こんにちは。坊主です。
2001年9月11日、アメリカ同時多発テロ事件が発生しました。
実は、このテロに遭遇しながらも的確な判断によって多数の人命を救った人物がいました。
その1人が久保津 敦雄(くぼつ あつお)さんです。
【炎飛び越え 90階から逃げた邦人】https://t.co/s8uIr0zLEF
110階建ての世界貿易センターの北棟90階にあった中国銀行のNY支店長だった久保津敦雄さんがインタビューに応じた。「ヘルメット、マスク! 早うせい!」。避難マニュアルの手順を全部すっ飛ばして、人命を優先したという。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) September 11, 2021
一体、久保津 敦雄さんとはどんな人物なのでしょうか?
アメリカ同時多発テロで久保津 敦雄が多数の人命を救う
多数の人命を救った久保津さんについて「読売新聞」は次のように報じています。
2001年9月11日。
前の晩、日本からやって来た知人をもてなして、つい飲み過ぎた。
二日酔い気味のまま、
久保津(くぼつ)敦雄さん(64)=当時44歳=は、
マンハッタン島にそびえる110階建ての世界貿易センター(WTC)の北棟90階にある職場に出勤した。
岡山市に本店を置く中国銀行のニューヨーク(NY)支店。
この年の6月、
久保津さんは支店長に昇進したばかりだった。窓ぎわの支店長席にカバンを置いて、
部下に業務の指示を出したその直後。午前8時46分、
キーンという音のあと、
ドンと車が追突したような衝撃があり、
窓の外に巨大な「火の玉」が膨らんだ。飛行機事故だ。
そう思った瞬間、
自分のものと思えない大きな声で叫んでいた。「全員脱出! 逃げるぞ!」
非常時の避難マニュアルでは、
まず情報収集し、重要書類を金庫に入れると定められていた。でも、
その手順を全部すっ飛ばして、とにかく逃げることにした。「ヘルメット、マスク! 早うせい!」
(2021年9月12日配信)
上記の通り、久保津さんは会社で定められたマニュアルを無視していたのです。
しかし、この判断こそ多くの人命を救う結果となりました。
世間の反応
組織リーダーの的確な判断で、
凄惨な現場から生き延びた事実、
それからの日々、
テロへの憤り、
仕事への想いを簡潔にまとめた良記事。久保津さんの様なリーダーが今こそ必要なのではないか。
ルールを守るのは自分を守るため。
しかし、
突発的な事件や事故では守らない方が良い場合もある。
一瞬の判断、決断で運命が決まる。
このような体験は今では限られた範囲になるのだろうが、
日頃の心がけの大切さを思う。貴重な経験をこれからも語り継いで下さい。
Facebook+経歴+学歴(高校・大学)は?
久保津さんのFacebookを調べてみたものの、同姓同名のアカウントすら存在していないことが分かりました。
このことから、久保津さんはSNSを利用していなかったと思われます。
ただ、奥さんの名前(久保津 典子)で検索したところ、同姓同名のFacebookアカウントがヒットしたのです。
この人物は久保津さんと同じ岡山県出身で、現在も同県に居住しています。
このことから、当該のアカウントは久保津さんの奥さんである可能性が高いと思われます。
ただ、奥さんと思われるアカウントを調べても、久保津さんの話題は確認されておらず、確証は得られませんでした。
そのため、当該アカウントの公開は控えさせて頂きます。
ご容赦ください。
ちなみに、久保津さんの素性はほとんど公表されておらず、経歴や学歴(高校・大学)などは不明となっています。
ただ、過去の報道より以下の経歴は明らかになっています。
[2002年6月時点]
中国銀行本店 広報室長
[2007年時点]
中国銀行本店 営業部 副部長
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