こんにちは。坊主です。
今回は、朝日新聞の二階堂 友紀記者を取り上げます。
2022年2月9日、「文春オンライン」にて、内閣審議官である藤井敏彦氏の不倫スキャンダルが報じられました。
「処分につながる可能性のある行為を把握した」内閣官房が経済安全保障の法案責任者・藤井敏彦氏を更迭(ABEMA TIMES) https://t.co/jDPc8rjnCw pic.twitter.com/kKNn2AbHyY
— (YAHOOニュース) (@PayPayNews) February 8, 2022
報道によれば、不倫相手は朝日新聞の記者とのこと。
実は、その不倫相手として二階堂記者の名前が挙がっているというわけです。
一体、二階堂 友紀記者とはどんな人物なのでしょうか?
藤井俊彦の不倫相手は誰?朝日新聞記者の二階堂 友紀説に疑義あり
藤井氏の不倫について文春オンラインは次のように報じています。
経済安保法案の責任者・藤井敏彦室長「更迭」の理由は無届け兼業と朝日記者不倫 #文春オンラインhttps://t.co/TQrcRpgh2q
— 文春オンライン (@bunshun_online) February 9, 2022
同記事の中では藤井氏の不倫相手については名前(実名)が一切明らかにされておらず、「朝日新記者」としか言及されていません。
つまり、不倫相手が二階堂記者だと認めるに足る証拠は何一つ存在していないのです。
それにも拘わらず、SNS上では「不倫相手=二階堂 友紀」という言説が真実かのように流布されているのです。
二階堂友紀(朝日新聞政治部記者)のプロフィール|朝日新聞デジタル「コメントプラス」
故二階堂進自民党衆議院議員のお孫さんにあたるこの人が藤井敏彦経済安全保障審議官の不倫相手か⁉️
二階堂進と言えばバリバリ親中派の大物議員‼️ https://t.co/5Yha7SfAx0
— TAKAO YOSHIDA (@TakaoYOSHIDA6) February 9, 2022
https://twitter.com/52311597a939434/status/1491188040231915520
私のことを誹謗中傷していた朝日新聞の二階堂友紀記者がとんでもないことをやっていたらしい。やはりおかしな人だったんだね。
(顛末については拙著『LGBTの不都合な真実』に詳しく書いています)
それにしてもLGBT活動家界隈は、自ら瓦解していくなあ。https://t.co/ZGLDSQrA00 https://t.co/HTWK1kF7OE
— 松浦大悟⭐️『LGBTの不都合な真実』発売中! (@GOGOdai5) February 9, 2022
ただ、これらのツイートを見れば分かる通り、いずれも「不倫相手か?」や「不倫相手なんですか?」または「…らしい」という疑問形や伝聞推定系が用いられてることが分かります。

