こんにちは。坊主です。
今回は、シンガーソングライターの藤井 風さんを取り上げます。
2022年11月1日、藤井さんが自身のTwitterを更新し、謝罪しました。
In regards to mistakes I’ve made because of my ignorance, I am deeply sorry. I never meant to offend anyone in anyway. It will never happen again.
I am going to keep learning. I love you.— 藤井 風 (@FujiiKaze) November 1, 2022
謝罪の理由は、彼が2018年に投稿した”ある曲”のカバーが人種差別的な歌詞を含んでいたことでした。
報道によると、この歌詞は「Nワード」と呼ばれており、人前で口にすることはタブーとされているようです。
一体、Nワードとは何だったのでしょうか?
また、藤井さんがカバーした楽曲とはどんな曲だったのでしょうか?
Nワード(人種差別的な歌詞)とは何?藤井 風がカバーした曲名は?
藤井さんがカバーした曲について調べたところ、Nicki Minaj(ニッキー・ミナージュ)の「Super Bass」という曲名が確認されました。
この曲の歌詞で問題視されているのが「Entrepreneur niggas and the moguls」というフレーズです。
人種差別的な歌詞というのが「niggas(ニッガズ)」という部分であり、これは黒人の蔑称なのです。
下記ツイートでも指摘されており通り、「nigga」または「nigger(ニガー)」を黒人の前で口にした場合、命を落とす可能性もあります。
https://twitter.com/mlg201202/status/1587741895828307968
黒人は差別されてきた歴史的な背景があるため、こうした侮蔑の言葉には人一倍敏感であることを覚えておくべきなのです。
ただ、差別されてきた歴史があるこらこそ、同胞(黒人同士)の絆は非常に強く、黒人が「nigga」または「nigger」を使用する場合は相手(黒人)に親しみを込めた言い方となります。
つまり、「nigga」または「nigger」は黒人以外が絶対に使ってはならないワードなのです。
これは世界の常識であり、このルール(マナー)を知らずにNワードが使用した場合、暴行やリンチは免れないでしょう。
このエピソードを象徴するものとして、ジャッキー・チェン主演の映画「ラッシュ・アワー」では以下のシーンが描かれています。
このシーンではジャッキーが黒人のマスターに対して「What’s up my nigga?」(調子はどうだい?)と語りかけています。
実は、このシーンの直前に、黒人同士が「What’s up my nigga?」とお互いに挨拶を交わしており、この様子を見たジャッキーが同じセリフを口にしたのです。
しかし、上述した通り、「nigga」または「nigger」は黒人以外が絶対に使ってはならないワードです。
そのため、バーのマスターはジャッキーに激怒し、さらには集団で襲い掛かったというわけです。
世間の反応
本人が作成した歌詞でもなく「カバーとして使用した楽曲の歌詞」というのがポイントです。
そのNワードは、そもそもその対象となる有色人種の方が自分のことを差しているワードだと窺いました。
(英語わかんないので窺いましたと表現)これが本当ならこの楽曲の歌詞のNワード自体は誰かを侮蔑する意図がないもので、
その楽曲を選択した藤井さんにも侮蔑する意図がなかったこともわかります。藤井さんがその対象とならない有色人種であったため誤解を招くことになりかねない…
それに気付いた善意の人の言葉ですぐに動いたこと、
また、その意図がなかったにも関わらず「不快に思った人がいる」と思慮深く考えて謝罪した彼の行動は、
大変良いネットリテラシーのお手本となるものと思います。誰しも誤解や意図しない間違いはあるもので、
それを素直に認めること、
そのことを責めないことが広まってくれたら良いと思います。
「私の無知が招いた過ちについて深くお詫び申し上げます。
決して誰かを不快にさせるつもりはありませんでした。
もう二度としません。
これからも学び続けたいと思います。
愛しています」
「曲の歌詞の中に、私が決して使ってはいけない言葉があります。
その言葉の背景を知らなかった自分が恥ずかしく、
気分を害された方々には大変申し訳なく思っています。弁解の余地はありません」
これを英語で投稿。
言葉の背景にある文化などを全て把握するのは難しい。
母国語でなければ尚更。
批判に対し、ちゃんと対応をされていると思う。
日本人は差別言葉や差別にどうしても疎くなってしまう。
アメリカやヨーロッパなど大陸続きの国に比べると疎くなりやすい環境にある。
だから、Nワードを知らなかったや
それがどれくらい深刻な問題なのかわからなかったというのは言い訳でもなんでもないと思う。
ただ、彼がこれから(今も)世界で活躍するなら知らないでは許されないし、謝罪は必要だったと感じる。ただ、このNワード自体かなり曖昧だ。
黒人は言っていい、
でも見た目白人の黒人ハーフは言わない方がいい、
いやそもそも言わない方がいいといろんな考えの人がいるので、
それも含めて動向を見守っていきたい。藤井風さんは大好きなアーティストだし、これからも応援したい。
頑張ってください。
※「Yahoo!ニュース」より引用
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