こんにちは。坊主です。
今回は、「忠犬タロー」を取り上げます。
忠犬タローは、茨城県にある石岡駅前で銅像となっており、「みんなのタロー」として現在でも愛されています。
そんな忠犬タローの逸話が、2023年1月18日放送の「世界の何だコレ!?ミステリー」で特集されます。
一体、忠犬タローとはどんな犬だったのでしょうか?
みんなのタロー像|忠犬タローと飼い主が離れ離れになった理由
忠犬タローの銅像がこちらです。
ある日、タローは石岡東小学校に迷い込んだところを用務員に保護され、同校で飼われ始めました。
しかし、暫くしてタローは石岡駅に毎日通うになります。
雨の日でも雪の日でも石岡駅を訪れるタローの姿を見た周囲の人間は「誰を待っているのか?」という疑問を抱くことになります。
この疑問の答えは、タローが石岡東小学校に迷い込んだ45年後に判明することになりました。
飼い主は当時5歳の幼稚園児(女児)で、登園するために玉造駅から石岡駅まで1人で電車に乗っていました。
家業に忙しい両親に代わって、彼女の送迎をしていたのがタローでした。
タローは電車の車内まで女児を見送りに来ており、頭を撫でられると電車から降りて帰路についていました。
しかし、2人が離れ離れになってしまった日は、タローの頭を撫で忘れたことが原因なのか、石岡駅までついて着てしまったのです。
石岡駅に着くと、駅員から「お嬢ちゃんの犬?」と厳しい口調で問い詰められた女児は思わず「違う」と否定しまいました。
そのため、タローは駅員に追い払われてしまい、2人は離れ離れになってしまったというわけです。
女児はこのことを激しく後悔しており、タローと離れ離れになった日から、タローを探し続けていました。
しかし、2人の再会は叶わず、1981年にタローは息を引き取りました。
ただ、タローの話題が石岡東小学校の記念誌に掲載されていたことで、飼い主はタローが保護されていたことを知ったというわけです。
飼い主がその事実を知ったのは、2人が離れ離れになってから実に45年後のことでした。
タローの飼い主は誰?名前の特定は?
タローの飼い主とは誰なのでしょうか?
そこで、飼い主について調べたところ、下記サイトより、「N.R子さん(当時50歳)」という情報が確認されました。
(h)ttp://kousin242.sakura.ne.jp/wordpress013/地域文化/石岡市/石岡駅と忠犬タロー/
当時のN.R子さんは行方市に住んでおり、住宅設備会社を経営していたようです。
ただし、N.R子さんの詳細(本名/顔写真/現在)までは明らかにされていないため、その素性は特定されていないのが現状です。
ちなみに、「タロー」は周囲の人間が付けた名前であり、本当の名前は「コロ」というようです。
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