こんにちは。坊主です。
2019年12月7日、「三菱電機」に勤務する”30代の男性社員”が書類送検されたことが報じられ世間の注目を集めています。
一体、この男性社員は何をしたのでしょうか?
三菱電機でパワハラ!教育主任だった30代の男性社員が書類送検
三菱電機で起きたパワハラについて「朝日新聞DIGITAL」は次のように報じています。
三菱電機の20代の男性新入社員が今年(2019年)8月に××し、
当時の教育主任だった30代の男性社員が教唆の疑いで神戸地検に書類送検された。
労働問題に詳しい専門家によると、
職場での暴言によるパワーハラスメント(パワハラ)をめぐり、
刑法の教唆の容疑で捜査を受けるのは極めて異例という。
複数の関係者によると、新社員の男性は、
生産管理のシステム開発などを手がける生産技術センター(兵庫県尼崎市)に配属された技術系社員。
現場には、
教育主任から「死ね」などと言われたことや、
会社の人間関係について記したメモが残されていたという。
上記の通り、書類送検された男性社員(30代)は”教育主任”でした。
後に発見されたメモによると、新入社員の男性はこの上司から日常的に罵倒され続けていたようです。
一体、この上司は誰なのでしょうか?
世間の反応
教育主任に対する教育がなってない
人を育てる力がない人を登用した組織の責任は大きい
この会社・・
違法残業にパワハラと、
ぜんぜん会社組織が事の重大さを共有してない事がハッキリしたね!8月と云うと社内研修も一通り終わりを告げる事だと思うが
その後に正式に分属される前だから
上司に想像を絶する事を言われたんだろうね!
マネジメントの名を借りた社内イジメ、犯罪です。
立件して、
次の犯罪が行われないような抑止力の先例を示してほしいです。
パワハラ上司は誰?名前(実名)は柳澤?
現在のところ、書類送検されたパワハラ上司の名前(実名)は公表されていません。
一般的に、書類送検された場合は「不起訴」(起訴猶予)になる傾向にあります。
もちろん、起訴の有無を判断するのは検察であるため、検察が「妥当」と判断すれば書類送検でも起訴される場合はあります。
しかし、実務的に考えれば、その割合は圧倒的に少数です。
そのため、「起訴⇒実名報道」という流れは期待できないでしょう。
ただ、ネット上ではパワハラ上司として「柳澤」という名前が挙がっていたのです。
しかし、この柳澤という人物について調べてみても、今回の一件に関与しているという裏付けは一切得られませんでした。
過去にも三菱電機ではパワハラ報道あり
ネット上ではパワハラ上司として柳澤という人物の名前が挙がっていますが、この人物が”今回”の事件に関与したとは言えません。
というのも、三菱電機では過去にも同様の問題が起きているからです。
2016年に発生したパワハラについて「BuzzFeed JAPAN」は次のように報じています。
両親や代理人によると、
Aさんは国立大学の大学院を修了し、
2016年4月に三菱電機に入社した。そして6月に情報技術部ソフトウェア製造技術課に配属された。
Aさんは会社でプログラミング研修は受けたものの、
実務で要求されるレベルは、研修内容を越えるものだった。自ら参考書を購入し、
休日に勉強をしていたものの……。
Aさんは仕事についていけず、
指導担当だった入社5年目のBさんら、周囲にも馬鹿にされ、
絶望したと書き残している。
質問をしても
「一瞬画面を見せるぐらい」
でちゃんと答えてもらえない。
答えられない質問をされた。
そして、部署全員の前ではげしく非難された……。
(2017年9月27日掲載)
この報道にある通り、2016年のケースは今回のケースは酷似しています。
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