【ブログ】忠岡町議:勝元由佳子がフェイクニュース=スラップと反論

時事

こんにちは。坊主です。

今回は、忠岡町の町議を務める勝元 由佳子議員を取り上げます。

2020年9月9日、勝元町議に対して辞職勧告の決議が可決され世間の注目を集めています。

辞職勧告が決議された理由は「フェイクニュースの流布」でした。

一体、彼女は何をしたのでしょうか?

忠岡町議:勝元由佳子がフェイクニュースで辞職勧告

勝元町議の辞職勧告について「朝日新聞DIGITAL」は次のように報じています。

事実に基づかない「フェイクニュース」をSNSに書き込んだとして、
大阪府忠岡町議会は9日、
勝元由佳子町議(47)=無所属、1期目=に対する議員辞職勧告決議案を賛成多数で可決した。

勝元氏は今年(2020年)1月、
自身のブログに

「町役場の40代以上の管理職は全員、無試験縁故採用時代に採用された」

と記載した。

しかし町によると、
筆記と面接による採用試験を実施していた。

決議案は、
勝元氏が昨年(2019年)5月の議員就任後、
ブログなどで町の名誉を傷付ける発信をたびたび行うなどして、
職員や家族に精神的苦痛を与えたとしている。

取材に対し勝元氏は

「不適切な表現は改めたい。

勧告は不正を追及する議員を排除する意図で、
辞職するつもりはない」

と話している。

(2020年9月11日配信)

上記の通り、勝元町議は自身のブログにおいて、「40代以上の職員は縁故採用」という趣旨の内容を記載していたのです。

確かに、これがフェイクであれば、彼女の行為は忠岡町の信用を失墜させたことになるでしょう。

しかし、勝元町議は「不適切な表現は改める」とした上で、辞職勧告については否定しました。

世間の反応

近年の若手中堅職員の退職は、

勝元さんが理由だー!

そう書いてるように受け取れる。

提出議員は、
退職者の理由を明らかにして、
正々堂々と攻めればいい。

アンケート公開してください。

民意は議員の耳に聞こえたものだけではない。

選挙に行こう!

この記事だけでは真実が分からないな。

どうせ記事にするなら、
ちゃんと双方の意見を詳細に載せて欲しい。

ブログでスラップと反論

フェイクニュースの流布を理由に辞職勧告が決議された勝元町議ですが、これが事実であれば、辞職勧告の正当な判断でしょう。

しかし、彼女のブログを見ると、「縁故採用の疑惑を追及しても役場が情報を開示しない」という内容が記載されていたのです。

「フェイクニュース」と言っていますが、
採用の件にしても、
確認しようと思って開示請求をしても役場が隠して出さない。

でも、
職員自身から

「町民さんもご存知のとおり、
僕ら、縁故で入ってるでしょ、
だから、勝元さんと違って、
条文が読めないんです」

と、
直接、業務がデタラメだった理由を説明されたこともありますし、

「○○議員が××を役場に入れた」

など、
具体的にどの職員がそうなのか、
職員・議員とご近所の住民さんならよくご存知です。

※「https://kaikaku-tadaoka.hatenablog.jp/entry/2020/09/09/私への辞職勧告決議について」より引用

上記の通り、忠岡町の住民は職員が縁故によって採用されていることを把握しているというのです。

また、縁故採用を行っている議員の名前までも把握しているとのこと。

これが事実であれば、忠岡町では議員による縁故採用が習慣化していることになります。

こうした不正を是正するため、勝元議員は議会やブログで疑惑を追及し続けているのです。

そのため、勝元議員は自身への辞職勧告を「スラップ」と指摘し、ブログで反論しています。

むしろ、私にマズいことや、
何か都合の悪いことを知られた人たちが、
危機感や焦り・怒り(逆ギレ)を感じて
私を集団で潰しにかかっているようにしか見えません。

いわゆる“スラップ” の類いです。

※「https://kaikaku-tadaoka.hatenablog.jp/entry/2020/09/09/私への辞職勧告決議について」より引用

このスラップとは「脅し」や「恫喝」という意味で、主に相手への嫌がらせや言論封殺を目的に行われる手法です。

スラップの事例

大手企業が自社にとって都合の悪い口コミを封殺(弾圧)するために、
投稿者を特定して裁判に訴える。

確かに、勝元町議は縁故採用の疑惑を追及した際、役場が情報開示に応じなかった姿勢には疑問が残ります。

ただ、双方の主張が真っ向から対立しているため、どちらが真実を述べているのは判断がつきません。

こうした事態を受けて、勝元町議は自身の身の潔白を証明するために、法的措置(刑事告訴)も視野に入れているようです。