こんにちは。坊主です。
今回は、パラリンピックで銀メダリストを獲得したマリーケ・フェルフールト選手を取り上げます。
英語表記:Marieke Vervoort
ベルギー出身の彼女ですが、ここに来て安楽死により死去したことが報じられ世間の注目を集めています。
一体、マリーケ選手とはどんな人物なのでしょうか?
マリーケ・フェルフールトが安楽死により死去
マリーケ選手の死去について「KYODO」は次のように報じています。
パラリンピックの車いす陸上女子メダリストで、
安楽死の希望を公表していたベルギーのマリーケ・フェルフールトさん(40)が、
同国東部の自宅で22日、
医師の立ち合いのもと死去した。関係者が明らかにした。
脊髄疾患で痛みに苦しむ中、
ロンドン大会で金と銀、リオ大会で銀と銅のメダルを獲得。症状は次第に悪化していた。
(2019年10月23日配信)
上記の通り、マリーケ選手は40歳という若さで死去されました。
しかし、彼女は毎晩のように激痛に苛まれており、満足に寝ることさえできない日々を送ってきたのです。
生前のマリーケ選手は安楽死をタブー視する風潮を懸念しており、活発な議論を望んでいました。
安楽死の申請は2008年からしていた
2019年10月22日に死去されたマリーケ選手ですが、実は、安楽死の申請は2008年にしていたのです。
リオデジャネイロ・パラリンピックの陸上女子400メートル(車いすT52)で銀メダルを獲得したベルギーのマリーケ・フェルフールト選手(37)が、
「安楽死」を8年前(2008年)に申請し、
許可証を取得したことを明らかにしました。
※「産経新聞」より引用
(2016年9月15日配信)
上記の通り、安楽死の認可が下りるまで彼女は8年間もかかっていたのです。
やはり、安楽死は非常にデリケートな問題であるため、いくら本人が希望したとしても安易に許可するわけにはいかないのでしょう。
世間の反応
これから老老介護が増える日本でも
安楽死を真剣に議論すべきだと思う。
40歳と言う若さでの死の選択は本人も悩んだでしょうが、
まずは安らかに旅立ってください。安易に選択するものではないが、
日本でも尊厳死とか安楽死について、
反対意見も多くあるが考える機会となれば良いと思います。
痛みは身体の痛みだけではありません。
心の痛みの方が辛い場合もあります。
人生の絶望は障害の有無とは別物です。
生きるかどうかの選択は、
個人の考え方こそが尊重されるべきなのです。
Facebookあり!結婚や家族(旦那・子供)は?
マリーケ選手のSNSを調べたところ、本人のFacebookアカウントが確認されました。
上記の通り、彼女は「独身」で生涯に幕を下ろしました。
そのため、結婚歴もなく家族(旦那・子供)もいません。
ただ、英語版のWikipediaによると、生前のマリーケ選手はラブラドルレトリバーと暮らしていたようです。
Vervoort lived with Zenn, her assistance Labrador.
確かに、彼女のインスタグラムには犬の写真が複数アップされていました。
マリーケ選手にとってラブラドールレトリバーは”家族”だったのです。
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