こんにちは。坊主です。
今回は、戦後最大の巨額詐欺事件を起こした尾上 縫(おのうえ ぬい)さんを取り上げます。
バブル期に大阪の料亭「恵川」の女将であり、占いや霊感で大金を稼ぐ「北浜の天才」と呼ばれたカリスマ相場師「尾上縫」がいた。銀行からの多額の融資と、信用金庫との共謀による詐欺で、合計2兆7000億円を借り入れた。この世界一レべルの詐欺事件で東洋信用金庫は破綻し、興銀も合併で姿を消した。 pic.twitter.com/Vmh7uPhff0
— 勉三 (@benchan_2020) June 24, 2020
詐欺事件の被害総額は2,700億円と言われており、最終的には懲役12年の実刑判決が下されています。
一体、”バブルの女帝”とも謳われた尾上 縫さんとはどんな人物なのでしょうか?
尾上 縫の死因は何だった?
巨額詐欺事件を起こし実刑判決が確定した尾上さんですが、刑務所に収監された直後から要介護状態だったと言います。
尾上を獄中で介護していた作家の中野留美さんによれば、当時の彼女は1人では何もできない程だったようです。
戦後最大の詐欺事件を引き起こした尾上さんでしたが、初犯であったことも考慮され、刑期満了を待たずに仮釈放されていました。
しかし、その後は行方知れずとなっており、2014年頃に死去したことが後に明らかになっただけです。
そのため、尾上さんの死亡時期はおろか死因さえも公表されていないのが実情なのです。
ただ、要介護状態だった事実を踏まえると、親族に引き取られたか、然るべき施設に預けられたと考えるのが相当でしょう。
世間の反応
うわぁ、懐かしいw
今の若い人は絶対知らないよね。
2,700億円の詐欺事件って凄いな…
家族というか子孫が気になる。
旦那や子供(娘)の現在は?
尾上さんは19歳の時に結婚しており、子供(娘)にも恵まれていました。
しかし、姑との折り合いが悪く、25歳の時に離婚しています。
離婚後の尾上さんはバーを経営したり、旅館で中居として働いていましたが、その間、娘は元夫に預けていました。
そんな中、彼女は有力なパトロンを得たことで自身の料亭である「恵川」をオープンさせ、女将となったのです。
このことが後に戦後最大の巨額詐欺事件を引き起こすことになるわけですが、元夫や娘の存在については一切表舞台には出てこないのです。
そのため、彼らがどんな人物なのか不明となっています。
ただ、尾上さんが再婚したという事実は確認されていないことから、夫と離婚してから亡くなるまで独身だったと思われます。
また、尾上さんを刑務所で介護していた中野さんによると、「養女においで」と言われたようです。
https://www.excite.co.jp/news/article/Cyzowoman_201706_post_140967/?p=2
このことから、尾上さんは実の娘とも疎遠になっていたと予想されるのです。
上述した通り、元夫および娘の現在は不明ですが、尾上の”姪の娘”を名乗る人物の存在が確認されています。
この人物は「岸本伊代」さんといい、主に”お水のママ”や”運勢の鑑定”などを行っているようです。
尾上さんに関する取材も有料で受けているようです。
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