こんにちは。坊主です。
2022年4月19日放送の「ザ!世界仰天ニュース」で、実際に起きた”ある事件”が取り上げられます。
その事件とは、「なぜかわいい後輩を殺害した?ウソにウソを重ねた男」という内容のものです。
ザ!世界仰天ニュース『身近な危険&凶悪事件2時間SP』「なぜかわいい後輩を殺害した?ウソにウソを重ねた男」に出演させて頂きました。
来週の4月19(火)放送です。https://t.co/wmjYLilvyp
— 山田英彦 (@Hidehiko_Yamada) April 13, 2022
一体、嘘に嘘を重ねた末に、可愛い後輩を殺害した犯人とは誰なのでしょうか?
仰天ニュース:「ウソにウソを重ねた男」の元ネタは広島の事件?
仰天ニュースで予告された「ウソにウソを重ねた男」の動画がこちらです。
この動画を見ると、犯人は男で、被害者は男子大学生であることが分かります。
犯人の男は見栄からついた嘘で自分が追い込まれていき、最終的には被害者の大学生を殺害するに至ったようです。
一体、「ウソにウソを重ねた男」の元ネタはどんな事件だったのでしょうか?
そこで、この事件について調べたところ、2015年6月に広島市で発生した事件に辿り着いたのです。
この事件で逮捕されたのは、無職の山本勝博(当時43歳)で、被害者は地元の大学に通う大学4年生の佐藤裕樹さん(当時24歳)でした。
2人は2010年頃に入院先の病院で知り合い、次第にプライベートでも交流を深める仲となりました。
しかし、山本が佐藤さんに接近した理由は、決して好意や善意によるものではなかったのです。
実は、佐藤さんは親族から多額の金を受け取った事実を聞きつけ、それを奪うために彼に近づいたというわけです。
こうして佐藤さんに取り入った山本は2015年5月に架空の事業や投資を持ち掛け、彼から金を引き出すことに成功したのです。
無論、山本には最初のから返済の意思などないため、同行為は後に詐欺罪として認定され、山本は逮捕・起訴されています。
さらに、山本はインターネットを使って仕入れや販売を行っているとも吹聴しており、ビジネスで成功しているかのように装っていました。
しかし、実際の山本は、高校中退後に病気を患って右足を切断してしまい、それ以来、月10万円定程度の障害者年金しか収入がありませんでした。
山本はこうした実情を全て嘘で覆い隠し、ビジネスで成功した人間を演じていたというわけです。
当然、山本には返済の充てがあるはずもないため、佐藤さんから返済を迫られたことで殺害を決意し、実行したのです。
世間の反応
何で犯人は死刑にならんの?
犯行動機は完全に私利私欲で強固な殺意の元で犯行を遂行してるし、
死刑以外は納得がいかんわ。
被害者の方も何でこんなヤツ信用しちゃったのかな?
明らかに胡散臭いやろ。
障害者年金で生活させてもらってて、
どんだけ図々しい性格なんだよ。
佐藤裕樹の死因や顔画像は?大学はどこ?
被害者である佐藤さんの顔写真(画像)がこちらです。
※「https://hiroshimastyle.com/blog-entry-2226.html」より引用
当初、佐藤さんは自宅アパートの浴槽で死亡している状態で発見されました。
しかし、佐藤さんの遺体には争った形跡や目立った外傷がなかったことから、警察は”病死”と考えていたようです。
ところが、司法解剖の結果、死因こそ特定されなかったものの、佐藤さんが普段は服用していない薬の線分が検出されたのです。
これが突破口となり、警察は他殺の線で捜査を進め、佐藤さんの交友関係を徹底的に調べ上げました。
その結果、捜査線上に山本が浮上し、まずは詐欺容疑で逮捕。
その後の取り調べにおいて、山本が佐藤さん殺害を認めたことで、警察は山本を殺人容疑で”再逮捕”したというわけです。
佐藤さんの体内からは抗うつ剤や殺鼠剤などの成分が検出されたことから、山本に言いくるめられて飲まされたと思われます。
また、山本は痛み止めと嘘をついて佐藤さんにインスリンを注射していました。
佐藤さんはインスリンを大量に注射されたことで意識が朦朧となっていましたが、山本はその状態の彼を浴槽に放置して殺害したのです。
なお、当時の佐藤さんは広島修道大学に通っていたようです。
山本勝博の顔画像や現在(判決)は?
身勝手な理由で佐藤さんを殺害した山本は強盗殺人の罪で起訴されています。
山本の顔写真(画像)がこちらです。
※「https://hiroshimastyle.com/blog-entry-2226.html」より引用
山本は最高裁まで争うも、2018年6月に無期懲役の判決が確定しており、2022年現在でも服役中となっています。
[産経]大学生強盗殺人、知人の45歳被告の無期懲役確定へ https://t.co/YpBBQpgljt 広島市で平成27年、広島修道大4年の佐藤裕樹さん=当時(24)=にインスリンを投与するなどして殺害し、現金を奪ったとして、強盗殺人罪などに問われた知人の無職、山本勝博被告(45)について、最高裁第3…
— ニュース速報(一般紙系) (@FastNewsJP_) June 18, 2018
無期懲役が確定した人間でも仮釈放は認められますが、その場合、最低でも30年は刑期を全うする必要があります。
つまり、山本が再び世間に出てくることがあるとすれば、それは早くても2048年頃となるのです。
なお、事件当時の山本は、農業を営む両親と3人で生活していました。
結婚や家族(妻・子供)の話題は一切報じられていないことから、恐らくは未婚・独身だったと思われます。
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