こんにちは。坊主です。
今回は、韓国の元大統領を務めた全 斗煥(チョン・ドゥファン)氏を取り上げます。
2021年11月23日、全 斗煥氏の死去が報じられ世間の注目を集めています。
一体、死因は何だったのでしょうか?
全 斗煥(チョン・ドゥファン)が死去
全 斗煥氏の死去について「中央日報」は次のように報じています。
全斗煥(チョン・ドゥファン)元大統領が23日に死去した。
享年90。
持病を患っていた全元大統領はこの日午前8時40分ごろ、
ソウル西大門区延禧洞(ソデムング・ヨンヒドン)の自宅で息を引き取った。
(2021年11月23日配信)
上記の通り、全 斗煥氏は90歳で死去されました。
しかし、死因については言及されていないのです。
一体、死因は何だったのでしょうか?
また、生前に患っていた持病とは何だったのでしょうか?
世間の反応
大日本帝国陸軍士官学校出身の朴正煕を崇拝、
日本にも造詣が深かったが時代が遅過ぎた。優秀な戦略論と統率力が発揮出来る1950年台に必要だった人材。
腐敗と汚職が続く民主化の犠牲者。
意外。まだ90歳だったんだ。
故人のご冥福をお祈りしましょう。
日本社会は韓国社会とは違って、
死者に鞭打つような文化はありませんが、
かの国では左派を中心に「死してなお断罪」する行為があるものと、予想します。
死因は病気?持病の病名は?
現在のところ、海外のメディアを調べてみても死因については言及されていないことが分かりました。
このことから、死因について報じていないのは国内メディアだけではないことになります。
恐らく、現在の時点では、全 斗煥氏の死因は関係者にしか伝えられていないと思われます。
ちなみに、同氏の持病を調べたところ、「アルツハイマー」という病名が確認されました。
親族の説明によると、全 斗煥氏は2013年にアルツハイマーと診断され、認知能力が著しく低下していたようです。
一般的にアルツハイマーは認知症として認識されていることから、これが死因になるとは考えづらいでしょう。
しかし、アルツハイマーの終末期には病変が脳にまで達してしまうため、全身の機能が低下してしまいます。
そのため、循環器や呼吸器にも悪影響を及ぼし、それらも機能不全に陥ってしまうケースが報告されているのです。
また、モノを飲み込む力(嚥下能力)も低下することから、飲食物や唾などが誤って気道に入り、肺炎を起こす事例も珍しくありません。
つまり、アルツハイマーは直接的な死因にこそなりませんが、症状が進行すると致命的な病気を引き起こしてしまう危険があるのです。
また、アルツハイマー以外の病気では、「多発性骨髄腫」と診断されていたことも分かっています。
全斗煥(チョン・ドゥファン、90)元大統領が血液がんの一種である多発性骨髄腫の診断を受けたことが分かった。
※「https://s.japanese.joins.com/JArticle/282155」より引用
多発性骨髄腫は血液の癌であるため、治療には抗がん剤が用いられます。
しかし、全 斗煥の場合は年齢が90歳と高齢であることから、抗がん剤治療ではなく対症療法での治療が選択されていました。
全 斗煥の病気(持病)についてはアルツハイマーと多発性骨髄腫が確認されていますが、恐らく、死因となったのは後者だと思われます。
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