが、その中で「いじめの限度を見極めるのが上手い」と発言していたことが分かりました。
問題の発言がこちらです。(写真2枚目)
フリッパーズギターってインタビューで有る事無い事言って煙に巻くってスタイルだと思ってたけど、小山田は普通に嫌な奴だったんだな。姑息な事をカッコいいと思ってる節あるw pic.twitter.com/3qRS7JiuZ6
— よのぢMETAL 2月20日武道館参戦 (@yonoji1971) July 19, 2021
この発言は「ロッキンオン・ジャパン」(1993年9月号)に掲載されていました。
インタビュー内容から察するに、彼は自分が”いじめ”に関与していても、最終的にはスケープゴートを用意することで自身への批判を回避していたようです。
また、「いじめの限度を見極めるのが上手い」という発言から、過去の”いじめ自慢”も彼の中では限度内ということになります。
ちなみに、3枚目の写真の記事では「万引きを告発された」と記されています。
前後の文脈がないことから断定はできませんが、これが事実であれば犯罪にも手を染めていたことになります。
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