こんにちは。坊主です。
今回は、横浜地裁の景山太郎裁判官を取り上げます。

2021年9月27日の横浜地裁にて、景山裁判官が、弁護士に対してパソコンの電源利用を禁止する発言を行い世間の注目を集めています。
一体なぜ、景山裁判官は裁判所内の電源を使用させなかったのでしょうか?

また、同裁判はどんな人物なのでしょうか?
景山太郎裁判官が高野隆弁護士にパソコンの電源利用を禁止
パソコンの電源利用を禁止した景山裁判官について、「FLASH」は次のように報じています。
「国の電気ですから、
私的とか、仕事上かもしれないけど、
自前の電気でやってください。そのように各地の裁判所でもしています」
9月27日、横浜地方裁判所。
パソコンを法廷内のコンセントにつなごうとした高野隆弁護士に、
横浜地裁の景山太郎裁判長はそう言い放った
(景山裁判長の発言内容は、高野弁護士のブログより)。
「いまでは裁判でPCは必須の道具です。
高野弁護士だけでなく、
多くの弁護士がPCやタブレットなどのITツールにデータを入れており、
法廷でそれを確認しながら手続きを進めるのは、当たり前の光景です」
(同前)
しかし、東京高裁は10月6日付で抗告を棄却した。
この決定に際しては、
景山裁判長が「屁理屈としか思えない」(法曹関係者)意見書を提出しており、
それらの内容が伝わると
SNS上で弁護士たちが一斉に抗議の声を上げる事態になった。
(2021年10月9日配信)
上記の通り、景山裁判官が裁判所内の電源を使用させなかった理由は、電源が「国費だから」というものでした。

確かに、裁判所は税金で運営されているため、施設内の”私的利用”は安易に認められるべきではありません。
ただ、今回の場合、パソコンの利用は裁判を進める上で必要不可欠であり、決して”私的”な利用ではないでしょう。
そのため、電源禁止を言い渡された高野弁護士は公然と反論したというわけです。
世間の反応
どっちが正しいか? ではなくて、
法廷内の電源をパソコンに使っていいか否か決めればいいだけの話じゃないの?
法令(ルール)を何より重んじる裁判所で摩訶不思議。
元々そういうルールがだったのなら仕方ないけど、
ルールが無いなら唐突な話。ただ、高額な弁護料をとってる弁護士に関しては、思うところはある。
検察官も立場は同じ。検察官もパソコンを使う。
裁判所の規則で、
訴訟関係者(検察官、弁護士)と裁判官が許可した者は電気を使用できると規定すればすむことだ。
屁理屈な意見書とは何て言った?内容全文あり
電源禁止に係わる問題について、景山裁判官が提出した意見書(一部)がこちらです。
景山太郎裁判官の意見だが、多くの弁護人はコンセントがあれば使いたいが無ければ仕方ない、ただ実際には多くの場合殆ど使わない、というのが現状なので、「全て国費で賄う」可能性論↓は、LGBTQを認めると人類が滅亡する可能性論と同様に、論理が破綻した主張ではないかと…https://t.co/mwFn9AZ2ej pic.twitter.com/AV04uZTVYU
— 平 裕介 (@YusukeTaira) October 7, 2021
景山裁判官によれば、高野弁護士の主張に従うと「訴訟活動で必要なものは全て国費で賄うことになりかねない」と指摘していました。
ただ、上記ツイートでは、景山裁判官が指摘する「全てを国費で賄う論」は実態に即しておらず、論理自体が破綻していると指摘されています。

景山裁判官の意見書については、以下のURLから内容全文がご覧いただけます。
http://blog.livedoor.jp/plltakano/景山裁判長の意見書20211004(被告人名マスキング).pdf
顔画像+経歴は?
景山裁判官の顔写真(画像)がこちらです。
へえ、話題の #景山太郎 裁判長こんな顔なのか。 https://t.co/FmDHaFpd6b
— 朝日新闇 (@PWyVw4xpW1SHM0I) October 1, 2021
山中理司弁護士のブログによると、景山裁判官は東京大学を卒業されているようです。
詳しい経歴については以下のURLからご覧いただけます。
(h)ttps://yamanaka-bengoshi.jp/2021/03/21/kageyama45/
最近のコメント