こんにちは。坊主です。
2020年7月23日、ALSの女性患者(林 優里さん)を安楽死させたとして加害医師2人が逮捕されました。
■林 優里さん
その内の1人である山本直樹医師ですが、ここに来て医師免許を”不正”に取得していた疑いが浮上しました。
一体、彼はどのようにして医師免許を取得したのでしょうか?
ALS安楽死:山本直樹が不正に医師免許を取得?
山本医師が医師免許を不正に取得した疑いについて、「読売新聞」は次のように報じています。
ALSの女性患者を安楽死させたとして、
嘱託×人容疑で京都府警に逮捕された山本直樹容疑者(43)が、
海外の大学の医学部を卒業したことにして、
医師免許を不正に取得した疑いがあることが捜査関係者らへの取材でわかった。
府警が大学に確認したところ、
卒業を確認できなかったという。
捜査関係者らによると、
山本容疑者は東京都内の医科大学に一時在籍した後、
約10年前(2010年頃)に海外の大学の医学部を卒業したとして
医師国家試験を受験し、医師免許を取得したという。
(2020年7月26日配信)
上記の通り、山本医師は”海外”の大学の医学部を卒業した”体”で医師国家試験を受験し、医師免許を取得したようです。
しかし、彼が海外の大学の医学部を卒業したという事実はなかったとのこと。
つまり、彼は”闇医者”ということになります。
ただ、問題なのは、どうやって”医学部卒”という”偽の証明書”を入手したのかという点です。
世間の反応
今回の事件も人命の尊厳を軽んじた重大事件だと思うが、
これが事実なら
卒業の経歴を詐称して医師免許が取れてしまう日本の国家試験の制度の大きな穴に更なる不安を感じてしまう。
大変な想いをして医学部に入ったのがアホらしくなる…。
医学部では、
国家試験で求められる知識面だけでなく、
倫理観や、実習を通した患者との関わり等様々なことを学びます。海外の医学部を経る国試受験者は少数なはずですから、
書類審査だけで済ませるのではなく
逐一確認された方がいいかと思います。
私は今年医学部に入学しました。
高校三年間、
人生で一番勉強した期間でした。運動部に所属していて、
家と学校が遠かったため、
朝練のために毎日6時前に家を出て、
部活後は塾に行き、23時に帰宅して、
そこからまた勉強をする日々でした。本当に大変でした。
こんな形で医師になれる人がいることは本当に腹立たしいです。
闇医者:山本直樹はどこの大学(海外)の医学部?
闇医者疑惑が浮上した山本医師ですが、一体、どこの大学に在籍していたのでしょうか?
冒頭の記事によると、彼は「日本の医科大学」と「海外の大学(医学部)」に在籍していたようです。
そこで、彼のFacebookを調べたところ、学歴や経歴は一切記載されていないことが分かったのです。
そのため、山本医師がどこの大学(医学部)に在籍していたのかは不明です。
ただ、海外の大学については「アジアの大学」との情報が得られました。
山本直樹は東京都内の大学の医学部に通っていたが中退、
その後、アジアの学校に留学したという。
※「https://note.com/gekiurajyouhou/n/n29c44fef3281」より引用
しかし、留学先の大学でも卒業は確認されていないため、この大学も”中退”したと思われます。
医師免許の取得ルートは共犯者の大久保愉一?
医学部を卒業していないにも拘わらず、医師免許を取得できた山本医師ですが、一体どうやって取得したのでしょうか?
そこで、この問題について調べたところ、彼と共に逮捕された大久保 愉一(よしかず)医師の関与が浮上したのです。
というのも、大久保医師は過去に厚生労働省の”医系技官”として勤務していた経歴があったのです。
2010年に医師の国家試験を受験する際、
海外の大学の医学部を卒業したと厚労省に申請。以前より知り合いだった共犯の大久保愉一は当時、厚労省の医系技官をしており便宜をはかった疑惑が。
※「https://note.com/gekiurajyouhou/n/n29c44fef3281」より引用
ただ、いくら2人が知己の関係だからといって、”無償”で便宜を図るとは思えません。
医師免許の不正に取得に当たって、2人の間で金品のやり取りがあったと考えるのが順当でしょう。
医科大学の不正については「東京医科大学」でも確認されており、関係者が既に起訴されています。
医師としての適性を欠いた人間が賄賂や裏口入学で医師になれば、日本の医療は衰退の一途をたどるでしょう。
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