こんにちは。坊主です。
2019年12月26日、”ある死刑囚”の死刑が執行され世間の注目を集めています。
法務省によると死刑が執行されたのは、中国人の魏巍(ウェイ・ウェイ)とのこと。
一体、魏巍とはどんな人物なのでしょうか?
魏巍(ウェイ・ウェイ)の死刑が執行される
魏巍に死刑執行について「産経新聞」は次のように報じています。
法務省は26日朝、
死刑が確定していた1人の死刑を執行した。関係者への取材で分かった。
森雅子法相は同日午前、
法務省で臨時の記者会見を開く。
関係者によると、
執行されたのは中国人の元専門学校生、魏巍(ウェイウェイ)死刑囚。
死刑執行は今年(2019年)8月以来で、
10月31日に就任した森法相のもとでは初めて。
(2019年12月26日配信)
死刑が執行された魏巍の画像がこちらです。
ただ、今回の事件は魏巍の単独犯ではなく、2人の共犯者が存在しています。
そのうち1人は中国で死刑が執行されていますが、もう1人は無期懲役が”確定”しているのです。
一体、2人の共犯者とは誰なのでしょうか?
世間の反応
判決から半年以内の執行が、法律に記載されてますね。
決まったらどんどん執行して欲しい
税金の無駄
日本の死刑制度に反対する方は多いが、
その国の法は、その国独自の文化風習に馴染んで制度されています。今の日本に死刑制度は、まだ必要だと思います。
無期懲役の共犯者は誰?名前+画像は?
2人の共犯者について産経新聞は次のように報じています。
共犯の中国人2人は犯行直後に中国へ逃げ帰ったが、
中国当局が身柄を拘束し、
1人は死刑判決を受け、17年7月に刑が執行された。
もう1人は
「自首し、事件解明に協力した」
として無期懲役が確定している。
上記の通り、無期懲役になった理由は「真相解明に協力した」という理由によるものでした。
産経新聞の報道では2人の共犯者の素性は明かされていませんが、「Record China」の記事より、実名が確認できたのです。
共犯の楊寧(ヤン・ニン)と王亮(ワン・リアン)の2人は事件後すぐに帰国したが、中国で逮捕された。
楊は死刑判決を受け2005年7月に執行、
王は無期懲役の判決を受けた。
(2011年11月4日配信)
上記の通り、無期懲役が確定したのは王亮でした。
2人の素顔を調べたところ、「フライデー」に彼らの素顔が掲載されていました。
※「フライデー」より引用
犯行の動機とは?
逮捕・起訴された魏巍ですが、一審では”犯行のみ”を認めた後に黙秘を貫きました。
しかし、第二審となる高裁では動機や共犯者の役割を供述し始めたのです。
魏巍によると、犯行は「金目的」とのこと。
ただ、彼は共犯者から犯行に”勧誘”された立場だったのです。
しかし、魏巍が犯行に加担した理由は、あまりにも身勝手で理不尽極まりないものでした。
法廷に立った魏被告は流ちょうな日本語で、
「魔が差した。
当時は日本語があまり話せず、孤独だった。
中国の友人との付き合いが孤独を埋めてくれた。
友人への忠義が何より大事だった。
友人が言うことは何でも聞かなければと思った」
などと動機について供述。
※「Record China」より引用
(2011年11月4日配信)
上記の通り、魏巍は「友人への忠義を通す」という歪んだ正義感で犯行に加担していたのです。
森まさこ法務大臣のコメント
魏巍の死刑執行に際して「森まさこ」法務大臣は次のようにコメントしています。
「申し上げるまでもなく、
死刑は人の生命を断つ極めて重大な刑罰で、
その執行に際しては慎重な態度で臨む必要があるものと考えた。」
「それと同時に、
法治国家においては、
確定した裁判の執行が厳正に行われなければならないことも言うまでもないところだ。」
「特に死刑の判決は極めて凶悪かつ重大な罪を犯したものに対し、
裁判所が慎重な審理を尽くした上で言い渡すものであるので、
法務大臣としては裁判所の判断を尊重しつつ、
法の定めるところに従って
慎重かつ厳正に対処すべきものと考えている。」
「本日の死刑執行はこれらのことを踏まえつつ、
慎重な検討を経た上で死刑執行命令を発したものである」
※「AbemaTIMES」より引用
(2019年12月26日配信)
死刑執行への反応
刑の執行は、
やはり女性の方が肝が据わってるのかな。上川元大臣とか、
正直怖いのにやってのけたし。法務大臣を受諾した時点で、
執行には消極的な奴は受けるべきではない。
とても重い決断をされたことに敬意を表します。
法律で定義され、
裁判にて確定していることとはいえ
実際に執行命令を下すという事はその立場になったに人間ではないと計り知れない苦悩があると存じます。
覚悟の上での署名ですな、
そうでないと法務大臣は出来ない、
一番法務大臣で嫌な仕事と個人的には思いますな。
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