こんにちは。坊主です。
今回は、ドラマ「古畑 任三郎」に関する都市伝説を取り上げます。
https://twitter.com/miikkann/status/1440277312818212876
故・田村正和さんを代表する作品でも「古畑 任三郎」ですが、同作品にはどんな都市伝説が存在するのでしょうか?
目次
古畑 任三郎の都市伝説(1)勝 新太郎が犯人役で登場する予定だった
「古畑 任三郎」といえば、大物ゲストが犯人役を演じることで有名です。
実は、この犯人役として故・勝 新太郎さんの名前も挙がっていたのです。
#敬老の日だからカッコイイ爺さん婆さんを貼ろう
勝新太郎さん pic.twitter.com/KrgwuXJeFR— しゃーくふかまち (@3veCcazjPT3wVbM) September 19, 2021
劇中の勝さんは”ウエスタン歌手”という設定で、そのタイトルは「殺意の賛美歌(仮)」というところまで決定していました。
https://twitter.com/5749hiro/status/1394788409223225346
このエピソードは1996年の第2シーズンにオンエアが予定されていたものの、勝さんが主演を務める「夫婦善哉東男京女」という特別舞台の時期と重なってしまったのです。
そのため、勝さんは泣く泣く「古畑 任三郎」への出演を降板することになったのです。
世間の反応
それはそうと古畑任三郎がやっとレンタル屋にあった。
見るたび空箱だったんで半分諦めてた。見るぞー!
まあ2巻以降は借りられてたんだけど。
古畑任三郎ほんと名作やなぁ。
古畑任三郎が好きだった人は
ネタバレ平気と勝手に思ってるw
古畑 任三郎の都市伝説(2)志村けんが犯人役で登場する予定だった
「志村けん」さんも犯人役としての出演でオファーを受けていました。
志村けん氏が死亡したこと#未だに信じられないこと pic.twitter.com/eE3rMR193G
— さっしー4101 (@4101y) September 22, 2021
しかし、志村さんは過去のインタビューにおいて「演出されるのが嫌い」と公言していたのです。
志村さんはコントでもアドリブなどの即興性がある笑いを好んでおり、「演出されるのが嫌い」という発言とも符合します。
そのため、志村さんは自身の信条を理由に「古畑 任三郎」のオファーを断ったとされています。
ちなみに、当初の予定では志村さんは”監察医”として出演する計画が組まれていました。
ところが、このオファーを志村さんが断ったために、その役を演じたのが緒形 拳さんです。
緒形さんは「黒岩博士の恐怖」(1999年放送)というエピソードで犯人を演じていますが、本来であれば、この役は志村さんにオファーしていたのです。
【古畑任三郎】
「黒岩博士の恐怖」より「世間話するつもりはない」と言っておきながら
相撲の話に乗っかちゃう緒形拳さんがかあいい☺️ pic.twitter.com/SIdszreKiG— 玉置コウスケ (@ko_1989HKD) September 17, 2021
緒形さんが演じた黒岩博士も秀逸でしたが、志村さんが演じた犯人も後世の語り継がれる程の”名犯人”になっていたことでしょう。
古畑 任三郎の都市伝説(3)織田裕二が犯人役で登場する予定だった
番組側は織田裕二さんにも犯人役のオファーをかけていました。
その際、役名は「司馬 江太郎」という予定だったのです。
この司馬 江太郎という役名は「振り返れば奴がいる」というドラマで織田さんが演じていたキャラクターです。
https://twitter.com/Drpempe/status/1382093292712562688
実は、「古畑 任三郎」と「振り返れば奴がいる」の脚本を手掛けていたのが三谷幸喜さんだっため、ちょっとした”遊び心”で両ドラマをクロスオーバーさせようとしていたのです。
しかし、織田さんが演じた司馬 江太郎は「クールでミスをしない」という完全無欠の設定だっために、ドラマのイメージを守るために「古畑 任三郎」への出演オファーを断ったというわけです。
古畑 任三郎の都市伝説(4)「赤い洗面器の男」のオチ・結末・ネタバレは?
「古畑 任三郎」ファンの間では「赤い洗面器の男」という有名なエピソードがあります。
このエピソード自体は本編に全く関係のない小噺で、脚本家の三谷さんの遊び心の一つです。
本編の要所で登場する「赤い洗面器の男」ですが、実は、そのオチは決して明かされることはないのです。
そのため、ファンの間では「赤い洗面器の男」のエピソードは伝説と化しているというわけです。
ネット上で考察されている「赤い洗面器の男」のオチ(結末)がこちらです。
「赤い洗面器の男」を略して「赤洗」となり、
これが「あかせん」と派生して最終的には「明かせん」と変遷し、
これが「オチは明かせん」と解釈されたパターン。
「赤い洗面器の男」のエピソードは、
赤い洗面器を頭に乗せた男がそれを落とさないように歩いてくるというもの。
これが「落ちない」から「オチなし」と派生し、
「オチ(結末)がない」と解釈されたパターン。
ただ、これらの考察に対して、三谷さんは「オチはある」と明言しているのです。
しかし、そのオチ(結末)は現在においてもネタバレされておらず、「赤い洗面器の男」が意味するところは創作した本人しか分かりません。
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