こんにちは。坊主です。
今回は、尾張旭市の市議を務めていた武田直樹議員を取り上げます。
2020年5月20日、武田議員の辞職が報じられ世間の注目を集めています。
一体、辞職の理由は何だったのでしょうか?
尾張旭市:武田直樹が私的流用で市議を辞職
武田議員の辞職について「東海テレビ」は次のように報じています。
愛知県尾張旭市の市議会議員2人が、
会派の資金およそ350万円を私的に流用していたことがわかりました。2人は19日付で辞職しました。
関係者によりますと、
尾張旭市議会の会派「フロンティア旭」に所属していた、武田直樹議員と成瀬範恭議員が、
会派の資金あわせておよそ350万円を私的に流用していたということです。
「フロンティア旭」は、
所属する議員から月に2万円ずつを集め、
会派の会合などに使用していました。流用していた資金は
すでに全額返済されているということです。
武田議員は会派の代表を、
成瀬議員は会派の会計担当を務めていて、
共に「健康上の都合」として
19日付で辞職願を提出し受理されています。
(2020年5月20日配信)
上記の通り、武田議員は会派の資金を私的に流用していたのです。
流用された資金は既に全額返済されていますが、何に使われたのかまでは公表されていません。
世間の反応
尾張旭市民です。
情けないとしか言い様がないですね。
考えればわかる事を会派の長と会計がグルになって・・・。
市民を裏切ってまでする事なんですかね?
仲間を裏切ってまですることだったのかな?
寂しい気分になる
『健康上の都合」
退職金は出るのだろうな。
私的流用で逮捕される?
今回の私的流用に当たり、武田議員は自身の公式サイトで辞職の理由を次のように説明しています。
本日付(5/20)の新聞報道にあるように、
道義的責任をとって尾張旭市議会議員を辞職しました。
そこまでに至る経緯については書きませんが、
「刑事訴追を逃れるため」とか「破廉恥行為を隠すため」の辞職ではないことは改めて申し上げておきます。
※「https://takeda-naoki.com/議員辞職をしました/」より引用
上記の通り、武田議員は「刑事訴追を逃れるための辞職ではない」と断言しています。
フロンティア旭も刑事告訴などについては明言していないため、私的流用に関する刑事責任は問わない方針なのでしょう。
そのため、今回の一件で武田議員が逮捕されることはないでしょう。
ただ、いくら市議とはいえ、過去には組合の資金を私的に流用した市議が業務上横領の容疑で逮捕されています。
京都府 宮津市の商業施設の出店者組合の資金約570万円を着服したとして、
京都地検特別刑事部は24日、
宮津市議の安達稔容疑者(72)を業務上横領の疑いで逮捕し、発表した。
※「朝日新聞DIGITAL」より引用
(2018年10月24日配信)
この市議については多額の使途不明金が発覚しており、その額は5,000万円にも上るとのこと。
刑事告発された容疑は「570万円の着服」でしたが、使途不明金が5,000万円以上だったため刑事告訴に至ったようです。
Facebook+経歴は?
武田議員のSNSは存在していないため、本人のFacebookアカウントなどは確認できませんでした。
ただ、公式サイトより経歴(プロフィール)が記載されていたので以下に引用します。
昭和28年2月5日
静岡県加茂郡仁科村(現西伊豆町仁科)で生まれる昭和46年3月
県立瀬戸高校卒業昭和50年3月
皇學館大学文学部国史学科卒業
卒業後は一般会社・塾の講師・公立学校の講師経験
昭和57年4月
尾張旭市内公立小中学校教諭平成22年
皇學館大学にて神職養成課程を受講して権正階取得平成23年4月
尾張旭市議会議員初当選平成23年5月
椿大神社出仕を命ぜられる平成27年4月
尾張旭市議会議員当選(2期目)平成28年5月
尾張旭市議会副議長就任平成31年4月
尾張旭市議会議員当選(3期目)令和2年5月
尾張旭市議会議員辞職
※「https://takeda-naoki.com/profile/」より引用
上記の通り、武田議員は政界に足を踏み入れる前は教師として教壇に立っていたのです。
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