【その後】ライオン映画Roar(ロアーズ)の怪我画像

時事

こんにちは。坊主です。

今回は、1981年にアメリカで公開された映画「Roar」(ロアーズ)を取り上げます。

本作品は”ファミリー映画”に分類されていますが、作品中にはライオンやトラなどの猛獣が150頭以上も登場します。

さらに、それらの猛獣は全て”野生の個体”であり、一切調教されていないのです。

現在では考えられない状況で撮影されたことから、Roarは「ハリウッド映画の歴史を変えた作品」とも評されています。

一体、ライオン映画「Roar」(ロアーズ)とはどんな作品なのでしょうか?

ライオン映画「Roar」(ロアーズ)における怪我は全て本物※画像あり

冒頭でも触れた通り、本作品に登場するライオンなどの猛獣は全て野生の個体です。

そのため、撮影時に出演者やスタッフは幾度となく猛獣に襲われており、怪我や流血に見舞われているのです。

しかし、本作品が狂気と評されている理由は、出演者の怪我や流血をそのまま放送している点です。

さらに、怪我や流血シーンを映画の宣伝ポスターにも起用しているのです。

実際の怪我・流血シーンがこちらです。

上記の通り、関係者の中にはライオンなどに襲われて、120針または200針も縫う大怪我を負う事例も報告されていました。

通常であれば、怪我や流血などのハプニングが発生した際、当該シーンはお蔵入りとなります。

しかし、Roarの場合は、それらをお蔵入りにすることなく、むしろ宣伝材料として積極的に利用していたのです。

なお、本作品で怪我を負ったのは”人間”の出演者のみであり、ライオンなどの猛獣は一切怪我を負っていないようです。

世間の反応

Wikipedia見たけど、あらすじとかネタバレ載ってないな。

地味に気になるw

最高にキチガイ映画(誉め言葉)

これ死者が出ても、それすらネタにしそうな圧倒的な狂気。

映画公開後のその後は?死者は出た?

1981年に公開されたRoarですが、製作期間は実に11年間にも及んでいます。

ところが、製作期間中に掛かった費用1700万ドルに対して、興行収入はわずか200万ドルしかなく、本作品は完全な赤字となったのです。

赤字になった理由は幾つかありますが、最大の要因は、製作期間が長すぎたことでハリウッドが興味を失ったことでした。

そのため、1981年当時、北米ではRoarが一切上映されなかったのです。

ただ、2015年にはリバイバル上映されており、その時は全米50都市で公開されています。

こうした事情から、現在でも本作品がカルト的な人気を誇っていることが窺われます。

なお、本作品では怪我人こそ続出したものの、幸いなことに死者は1人も出ていません。