このことから、投稿者は「不倫相手=二階堂 友紀」説を裏付ける客観的な証拠がないままに当該ツイートを投稿したことになるのです。
また、前葛飾区議の鈴木信行氏も自身のYouTubeチャンネルにて同様の発信をしています。
係る言説を主張する人間に共通して言えることは、「客観的な証拠が何一つ提示されていない」ということです。
もしこれが”反真実”だった場合、一連の投稿は二階堂記者の名誉を毀損することになり、投稿者には法的責任が発生します。
文春の記事内容からも二階堂記者を窺わせる部分がないことから、係る言説を真実と信じるにつき相当な理由もありません。
恐らく、同記者の名前が挙がった理由は、ジャーナリストである門田隆将(りゅうしょう)氏による以下のツイートだと思われます。
国会の目玉・経済安全保障法案の責任者 藤井敏彦内閣審議官が明日発売の文春に女性記者との不適切な関係を暴露され事実上の更迭。永田町&霞が関は大騒ぎ…相手は大物自民党議員(故人)の孫娘で「女系天皇や同性婚に熱心なリベラル記者」だそうだ。重要法案への影響はご勘弁を。https://t.co/EYAIZ9mGzZ
— 門田隆将 (@KadotaRyusho) February 8, 2022
門田氏は不倫相手の朝日記者について、「大物自民党議員(故人)の孫娘」と表現しています。
実は、二階堂記者の祖父は、元自民党の議員である故・二階堂 進氏なのです。
唐突に二階堂進。 pic.twitter.com/2M8lXGJG44
— nishiyan (@nishiyanyo) May 25, 2019
また、二階堂記者は性的少数者に関する話題を積極的に取材していました。
係る状況から、藤井氏の不倫相手として同記者の名前が挙げられているというわけです。
しかし、文春が不倫相手の記者の名前を明かしていない以上、これらは全て状況から推定されたものに過ぎず、到底真実とは言えません。
藤井氏の不倫相手が二階堂記者であることを示す客観的な証拠がないことから、係る言説を真実とすることには重大な疑義があると言わざるを得ません。
また、当事者の藤井氏は不倫の事実を否定しており、文春も不倫を証明する物的な証拠を掴めていません。
つまり、不貞疑惑が報じられた朝日記者が二階堂記者だったと”仮定”しても、不倫の事実が存在しないため、「不倫相手=二階堂 友紀」説は真実ではなく、そのように信じるにつき相当な理由もないのです。

「不倫相手=二階堂 友紀」を証明する証拠がない以上、同記者は本件とは無関係と解するの相当です。
以上のことから、藤井氏の不倫相手として二階堂記者の名前を挙げることは厳に慎むべきです。
そのため、既にそうした投稿をしてしまった方は速やかに削除して下さい。
集団極性化現象に注意が必要
人間は自分にとって都合がいい情報のみを取捨選択する傾向があり、これを社会心理学では”確証バイアス”と呼びます。

この確証バイアスに陥った人間が集団で合議することによって「集団極性化(きょくせいか)現象」が生まれます。
集団極性化現象とは、同じ考えを持った個々人が同じ話題について検討・合議した時、元々の思考や態度が更に強化される現象を指します。

つまり、今回の事例においても、「不倫相手=二階堂 友紀」説の立場を取る個々人がSNS上で本件について合議すると、その”仮説”を支持する態度が更に強化されてしまうというわけです。
こうした事態を回避するためには、ある仮説(情報)について裏取りを確実に行い、常に”反証可能性”を念頭に置く必要があります。
Twitterユーザーの中には冷静な意見を述べる人間も存在していることから、読者様におかれましても本件の真偽については慎重に検討すると共に、不確かな情報を真実として発信する行為は絶対にお控え下さい。
ハニトラ二階堂友紀記者の記事、検証必要。 https://t.co/GQp3PmOVHL
— beatmedias (@beatmedias) February 8, 2022
藤井氏の不倫相手については新しい情報が入り次第、追記します。
世間の反応
「無届け兼業」をカモフラージュでタイトルに付けてるけど
「朝日記者不倫」が更迭の理由ですねいわゆるハニトラ
文春の頑張りに期待します
朝日記者はハニトラ?(-_- )
これは”普通”の不倫なのか?
政府の要人と新聞記者って…
どうしてもハニトラを疑ってしまうんだが。
経歴や年齢は何歳?
二階堂記者の経歴がこちらです。
@ryupa1967
杉田水脈さんに粘着して追い回しているのがこの人です。朝日新聞二階堂友紀記者です。 pic.twitter.com/OCkAHY4nJz
— のんの (@xh_up) September 17, 2018
上記の通り、彼女は朝日新聞に入社する以前は「西日本新聞」に勤務していたようです。
同記者は性的少数者(LGBT)に係わる問題を積極的に取り上げており、その分野を代表する1人となっています。
ただ、記者という裏方仕事のためか、二階堂記者に関する情報はほとんど公開されていないのが現状なのです。
本人のFacebookも確認されておらず、年齢(生年月日)さえも不明となっています。
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