【Wiki/生い立ち/経歴】エルマーマッカーディ事件のミイラ画像

時事

こんにちは。坊主です。

今回は、1976年12月にアメリカで発覚した「エルマー・マッカーディ事件」を取り上げます。

2023年11月1日放送の「奇跡体験!アンビリバボー」にて、「65年間全米を彷徨い続けたミイラ」と題して本事件が特集されます。

実は、この「65年間全米を彷徨い続けたミイラ」の正体こそがエルマー・マッカーディなのです。

一体、エルマー・マッカーディとはどんな人物なのでしょうか?

エルマーマッカーディ事件のミイラ画像あり

エルマーのミイラが発見されたのは、カリフォルニア州ロングビーチにある「ザ・パイク」という遊園地でした。

この遊園地は既に廃墟となっており、当時は「600万ドルの男」というドラマの撮影が行われていました。

撮影は廃墟と化したお化け屋敷「Laff in the Dark」の中で行われており、その中には縄で首を吊られた蝋人形があったそうです。

その際、スタッフの1人が人形をどかそうとして触れたため、人形が地面に落下してしまいます。

その衝撃で人形の腕が取れてしまい、スタッフが慌てて元に戻そうとしたところ、腕の断面に「骨」が見えたことから、警察に通報し、事件が発覚したというわけです。

ミイラ化前のエルマーとミイラ化したエルマーの画像がこちらです。

一体、エルマーは何者なのでしょうか?

また、なぜ彼はミイラとなって遊園地(見世物小屋)に飾られていたのでしょうか?

世間の反応

日本でも学校に寄贈されていた骨格標本が本物だったって話しがありましたね

最初はちゃんと遺体だと分かって取引されてたのに、その内忘れ去られちゃうの凄いな。

しかし遺体の防腐処理ってそんなにずーっと効果が続くんだね。

そんな簡単にミイラって出来ちゃうの?って思ったら

プロの手によるもので、しかも当時みんな知ってたって・・・

常識的な事が時代によって変わるのですねえ

※「(h)ttps://www.youtube.com/watch?v=ydsB5AvtsrE」より引用

エルマー・マッカーディのWiki|生い立ち/年齢/経歴は?

現在のところ、エルマーのWikipediaは英語版しか確認されていません。

英語版Wikipedia

https://en.wikipedia.org/wiki/Elmer_McCurdy

Wikipediaによると、エルマーは「1980年1月1日生まれ」で、死亡日は「1911年10月7日」と記載されています。

つまり、彼の年齢(享年)は31歳となります。

また、以下の生い立ちや経歴が判明しています。

生い立ちや経歴

・メイン州ワシントンに私生児として生まれる

・母親は当時17歳のセイディで、父親は不明

・セイディの兄夫妻がエルマーを養子にする

・メイン州に戻ったエルマーは祖父と暮らし、配管工の職に就く

・1990年に母親と祖父が亡くなり、エルマーは放浪生活を送るようになる

・放浪中は配管工や炭鉱夫として働くも、アルコール依存症により長続きはしなかった

・1907年~1910年までアメリカ陸軍に入隊

・アメリカ陸軍を除隊後、軍人仲間と共に銀行強盗や列車強盗を実行する

・複数の強盗事件に関与したとして、2,000ドルの賞金首になる

・1911年10月4日、最後の強盗事件となる列車強盗を起こす

・この強盗事件で警察官と銃撃戦になり、エルマーは胸部に被弾し死亡

警察官に射殺されたエルマーですが、その後、彼の遺体は葬儀屋に引き取られました。

葬儀社は遺体を保管するためにエルマーの遺体に防腐処理を施し、遺体の引き取り手を探していたものの、彼は天涯孤独だったため、身寄りがいなかったのです。

実は、これが原因で、彼の遺体は遊園地や見世物小屋に展示されることになりました。

というのも、遺体の引き取り手がいないことを悟った葬儀屋は葬儀費用の回収が困難だと分かると、彼の遺体を見世物として展示し、そこから金を回収しようとしたのです。

こうして遺体から見世物になったエルマーの遺体は人の手を転々とし、最終的に、カリフォルニア州の遊園地に行きついたというわけです。