こんにちは。坊主です。
2020年7月23日、ALSの女性患者が安楽死した問題で医師2人が逮捕されました。
その内の1人である山本直樹医師のSNSが特定されました。
一体、彼はSNSに何を書き込んでいたのでしょうか?
京都安楽死:山本直樹(内科医師)はSNSに何を書き込んでいた?
山本医師がSNSに書き込んでいた内容について、「文春オンライン」は次のように報じています。
山本容疑者はTwitterにこのように綴っている。
《医者冥利に尽きるとき。
1)救命できないと思われた患者さんが命を取り留めたとき。
2)患者さんが医者で私の治療に喜んでくれたとき。
1)と2)ではシーンも意味合いも全然異なりますが、
同業者に喜ばれるというのは結構くすぐったいものです。プロとしての道を究めたいと思います》
(2018年3月27日)
(2020年7月24日配信)
上記の通り、山本医師は自身のTwitterに「命を救うこと」に対する熱意を書き込んでいたのです。
しかし、そんな彼が”専門外”の安楽死に関与したのでしょうか?
文春の取材に応じた知人によると、山本医師は「頼まれたら断れない性格」とのこと。
「今回の一報を聞いて驚きました。
彼は、決して冷酷だったり、
当たりの強い人ではないんです。それに、
安楽死や尊厳死の是非を倫理的に考えて、
覚悟を決めて突き進むような人でもありません。」
「そもそも終末医療や難病治療に携わっていたわけでもない。
ただ頼まれたら断れないというか、
『ノー』とは言えない性格ではある。」
(2020年7月24日配信)
彼と共に逮捕された大久保 愉一医師とは共著を出版していますが、今回の安楽死については、どちらが主導権を握っていたのかは分かりません。
世間の反応
もし自分が同じ病に侵されたとき、
何としても生きたいと思うか分からない。考えて考えて考え抜いて、
安楽死という選択肢もアリですよと言われたら
自分は選ぶかもしれない。
安楽死を選択肢に
私もそう思いますただ、医療現場の現実も厳しく、
そう簡単に受け入れられなそう延命治療に伴う収入は、
ある意味医療機関の貴重な財源看護師へのボーナス問題からもわかるように
ただでさえ、
“金を集める仕組み”に乏しい医療機関仮に安楽死が選択肢になったとして
一般人に手を出せる費用に収まるのか…早くからこの問題に社会として向き合ってきたスイスだから運用できているんでしょうか?
えーと…難病の人の安楽死を手伝ったと聞いた時は
「それは難しい問題だね」
と思ったけど。
この記事にある電子書籍の内容だと、
本人が望むからじゃなく
周りの人に「消えてほしい」
と思われてるような厄介な人を×すという話になっちゃうよね。
こういう倫理観を持った人が、
今回の事件を起こしてたのなら話は別だと思う。自分も同じ病気なら確かに死を望むかもしれない。
でも生きることを望む人も、
生きていてほしいと願う家族もいるかもしれない。その多様性は認められるべきだと思う。
Twitter+Facebookを特定
文春に掲載された山本医師のツイート内容を検索にかけたところ、以下のツイートが確認されました。
上記の通り、このツイートは文春に掲載された内容と全く同じです。
つまり、以下のアカウントが山本医師のTwitterとなります。
また、Twitterの顔写真から本人のFacebookも特定されました。
本人のFacebookによると、勤務先は「ICIクリニック」と記載されていました。
ただ、それ以上の学歴や経歴は一切記載されていないため、山本医師の人柄は不明となっています。
【7月26日追記】医師免許を不正に取得?医学部卒の事実なし
その後の報道により、山本医師が”不正”に医師免許を不正に取得していた疑いが浮上しました。
「読売新聞」によると、彼は「日本の医科大学」と「海外の大学(医学部)」に在籍していましたが、どちらの大学についても卒業の事実が確認されなかったとのこと。
つまり、彼は”闇医者”となります。
一体、どうやって山本医師は”医学部卒”という”偽の証明書”を入手したのでしょうか?
医師免許の不正取得については以下の記事をご覧ください。
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