こんにちは。坊主です。
今回は、増田寛也さんを取り上げます。
かつては「総務大臣」や「岩手県知事」などを歴任した彼ですが、ここに来て日本郵政の”次期社長”に就任することが報じられ世間の注目を集めています。
一体、増田寛也とはどんな人物なのでしょうか?
増田寛也が日本郵政の社長に
日本郵政の次期社長について「TBS NEWS」は次のように報じています。
かんぽ生命の不正販売問題で、
経営責任が問われている日本郵政グループの社長3人が、
27日にそろって辞任を表明することがJNNの取材でわかりました。
辞任するのは、
日本郵政グループの持ち株会社である日本郵政の長門正貢社長、
日本郵便の横山邦男社長、
かんぽ生命の植平光彦社長の3人です。
3社長は、かんぽ生命の不正販売問題で、
27日に総務省と金融庁による処分が決まるのを受けて、
その日に会見を行い、
辞任を表明するということです。
長門社長の後任には、
増田寛也元総務大臣が就任する見通しで、
残る2人の後任は内部昇格を軸に調整されています。
(2019年12月24日配信)
世間の反応
中途半端な民間もどき日本郵政。
無能な天下りが牛耳っているうちは変わらない。
内部からの昇格らしいが、
不正な環境にどっぷりつかってのし上がってきた人事なら変わりようが無い。問題になった体質を変えないと末端はやる気を失う。信用も。
郵便配達の職員に年賀状販売のプレッシャーかけてどうすんの。
知人に景品付きで売ったり、自腹が横行。
本当に大変。
私の父は郵便配達員ですが、
昨年(2018年)から上司がとても厳しい方に変わり、
仕事にストレスを感じるようになり夜に叫ぶようになりました。そして毎年ノルマを達成するために
色々なものを購入しなければなりません。父の同僚も多くのストレスを抱え、
精神が弱くなっている方がいるそうです。上部がかわっても現場単位で変革が行われなければ意味が無いと思いますが、
とても嬉しいニュースです。
岩手県知事時代に「がんばらない」宣言をした増田さんなら、
少しは期待が持てるかな?でも、天下りは、やはり心配。
現場の苦労を知らないトップは、
自分の延命のため、数字だけにこだわりがち。社員の事なんて、気にもかけない。
その意味で、他の2社が内部昇格ってのは納得できる。
もっとも、
天下り組の内部昇格じゃ、話にならないが・・・
プロフィール
増田さんのプロフィールがこちらです。
生年月日:1951年12月20日生まれ
年齢:68歳
(2019年12月現在)
出身地:東京都 世田谷区
著名な家族:増田 盛(父親)
(1)東京都立 戸山高校
(2)東京大学 法学部
■建設省(現在の国土交通省)に入省
■千葉県 警察本部 交通部 交通指導課長
■茨城県 企画部 鉄道交通課長
■建設省 建設経済局 建設業課 紛争調整官
(退官)
■岩手県知事
(1995年~2007年)
■総務大臣
(2007年~2008年)
■東京大学 公共政策大学院 客員教授
(2019年現在)
小沢一郎との因縁とは?
様々な経歴を持つ増田さんですが、実は、小沢一郎さんとは”因縁”の関係です。
増田さんは小沢さんの後ろ盾を得て岩手県知事に就任したものの、最終的には彼を裏切っていたのです。
小沢さんとの関係について「AERA dot.」は次のように報じています。
与党推薦の元総務相の増田寛也氏(64)。
だが、評価はあまり芳しくない。
「したたかな人、という印象。
最初は小沢一郎に見いだされて岩手県知事になったが、
小沢の力が低下すると、
見切りをつけて離反し、自民党についた。」
「当時、小沢の秘書が、
裏切ったことに腹を立ててコップの水を増田にかけた、
というのは地元では有名な話です」
(岩手県政関係者)
(2016年7月20日配信)
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