こんにちは。坊主です。
今回は、車いすユーザーの篭田雪江さんを取り上げます。
https://note.com/kagoyuki12075/
「雪江」という名前から女性を連想しがちですが、実際の性別は”男性”です。
2021年7月14日、「withnews」の籠田さんの話題が取り上げられ世間の注目を集めています。
籠田さんによると、とあるスーパーにパートナーと出かけたところ、男児から差別用語を向けられたとのこと。
一体、籠田さんのパートナーは何と言われたのでしょうか?
男児からの差別用語に篭田雪江が激怒
籠田さんのパートナーに向けられた差別用語について、withenewsは次のように報じています。
パートナーは私と違い、
日常生活に全く支障はない。運動機能も正常だし、
時々腰や肩が痛くなるくらいで、
これといった病気もなくいたって健康だ。だが外見は「普通のひと」と異なる点がある。
詳細は書けないが、
それは小さな子どもが見てもひと目でわかる。
その子が言った言葉は、
私にとって絶対に許すことのできないものだった。公の場所や文章(一部例外はあるが)なら一発アウトの差別用語でもある。
だが男の子はどこで覚えたのか知るよしもないが、
パートナーをのぞき見てはその言葉を繰り返していた。
レジで会計をしていたとき、私ははっと顔を上げた。
男の子の姿がレジの向こう側にあった。
慣れたのか、今まででいちばん距離が近かった。
先ほどと同じつぶやきもはっきりと聞き取れた。
私はほぼ無意識に、
男の子にしかめた顔と目を向け叫んでいた。「うるせえ!」
予想以上に大きな声だった。
周りのレジ係やお客さんたちの視線がいっせいに私に集まった。
男の子もびくりと肩を動かし、さっと走り去った。
(2021年7月14日配信)
上記の通り、籠田さんのパートナーには”一発アウト”の差別用語が向けられていたのです。
そのため、籠田さんは思わずその男児を怒鳴りつけてしまいました。
恐らく、その差別用語は大の大人でも理性のコントロールが出来なくなど程の言葉だったのでしょう。
彼のパートナーは外見上”普通の人”とは言えない身体的特徴があります。
その特徴は子供でも理解できるほど顕著なもので、これが原因で差別に遭いやすいと言います。
一体、パートナーへ向けられた一発アウトの差別用語とは何だったのでしょうか?
世間の反応
子供でも言っては駄目なことはしっかり駄目だと言い聞かせないといけない
子供の時に教えられた事は大人になっても
その影響受けてるなって結構感じるし、
その子供のためになるはずまあ、
今回のケースは怒鳴っただけで叱るようなことはしてないけど、
子供側が駄目なことって感じたから
母親に何かしら話したんだろうねそれから子供の母親が理解のある人で良かった
読解力が足りないのかもしれないが、
どういう話なのかよくわからない。何の障害でパートナーがなんなのか、
子どもがどういう発言をしたのか。重要な情報が足りなすぎて何が言いたいのかよくわからない。
「人を見た目で判断するな。」
「人が傷付くこと言うのはダメ」
ってこと?
事実に基づいた話なんだろうけど、
ここまで隠すなら公に出るべきではない。
3文字でいわゆる「放送禁止用語」を言ったのかと想像しました。
ただ、
そんな年齢の子が知っているかな?とは思いましたが。
パートナーは誰?差別用語とは何て言われた?
籠田さんのSNSを調べたところ、本人のTwitterが確認されました。
このたび、電子書籍を出版させていただきました。https://t.co/UiWYNLscIM
障がいを持つ涼と、ある秘密を抱えた奈美が少しずつ心を通わせていく物語です。出版にあたっては、のぎさん #nogi0000awj のサポート、あとがきは碧月はるさん #haru35525859 にお願いしました。心よりお礼申し上げます。
— 篭田雪江@電子書籍「川べりからふたりは」発売中 (@kagotaonthehill) April 23, 2021
しかし、過去の投稿を遡ってみても、パートナーと思しき人物の姿は確認できなかったのです。
パートナーの外見が分かれば、男児から言われた差別用語も凡その見当がつくはずです。
冒頭の記事では肝心な部分が曖昧に記されているため、ネット上では差別用語の内容を巡って様々な”憶測”が飛び交う事態となっています。
har***** |1時間前
その部分を言いたくないのはわかるが、
言わないとこちらも受け取りようがない3文字で、いわゆる「か、」で始まるあれは古い言葉過ぎるし
パートナーさんは五体満足そうですしね
※「Yahoo!コメント」より引用
「か」で始める3文字の差別用語とは「カタワ」を示唆していると思われます。
カタワは身体の一部が欠損している身体障碍者を意味する言葉ですが、差別的な表現であることから公の場で使用することは憚れています。
ただ、籠田さんは自身のパートナーについて「日常生活に支障はない」「運動機能は正常」と表現しています。
もし身体の一部が欠損している身体障碍者であれば、これらの表現に一致しません。
そのため、パートナーに向けられた差別用語はカタワではないと思われます。
また、カタワ以外では「小人症」の可能性を指摘する声も上がっていました。
アビシニアンのアビちゃん |14分前
まあ、あくまでも推測だし下世話かもしれないが、
明らかに多数の人と違う外見で日常生活に支障がないけど
申請すれば手帳も取れる…ということは、低身長とかかなと思った。それなら子供でも知ってる差別用語はあるからな。
公の場やフォーマルな文章では確かに使えない言葉だ。
※「Yahoo!コメント」より引用
確かに、低身長を揶揄する言葉としてチビという表現が存在します。
小人症の方にとってチビを言われて傷つかない人間はいないでしょう。
しかし、いくらチビという差別用語を向けられたからと言って、男児相手に激怒したという点に疑問符が付きます。
もちろん、「絶対に許すことができない」という線引きは個人によって異なるため一般化はできません。
ただ、小人症であれば「日常生活に支障はない」という表現には合致しないと思われます。
最近のコメント